ちょこちょこ帳

ちょこちょこした物やおもしろい物を中心に、気が向いた時に更新していきます。

おみくじと梅と渾身の玉子サンド。

2011-03-30 22:52:04 | Weblog
ケリ美と京都へ。

平野神社の近くに、
天津(あまつ)神社という神社があります。

こちらには、一風変わったおみくじがありまして…

普通に、大吉、中吉…などとは書いてなくて、
引いたくじの表と裏に、
自分が神様にお尋ねしたいことへの御言葉が書かれてあります
単純に、
大吉だからラッキー、
凶が出たらアンラッキー
ていうものよりも、
具体的な言葉が書かれていて、すごく心に残ります。

そして私もケリ美ちゃんも願い事の的を得たご進言だったので、ビックリしてしまいました

住宅街の中にあり、見落としてしまいそうなくらい小さな神社ですが、
日本全国からこのおみくじを引きに参拝者が絶えないそうです
中には芸能人や社長さんもいて、自分の方向性をこちらに委ねる方々がとても多いと。
けどこのおみくじ、七割は厳しいことが書かれていて…
引いた途端泣き崩れる方もいるそうで…

私は今回で二回目ですが、前回と同様、嬉しいことが書かれてました。

『そのまま進めばよい』

というような御言葉でした
ぐぐっと強く、優しく、背中を押してもらえた気がします

おみくじについて説法してくださる神主さんのお人柄も和やかで温かくて、
ホクホク気分で神社を後にしました

平野神社



~北野天満宮へ







梅は見頃は過ぎていますが、美しかったです。

お昼はとうふカフェでヘルシーに




碁盤の目をアミダくじのように無駄に歩き(笑)、途中でバスに乗り河原町の…

老舗の洋食店『コロナ』へ96歳?のおじいちゃんが作る玉子サンドが有名なお店です

入ると、小一時間並んだおかげで、おじいちゃんの真ん前のカウンター席
スーパーアリーナです(笑)
一人しか入れない、DJブースのような狭い厨房(笑)

玉子サンドを作る手元はおぼつかないようで、けど自信に満ちた確かな手さばきでした

20分くらい待ったかな?
熟練の玉子サンドです~


シンプルな塩味で美味しいー。
カウンターは雑然としていて…
病院で処方された薬の袋があったり、介護関係の書類があったり…

この渾身の芸術品を残したらバチが当たりますですよ

何重にも重なった卵焼きの分厚い層が、
おじいちゃんの生きてきた年輪に見えました

すごく貴重な経験をしたような、
どこか誇らしい気分でお店を後にしました


琵琶湖で・・・

2011-03-29 07:43:42 | お出かけ
咲ちゃんファミリーが、
滋賀まで遊びに連れてってくれました。
ありがとう~

目的は、大津プリンスホテルのランチバイキングです。

琵琶湖が一望できて、湖の真上に立っているような感じ。
美味しいお食事もより美味しく。

前々から私を誘おうと思ってくれていたらしく、
ようやく実現出来て嬉しかった


腹ごなしに・・・どこかへ立ち寄ろうと探していると。

「南郷水産センター」という昭和チックな遊び場発見

中に入ると、

鯉への餌やりとか・・・


金魚すくいとか、スーパーボールすくいとか・・・


釣り堀とか、ゲームコーナーとかがありまして。



ここの鯉、大きいし多いし、ガツガツしてて・・・ちょっとえげつない(笑)

ももちゃんだったら「ポニョ」みたいに乗れそう(笑)


スーパーボール2つもらえてごきげんももちゃん


そんな地味な施設の奥に、小さいプールがあって・・・

何かな?と思ったら、

「アクアボール」という、大きなビーチボールのような玉に、人間が入って水に浮かべる、
というものでした。

何度かTVで見て、芸人さんが楽しそうにしてたので、
”私も乗ってみたい”と思ってたんです。

まずは私とももちゃんが2人で乗ろうということに。

けど、おじさんが空気を入れ出したら・・・



コワイコワイ!いや!いや!イヤーーーー!


と、全身を使って拒絶(笑)

仕方なく咲ちゃんがバトンタッチ。

水に浮いた途端・・・

まるで無重力みたいに、まともに立ちあがることも出来ず・・・
2人ですっ転びまくり、爆笑。

めちゃめちゃ面白かったー。

のりちゃんパパとももちゃんは、もう一つの安全な方に
乗りました



私達がお腹が痛いくらい笑い通しだったので、
ももちゃんの恐怖心が飛んでったみたいです



前に王子動物園のマジックミラーの前で大人4人で爆笑した時も、
ももちゃん置いてけぼりだったなー(ゴメンネ)


一緒に童心に帰って大笑い出来る関係、これからもヨロシクお願いします







アタクシ事ですが…

2011-03-27 10:20:09 | Weblog
長い失業生活からようやく這い出て、
14日から働きに出ています

派遣で働くのも、
こんな忙しい会社も、
総務という部署も、

初めて尽くしで右往左往しまくりです

総務の方々も上役の方々も社長も、非常に紳士的で、
ちゃんとした会社には品行方正された人々が集まるんやな・・・
とひしひし感じました


一つビックリしたのは…


派遣と社員の間にハッキリとした派閥があるということで…

お昼を食べる場所とメンバーが、くっきり分かれていました

社員さんは12畳くらいあってテレビや雑誌や電子レンジ、
冷蔵庫が置かれたロッカー室、

一方派遣さんは6畳ほどの狭い会議室で12人くらいが
身を寄せ合って食べていました(笑)

さっきも言いましたが私は派遣が初めてなので、
実際こういう確執があるということに驚きました

今更ながら、一つ世間を知った気がします

そして意外と?私よりもかなり先輩ばかりで、私の年齢で最年少から二番目でした

仕事のスキルの高さといい、
こういうやや差別的な環境にも順応されてきた姉さんたち…
ぬるま湯でのうのうと生きてきた私と違って姉さん達の方が
よっぽど辛酸なめてきた印象を受けました

怠慢生活とのギャップが
激し過ぎて…今は身も心もヘトヘトで
22時半に就寝してしまう毎日ですが(笑)、


"頑張る"

より、

"楽しんで"


やりたいと思ってます

あれから…

2011-03-24 08:22:24 | Weblog
地震、怖いです
何日経っても、何度体験しても。

体験したといっても、
家が崩壊したことも流されたことも、大事な人を失ったこともありません

自分だったらどうなるか…と簡単に想像出来ないほど重大で重篤で、
テレビや新聞の報道を見て
『夢だったらいいのに…』と思うことしか出来ませんでした

先日、道を歩いていたら
子供が大泣きして、その横でおじいさんが地べたにへたりこんでいました
声を掛けたら、転んでしまって起き上がれないと。
お連れのおじさんが携帯で身内の方に救援を頼んでいたので、私は『お気をつけて』と言って立ち去るしか出来ませんでした。
2歳くらいの女の子(お孫さん?ひ孫さんかな?)が、火がついたように泣いていたのは、おじいさんが転ぶ時にぶつかったからではなく、ただそのことが怖かったみたいで。

思ったのは、被災地の方々が感じた恐怖って、こういう状態の最上級のモノだったのかな、って。
予想してなかったことが起こって、身内や周りの人や身近な景色が、一瞬にして変化してしまうことへの恐怖。

小さい子供みたいにワンワン泣いてしまいたいところを、グッとこらえながらなんとか気丈に生活されてることと思います。


テレビを見て自分の無力さを嘆くだけじゃなくて、

募金や節電は勿論、
今足りてる以上に余計なモノを買わない、

風評に流されず正しい知識を得て、
今まで通りでいい所は維持して、変えなければいけない所は考えて対応していきたいと思います。


今回被災された方々、怖い思いをされた方々に心からお見舞申し上げます

みんなが手をつないで…
一日でも早く復興の光が射しますように…

40thの宴、縁、円。

2011-03-07 21:06:58 | 家族
3月6日は、両親の結婚記念日です。

今年で40周年だそうです。

つい先日にも、本気で母と家出しようかと考えた程
波乱に満ちた我が家ですが(笑)、

無事に?この日を迎えました。

未だ残念な兄・トオルと私でご馳走しようということになり、

地元の隠れ家風居酒屋「北海道番屋料理roomroom」で、お祝いを。

北海道・枝幸町の漁師さんから直接仕入れた新鮮な食材で
北海道の美味しいものをたくさん取り揃えたお店とのこと。
わくわく。




こちらのお店の
4周年記念コース3800円。です。

前菜がいきなり、毛ガニです(笑)


枝幸町は、毛ガニの水揚げ日本一らしいです。
身は小さいけど、美味しい。ミソも。

続いて、お造り盛り合わせ。


これ、一人前です。

すごくないですか?

生カキ、カンパチ、ホタテ、中トロ、ブリ、炙りうに。と、お寿司三貫。

複数分の大きな盛り合わせだと、
遠慮してあまりつつけないウチの家族にはぴったり(笑)

これがまた新鮮でどれも美味しくて・・・
お店の内装も高級旅館のような雰囲気なので、
思いがけず脳内旅行出来たような気分です♪

海鮮チーズグラタン。具は甘エビとなす。


海老芋とエリンギのあんかけ


天麩羅。ホタテ、アスパラ、なすなど。


ホタテご飯と、えび汁。

干しホタテがごっそり入ってて、ごっさ美味しいご飯

最後はゆずシャーベットでおしまいです。


父は、ビール2杯、日本酒4合、ウィスキーをダブルで2杯飲み、上機嫌でした

特に、ジャックダニエルがメニューに有ることがよほど嬉しかったのか、
「ジャックダニエルを飲ませてくれる店はそうそうない」と
連呼してました(笑)





物心ついたときから、両親の夫婦関係にずっと疑問を抱いてきました。

「(お互い)どこがよくて結婚したんだろう」
「人生何が楽しくて生きてるんやろう」
「(こんなに嫌い合ってるのに)なんで別れへんのかな」

と。


小さな女の子が、

『大きくなったらパパのお嫁さんになる~』

なんて、想像つかな過ぎておとぎ話のような世界だと思っている子供でした。

私は、自分に子供が出来たら、私みたいな思いを絶対にさせたくないと、
両親を反面教師のようにずっと思ってきました。

けど最近・・・、血の繋がり=命の繋がりであり、
2人は私自身を映す鏡のようにも思えたりして。

堂々巡りのやりとりも、犬も猫も食わないいさかいも、
何十年か経って、デジャヴのように思い出す時が来るのかも。

その時笑っていられるように、今を悔いのないように・・・
今日も懲りない2人を適当にあしらいつつ、生きてます