ちょこちょこ帳

ちょこちょこした物やおもしろい物を中心に、気が向いた時に更新していきます。

納会。

2010-01-19 15:50:07 | お仕事
去年のハナシです。

ウチの会社は、「忘年会」という言葉を避けたがります。

俗にいう「納涼会」や「忘年会」は、「納会」としています。

これは先代の創業時からのポリシーで、

「年を忘れてはいかん。
良いコトも悪いコトも、忘れるのではなく
自分の中に”納め”なあかん。」

という概念らしいです。


こちらとしては、どっちでもいいんですけど(笑)

初めて聞いた時、巨人軍か、って思いましたけど

そんな納会を控えた某日、
社員にある用紙が配られまして・・・・

見ると、「○○さんの○○に感謝!BEST3」
    「○○さんの○○がスゴイ!(尊敬する)BEST3」

と書いてある・・・

納会で発表するから、社員全員分の”ヨイショ”を各自書いて提出せよ、
とのコトらしい・・・・



さ、サブい・・・・



激サムなんですけど・・・・


しかも、言い出しっぺの社長の分まであるし


一応匿名でいいらしいけど、この少人数やし字を見れば分かっちゃいます(笑)

先輩が皆の分をまとめて入力し、便箋に印刷して納会当日に読み上げ、
その後各自に配るとのこと。
なので、先輩以外の人間は誰が何を書いたのかは知らないまま。

ブーブー言いながらも何とか用紙を埋め、
当日を迎えました


会社近くの居酒屋でいつものように飲んだくれ、
宴もたけなわに・・・・幹事の営業の若い女の子が前に出て・・・・

さぁ、キモチワルイ時間の始まりです


「○○さんは残業惜しまず頑張っていてスゴイ」

「○○さんは顧客管理が素晴らしい」

「○○さんは・・・」


一つ読み上げるたびにパラパラと拍手が。

用意された誉めあいで誉められても、なんか複雑。。。

早くも3番目に回ってきた私の番。

一気に視線がこちらに


「売上・仕入・請求の全てを一人で担っててすごい」とか
「いつも笑顔でエライ」とか、「優しい」とか・・・

まぁそれなりに有り難いコト書いてあったんですけど、

その中で一人・・・・




「マイペースだけど・・・」




と書いた奴、誰や(笑)




マイペースだけど、○○をがんばっている
とかじゃなくて、・・・・で終わってた(笑)


悪口やん(笑)



○○は頑張っててスゴイと思う。マイペースだけど。←みたいな。


だけど、何やねん(笑)


ま、いいけど


他の方々は普通に誉められ、讃えられ、気分よく宴を終えたようでした。

社長の意図はというと、
皆に「ありがとう」と伝えたいけど良い伝え方が分からなくて、
ある新入社員に相談したら
「みんながみんなに思うありがとうの気持ちを集めて、手紙にしてそれぞれ
送ったらどうですか」という答えが返ってきたらしい。
お金を掛けたモノではなく心を込めた気持ちを送るのが一番だと気付いたと。

最初はぶーたれたけど・・・・
いい話やと思いました。
社長のタダの思いつきじゃなかったみたいです。

でもあれ以来、

「あれ(マイペース)書いたん誰や」と
腑に落ちてない私が居ます






おれいのことば。

2010-01-15 15:52:26 | 日記
ワタクシごとですが

昨日、無事28歳の誕生日を迎えました。
今年最初のウソをつきました。
正しくは、34歳らしいです。

15名ぐらいからお祝いメールをいただいちゃいました。
こんな私のなんてことない誕生日を覚えててくだすって、感激です

皆さま、有り難うございました。

そしてこれからもよろしくお願い致します。


りょうちゃんと前日にお話してて気付かされたコト・・・

”生きてるだけで幸せ”

やなーと、改めて思います。


両親が、この世に授けてくれた大切な命。
そして、すっかり大人になった今でも守ろうとしてくれてる命。

そんな偉大な父母に対し、何の恩返しも出来てないどころか、
スネをかじり、時に反抗し、時に悲しませ心配を掛け続けている情けない現状。。。

周りの友人を見ていると、みんな私よりもしっかりしてるし賢明だと思う。
世間知らずで危機感をあんまり感じずのうのうと生きてきた私とは違って。

今になって思うのは、

親が"甘やかした"んじゃなくて私がただ"甘えてた"んですよね。

そして。

誕生日の朝起きて一番に感じた思いは、感謝ではなくて自己嫌悪でした。

親や兄姉に対して素直に接しきれてない自分。
自分に言い訳ばかりしてる自分。
家族だけでなく友達にも迷惑掛けている自分。

そんな自分に対して誰も批判することなく、
無条件で手を差し伸べてくれる周りの優しい人々。

なんか、申し訳ない。ごめんなさい。って。

「ありがとう」ってすぐには素直に思えなかった。

してもらった分としてあげた分のバランスって、難しい。

してもらった分が大きすぎると申し訳なく思うし、
してあげた分が多くなるとついつい見返りを求めたりして。

会社に行くまでの道にある証券会社の標語に書かれてたことば。



『人に与えた恩は、水に流せ


 人に受けた恩は、石に刻め』



を思い出しました。



誕生日を迎えて、歳を一つ重ねたコトを喜んでくれる全ての人達、
私が今生きているコトを実感させてくれる全ての人達、
私が生きていくうえで必要な何かを与えてくれる全ての人達に・・・


本当に・・・・・



「ありがとう」





です



はじまり。

2010-01-03 01:45:50 | 日記
明けましておめでとうございます。

昨年もお世話になり、ありがとうございました。

今年も宜しくお願い致します。


こんな下世話なブログをいつもご贔屓頂いてる6名様の為にも(笑)
私なりに精進したいと思っておりますので、
見捨てないでやってください


1月2日。久々に家族全員が揃っての夕食でした。
お姉も元旦の夜から帰ってきていて、いつもなら父が上機嫌で、
お酒を飲みすぎて饒舌になって・・・というのが我が家の常。

ちょうど「ドリームマッチ」が始まった頃ですよ。

こないだの父の誕生日(12/26)にお姉がプレゼントした朱色のシャツが
不自然な場所に置かれていたので

「なんであそこに置いてるの?」と聞いたら、

「(持ってる服と)よぅ似てるからにぃ(兄ちゃん)か誰かにあげようかと
思って。」


・・・・・・・。


お姉の顔はたちまち紅潮し、
「(いつも同じシャツを着てるから)ああいうのが好きかと思ってわざと似たやつ探したのに!!
誰かにあげるぐらいやったら返品してくるわ!!」

そう言ってみるみるうちに目にいっぱい涙を浮かべ、
部屋を出ていってしまいました。

泣き顔を見られたくなくて咄嗟に居間を出て、気持ちを落ち着かせてから
戻る様子でした。


「なんやあれ?・・・・オレ悪いことしたか??」と聞いてくる残念な父。


せっかく貰ったプレゼントを、似た物を持ってるからといって
誰かに譲ろうという、中2男子並みのデリカシーの無さ



「そりゃ怒るで。プレゼントする側は気持ちをあげてるのに。
それを誰かに回されたら誰だって嫌やん。」
と、”お父さんが悪い”と強調しときました。

目を真っ赤にしたお姉が戻ってきて、父が

「ごめん。今みんなに叱られたわ。俺が悪かった。許してくれ。」

と一応詫びを入れたものの、お姉は無言・・・そしてまた涙。

と、何故か、私までいたたまれない気持ちになり、涙が(笑)


結局お姉の涙は止まらず・・・
きまりの悪さと、一旦泣いてしまうと引っ込みがつかないという事を想像出来ない
中2男子の父は

泣き止まない 

  ↓ 

許せないと思われている 

  ↓

そんなに俺が悪いのか


  ↓

ララバイララバイ おやすみよ 

  ↓

ギザギザハートの子守唄


と思ったか思わないでか、


『なぁ、もう許してくれや(ちょっとキレ口調)』

と逆ギレしてしまい、ついにお姉は自分の部屋に戻り、
数分後自分のマンションへ帰ってしまいました




いいですか、皆さん。1月2日ですよ(笑)
ど正月ですよ

・・・・はぁ今年も波乱の幕開け・・・




いきなりこんな話題で失礼しました


今年もこんなんですが宜しくお願いします