学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

勘弁してくれよ

2011年05月12日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・5月12日≫
…寝る時間になってから
母親「あっ、総合の宿題を忘れてた。調べなきゃ。有香ちゃんノートは?学校じゃない?」
有香「家にある」
母親「この間、道徳の時間に持って行って、学校に置いてきたんじゃない?」
有香「家にある」

…有香の部屋に行くと、置いてありました
母親「あったわ」
有香「勘弁してくれよ」
母親「誰の宿題よ!」

子供とは?

2011年05月12日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・5月12日≫


有香「これ何?」
母親「それは触らないで、結婚のお祝いを入れる袋だから」
有香「誰が結婚するの?」
母親「Aさんの子供」
有香「何歳?」
母親「二十何歳と違う?」
有香「大人やん」
母親「そうよ、結婚するんだから大人よ」
有香「じゃあ何でさっき子供って言ったん?」

母親「お父さんは何歳になってもおばあちゃんの子供なのよ。有香ちゃんは40歳になってもお母さんの子供よ」
有香「ふ~ん」
父親「難しいね」

細かいことが聞き取れるようになったと感心しました。と同時に、言葉を教える難しさを感じます。

迷子

2011年05月12日 | 家庭生活
≪6年生・5月9日≫
広いホームセンターでレジに並んでいる時、3メートルほど離れた所にいた有香が、支払いを済ませて振り向くといなくなっていました。
20分ほど探しても見つからなかったので、サービスカウンターで呼び出しをお願いしました。
めったに来ないホームセンターなので、待ち合わせ場所(サービスカウンターとか○○売り場)を言っても分からないと思い、お客様に向けて「○色の体操服を着ている○センチの女の子…」とお願いして探してもらうしかないなぁ~と思いましたが、とりあえず名前で呼び出してもらうことにしました。

店内放送は、まずお買い物中のお客様に向けての挨拶から始りました。普段気にかけないけれど、注意して聞くと、前置きがとても長く感じました。
最後に本題の呼び出しがありました。
「○○有香様、お連れ様が自転車コーナーでお待ちです」
前置きが長いから耳に入らなかっただろうと思いました。また、聞いていても「お連れ様」じゃ分からないなぁ~と思いました。

と、前方から走ってくる小さな人影が見えました。
名前を呼ばれたことが分かったそうです。

有香も母親を探して店内を回っていたそうです。有香には迷子になったと思ったら、自分から店員さんに「お母さんがいません」と話なさいと伝えました。

店内放送で探せることが分かり良かったです。