ちょこちょこ帳

ちょこちょこした物やおもしろい物を中心に、気が向いた時に更新していきます。

診断、そして治療スタート

2018-11-20 18:16:04 | ニャンコ
車で40分くらいかかるその病院は、
ペットの総合病院といった感じで、
一階はワンコの受付、診察、
二階はニャンコや鳥さんやハムスターなどの小動物の受付、診察と、猫や小さい動物達が
ワンコの鳴き声などで怖くないように
配慮されていました。

事前に電話で連絡していたので、
スムーズに診察してくれました。

ミーシャはすぐ暴れん坊だとバレてしまい、
まず爪切りします、と言われました。

若くて綺麗な女性の獣医さん、そして同じように若くて可愛らしい助手の方々に抑えられても
暴れて抵抗して脱糞してしまったミーシャ。

強制給餌した分の、少しだけのウンチでしたが、
腸が動いている証拠の品になったので、
少しホッとしましたが。

で、さらに詳しい血液検査と、エコーをしてもらいました。

エコーをパソコンで見せてもらい、
この子は心筋症の疑いが強い、と。
左心房の外側の壁の筋肉が厚くなっていて、
それで心臓のポンプの動きが弱まり、呼吸が
荒くなっていたんでしょう、と。

で、肝臓は数値は高いものの、
肥大したり大きな変化は見られない、

心臓の血液循環が弱まり、それで肝臓の働きも
悪くなり、数値が上がってしまったのかも、

胸や肺に水は溜まってないけど、
お腹に溜まっている

少しそのお水を抜いたので、それが心臓の
原因からのものか、今調べています

とのことでした。

そして、結果は、やはり心臓からの可能性が
高いと言われてしまいました。

まず肝臓の治療の為に点滴を毎日続ける必要がある、と。

でもミーシャちゃんは怖がりだし入院はかなりのストレスになるので、通院の点滴でも大丈夫ですが、お家でも肝臓のお薬を飲ませてください、と。
心臓のお薬も始めた方がいいので、
こちらも飲み薬でお家であげてください。

悲しんでいるヒマもないまま、あらゆることが決められていきました。

そして食欲なくてもご飯は無理やりでも
食べさせてください、と言われました。

昨日の夜行った病院では、
「今の状態やったらご飯あげへん方がいいよ!
猫なんか1週間くらい食べんでも死なへん!」

て言われたんです。

その言葉で、強制給餌もミーシャの為を思ってやったことがまた裏目に出てしまったのかと、
姉と2人で後悔していたのですが…

やっぱり病院選びは重要だと再確認しました。

そのベテラン怠慢親父病院の親父先生は、
ミーシャに対しても私達に対しても、
ベテランなりの経験がそうさせるのか、
決めつけが強く、新しいこと、面倒なことには
挑戦しない、今の病院の方針とは真逆の方針
だと思いました。

実は今の病院でもミーシャは先生を噛んだり
引っ掻いてしまったようですが…
そんな厄介なニャンコでも臆することなく、
そしてその性格を考慮してなるべく
ストレスのかからないように、と通いの点滴治療を提案してくださって、
そしてしっかり検査してくださったおかげで、
体調不良の原因が分かり、安心して
これからの治療、頑張ろう、と思えるように
なりました。

病院では気性の荒いミーシャも、家に帰れば
本当にホッとするようで、
その姿を見て私達も、今日も一仕事終えた、という気持ちになれました。

で、点滴の効果か、少しずつ、少しずつ、
いつものミーシャに戻ってきました。

まず、毛づくろい。
しんどい時は、毛づくろいする余裕もなかったようで、
今はその時の挽回をするかのごとく、
身体をキレイキレイしてます。

で、心配してた食欲不振も、今でも1日に1、2度しか食べれていなくて全然不足してますが、

点滴2日目くらいでチャオチュールを半分食べてくれて…

おやつだけど、自力で食べてくれたことが何より嬉しくて、涙…

しんどい時は目も合わせてくれなかったのに、
私の膝の上に乗ってフミフミしてそのまま眠って…涙^_^

で、猫って嬉しい時に喉をゴロゴロ鳴らしますが、あれって元気がある証拠なんですよね。

母猫も、ゴロゴロいってる子猫は元気だから
後回しにして、いってない子から面倒みるみたい。

元気なかったのでゴロゴロも聞けてなかったのに、
それも聞けて…元気出てきたんやねー、って、
また涙(笑)

その後、爪とぎ、猫じゃらしのおねだり、
そしてカリカリのおやつも自分から
食べてくれて…

そして心配していた呼吸も、大分マシになってきました。

でも、一つだけ抵抗している治療がありまして…

心臓のお薬はまだ飲んでいないんです。

色々調べてると、心筋症はなってしまうと
治療法がないと。

お薬は、血液の循環を良くして、心筋症による血栓で突然死を防ぐというもの。

もちろん、突然死なんて、血栓なんて、
絶対嫌だし防いであげたい。

でも、本当の本当に心筋症、なのかしら、と。

もしかして一時的なもので、この肝臓の数値さえよくなったら、もう病院に通わなくてよくなるのでは?
と、淡い期待を抱いて…

何故素直に飲まないかというと、
心臓のお薬って、一度始めたら一生続けないといけないらしいんです。

もしやめるとしても、急にやめたら危険らしくて…

稀に、下半身がふらつくってゆう副作用があるらしく…

ミーシャの性格上、一生薬を飲み続け、何ヶ月かに一回の苦痛な病院、苦痛な検査をくり返すよりも、あまり興奮させないように生活させて、
様子を見守りながら穏やかに暮らす方が
幸せなんじゃないかと…

て、ネットの受け売りで疑心暗鬼になってる
ずぶの素人が判断していいものなのかどうかって感じですが…

先生や病院、検査を信じてないのではなくて
私達がミーシャの病気を信じられなくて…

これって飼い主のエゴだよなーと思いながらも、
肝臓治療の点滴しかしてないのに
だんだん回復してきて心臓の数値も下がってきているので、このまま様子をみようかと…

ではでは、明日も点滴、頑張ってきます


ミーシャが大変な事になりました

2018-11-20 15:44:04 | ニャンコ
ミーシャが、13日の朝から急にご飯を
食べなくなりました。

最初は、まぁそんな日もあるかな?
そのうちお腹空いたら食べるでしょ、
とあまり気にしていなかったんですが、
お水もあまり飲まないし、

そういえばなんだかしんどそうで…

寝てばかりいるし、あまり動かないし、
一度胃液を吐いて、表情もしんどそうだし
いつものミーシャと明らかに違う…


で、翌日、最寄りのT病院に連れていきました。

最近、T病院と皮膚科のS病院と、病院に行く頻度が高くて、病院嫌いのミーシャにとっては
ストレスになるのは分かっていましたが、
食べない飲まないとなると、そんなこと
言ってられないので…

でも、診察台に上がった途端、
猛獣のように暴れ出し、
聞いたことないような叫び声を出し、
獣医師と助手の女性を噛むわ引っ掻くわ、
こちらもいたたまれなく…
恐怖でした。地獄絵図でした。

ここまで豹変するミーシャを見たことなかったし、これは診察どころじゃないと思い、
今日は無理そうだし帰りましょうか?
と提案したら、こちらで処置するので
待合でお待ちくださいと言われました。

ミーシャの豹変ぶりも凄かったけど、
いつもあんなに穏やかだった先生が、
助手の女性にキレたりして、
見てはいけないものを見てしまったような、
複雑な気持ちでした。

私と姉は放心状態のまま、呼ばれ診察室に戻ると、先生の腕はさらに血が滲んでいました

お腹を触診したところ、内臓が腫れてるような様子もないので、
吐き気止めの注射と、
水分補給の点滴をしてくれたようでした。

とりあえず噛んでしまったことを平謝りし、
もうこの病院には行きづらいかもしれない、
という思いが心の中を渦巻いていました。

家に帰ってからも全然食べてくれなくて、
そしてさらに呼吸がかなり早くなってきていて、
脱水症状の時に、毛が逆立つようで、
全身逆立っていて。

とりあえずご飯さえ食べてくれたら、
いつものミーシャに戻ってくれるのでは…

自分から食べてくれなかったら、ペースト状のものを注入器で強制給餌するしかない。

この辺では一番大きいペットショップに、
姉とご飯を買いに行きました。

いつものカリカリと同じ種類のフードのスープや、介護食用のペーストや、チャオチュールの
総合栄養食バージョンや、試しに猫草まで、
色々購入しました。

結果は、どれもダメでした。
注入器での強制給餌も嫌がるし、
これはただの食欲不振ではないと。
そして、さらに呼吸が早くなってきているし、
歩くのも辛そうで、このままでは
とても自然治癒は難しそうだと。

でもあのT病院にまた行くのも、ミーシャにとっての負担がさらに倍増するのではないかと思われ…

でもネットで色々調べると、呼吸が荒いのは
やはり危険なようで、心臓疾患の可能性が高いと。

猫風邪でも呼吸困難になるらしいけど、
熱はないし、咳もしてないし、目ヤニもないし。

けど居ても立ってもいられず、
T病院に電話をして聞いてみました。

呼吸が荒いこと、
まだ食べていないこと、
そして何かアドバイスあれば、と。

そしたら、診察した時に呼吸の荒さは気にならなかったと、
でもそれだけ荒いのなら何らかの異常はある、
もし来られるなら洗濯ネットに入れた状態で来て下さい、と。

検査してみないと分からないけど鎮静剤を打たないと検査は難しそうなので、とも。

「今すぐ連れてきてください」

とは言われませんでした。
あれだけ派手に暴れたし、仕方ないとは思いますが…

で、迷ったあげく、午後の診察時間が過ぎてしまい。

どんどん元気が無くなってきて、床からベッドに移動するのも抱っこしてあげないといけないような感じで…

抱っこ嫌いな子だから本当なら抱っこできないはずなのに…

明日の朝まで待てないので、
夜8時までやってる、M病院に連れていくことにしました。

そこは昔からあるし人気そうだし、
T病院よりはベテランのお医者さんが居そうだし
大きいから設備も整ってるかな?と

思ったのですが…

初老の男性医師で、シャーシャーいってる
ミーシャをケージ越しに一瞥して一言、

「これだけ暴れる子は検査出来ないよ」

そこで、沈黙…


え??

じゃあ、何も処置せずこのまま帰れと??

こんな思いして連れてきたのに??

「鎮静剤とか打ってもらってもダメですか?」

と聞いたら、

「鎮静剤てね、麻酔のことでね、
こんだけ弱ってたら打てないよ。
麻酔に耐えられなくて死んでしまうよ」

と、かなり後ろ向き…

キャリーケースを開けようともしてくれないから、
私はイラっとして、

「どうすればいいんですか?」

と聞いたら、じゃあ、採血だけでも
してみるか、と、しゃーなしな感じで
キャリーからミーシャを出してくれました。

ミーシャはよっぽどしんどいのか、昨日の威勢は全くなく、フー!と威嚇するのが精一杯のようでした。

でも、後ろ足から採血するのに、
先生が…
「あれ??血管見当たらないぞ…メガネ持ってきて!」

と、先生の目のせいか、ミーシャの血圧が下がって血管が萎縮してるか、すごく時間がかかって。

で、血液検査の結果が…

どの数値も基準を大幅にオーバーし、
交通事故レベルだと。
どれもこれも悪すぎて、病名が特定出来ないと。

肝臓の数値が2000で、
心臓の筋肉の数値もかなり高くて。

で、ここのところの変化といえば、
ステロイドを飲ませていたことくらい…
皮膚病がなかなか治らなかったので
追加追加で結局1ヶ月くらいは飲ませていたことを
告げると、

あー、それかもしれんわ!
それか、なんかほかの中毒か。

こんな数字はストレスとかいうレベルじゃなく、
何か異常がないと出ない、と。

頭の中が真っ白になりました。

え??それって、手遅れってこと?
しかも、ステロイドを飲ませただけで?
そんなことある??

で、また沈黙…

まるでこちらの、
「じゃあ仕方ないですね、もう諦めて帰ります」
の言葉を待っているかのように…

とりあえず検査せんと分からんから、
入院するねんやったら点滴の合間に
検査しとくけどなー

と、やっと口を開いてくれたので、

とりあえず点滴してくれたら
なんとかなるのか?

原因は追い追い検査していくとして、
点滴したら今よりは元気になる?と思い、

点滴してもらうことにしました。

口調は穏やかなんだけど、扱いが結構乱暴で、
肛門に体温計差すときもしっぽをぐいっと乱暴にあげたり、診察が終わってキャリーに戻すときも
少し掘り投げるように戻したり…

でも、一番気になったのは、
点滴をお願いした時、
今日はもうこんな時間やし…
と、時間を気にしていて…
はよ帰りたいの分かるけど、
こちらの気持ちも察してくれと思い、
今日してくださいとお願いしたらしてはくれたのですが、
はよ終われー!といわんばかりに、
点滴のチューブをマヨネーズを出すように
ギューっと絞り出したんです。

気が気じゃなかったです。

絶望的な気持ちでミーシャを連れて帰り、
母に泣きながら報告しました。

姉は姉で、そもそも子猫を私が拾わなかったらミーシャも皮膚病にならなかったし
ステロイドもやることなかったのに、と、
私のせいやー!と、号泣しだして。

昨日もそうだったけど、眠れない夜を過ごしました。
でも、泣いたり色々調べたりミーシャの寝息を確認したりしながら、
だんだん腹が立ってきて。

ステロイドごときで?
急にこんなことになる??

あんな元気だったミーシャが。

ご飯とおやつ大好きなミーシャが。

そんなことで命を脅かされてるなんて。

ステロイドだって、ミーシャの首が
良くなるように、掻かないようにと思って
よかれと思ってのことなのに。

あり得へん。

色んな思いで頭が混乱する中、
じゅんちゃんに報告したら、
以前オカメインコのピーちゃんが入院した時
親身になってくれた病院がとても良かったと
おすすめしてくれました。

M病院は不信感あるけど、もしT病院に連れていってたら、すぐ鎮静剤を打たれて、もしかしたら
そのまま死んでしまってたかもしれない。

どちらでもない、ミーシャにとって
一番最適な治療を受けられる病院…

ここからの病院選びが一番肝心だと思いました。

ホームページを見ても信頼出来る感じがしたので、
思い切って翌日行ってみることにしました。



長くなったので一旦あげますねm(._.)m






色々有ったなー

2018-11-12 18:45:35 | ニャンコ
もう今年も残すところ2ヶ月を切ってしまいました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

まずミーシャの近況報告から。

あれから、なかなか皮膚病が治らなくて。
最寄りの病院でもらった、
ステロイドの飲み薬が、最初は効いてて
いい感じだったのに、
朝飲んだらもう夜には痒いみたいで
掻いてしまって、
かさぶたが固まったと思ったら掻いてはがして
しまい、またふりだし、てゆう繰り返しで。

最寄りの病院の先生、優しくてとても良い先生だけど、皮膚専門の獣医さんではないし、
やっぱり原因不明の皮膚病については
あまり詳しくなさそうなので、
少し遠いけど皮膚専門の動物病院に
連れて行くことにしました。

毎回、キャリーケースに入れるのが本当に
大変で、やはりそれだけ病院に連れて行かれるのが嫌いなので…これで病院通いが最後になることを祈って…

そこは完全予約制で、口コミも良かったけど、
やはり初めての先生に診てもらうのは勇気がいりました。

でも、若くて(30代くらい?)可愛らしい
女性の獣医さんで、とっても話しやすくて。

先生の見解では、ノミのアレルギーというより接触性皮膚炎で、可能性として、ノミの駆除薬であるフロントラインにアレルギー反応が起こり、
掻いてしまったのではないか?との事でした。

たしかに、ミーシャの皮膚からノミもノミの糞も1匹も見つけた事ないし、
ちょうどフロントラインを首の後ろに投与した
数日後に、急に痒がりだしたので。

で、やっぱりエリザベスカラー的なモノはつけた方がいいという話になって、
数日前から試しに装着していた、
小型犬用のマーキング防止シートを
見せてみたら、先生がえらく絶賛してくれて…

「それ、ナイスアイデアですね!
ほかの患者さんにもオススメさせてもらいます!」

とお褒めの言葉、頂きました(*´꒳`*)

ちなみにこんな感じ




で、子猫を保護してからこうゆう状況になった事と、あまり仲がよろしくないことを話すと、先生はミーシャに向かって、

「嫌いな子はおるしこんなことなるし、
そりゃええことないわなぁー」

と、ミーシャの立場に立って同情してくれました笑笑

そんなフレンドリーな先生だったので、
勇気を出して受診して本当に良かったな、と。

少し強めのステロイドの飲み薬と塗り薬を
もらい、
診察台でも終始牙をむき出して
先生を威嚇していたミーシャを見て、
次の診察はミーシャちゃん来なくても、
傷の状態の写真とムービーだけで
大丈夫です、と、そこもこちらの状況を
汲み取って頂きました。

有り難いです。

早く完治できますように。

あ、はにも丸々太ってますます元気です