ちょこちょこ帳

ちょこちょこした物やおもしろい物を中心に、気が向いた時に更新していきます。

天満天神繁盛亭。

2012-04-05 23:00:23 | お出かけ
父が半年に1度の、東京へ検診に行く日。

母が、唯一心穏やかに過ごせる日(^^;)


前々から計画して・・・「天満天神繁盛亭」で落語を

観に行くことに。

もちろん、父にはご内密です。”墓場まで”コースです(笑)


よく、こうゆう話を誰かにすると、

「優しいねー」とか、
「お母さん思いやねー」って言ってくれる人がいます。


そんないいもんではなくて、
家の中での母を見てると、なんだか可哀相で。

楽しみとか、喜び、目標、希望、夢・・・

そういう鮮やかなモノと本当に縁が無いというか、

かけ離れた所で生活してる感じがして。


私の中にある正義感(あまり強い方ではないですが・・)に
従うと、「連れ出してあげるのは私しかいーひんやん!」と
ゆうことになるのです。

なんだか大袈裟に書いてしまいましたが(笑)


天満で降りて、天神橋筋商店街をてくてく。

私が大好きな「西洋茶館」でお茶。




マロンのシフォンケーキと、


ピーチアプリコットのハーブティー。


ポットカバーが可愛い☆




まだ時間に余裕があったので、天満宮でお参り。


境内の中にある、

登龍門。





この語源って、中国の黄河を鯉が昇るときに、
最後まで昇れた鯉は龍になれたっていう
言い伝えからきてるみたいです。

繁盛亭、何気に初めてだったので、ワクワク。




”う”列で、前から2列目でした。
でも、最後列でも10列くらいしかないくらいの、
小さな寄席でした。

この日の公演は、

「月亭八天の嘘も誠も都構想」

というもの。

八方のお弟子さんの八天さんと、
そのまたお弟子さんの天使さんと
八方師匠が出演。

てっきり、大阪都構想をうまいこと折り込んだ社会的な落語なのかな~と思ってたのに、
全く無関係で(笑)

八天さんが来年、月亭文都(ぶんと)を襲名するらしくて。
その"都"をつまんだだけ、という(笑)

お金を払って落語を観たのは初めてだったんですが。

思ったより、声を出して笑いました-。

八天さん曰く、八方師匠は現在63歳で、3年前から急に落語をやりたいと言い出したと。

"60の手習い"だと(笑)

八方さんもまた、
『今まで世間や人に怒られるようなことはしてきてない、弟子にはいつも叱られるけどね(笑)』
と。

この、ひょうひょうとした師匠としっかり者の弟子との、
ほのぼのした師弟関係がすごく良いな~って思いました

しかし八方さんはやっぱり巧いですね。
他愛もない話題でも、自然に笑わせてくれました。


隣でお母さんが笑ってて。

「来てよかったぁ」って、心の中でガッツポーズ(^^)


笑う門にはきっと、福も・・・夢も、希望も、来はる。

だと思いますーーー


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