3月末に父が入院し、
同じ日に私の会社が倒産してしまいました。
父は東京の病院へ入院していたので(今も入院中ですが)
知る由もなく、手術が終わる日までショックは与えたくなかったので
黙っておきました。
開胸はしてないけど心臓の血管の手術だったので、
万が一のコトもなんとなくは覚悟していたけど、
何を言ってあげればいいか、何をやってあげればいいのか分からないまま、
あっという間に手術日を迎え・・・前日に渡す手紙を一通したためるのが精一杯でした。
ドラマみたいに「お父さん大好き」「生きて返ってきてね」
なんて、たとえ手紙でも言えませんでした。
「まだ出来てない親孝行をさせて下さい」
と書くのが、やっと。
母と姉と一緒に泊まった病院近くのホテルで、手紙を読んだ父からメールが。
「心配かけてごめん。今さら親孝行なんて必要ないよ。
今健康で暮らしてくれてることだけで
親孝行をモロに感じてる日々なのですから。ゆかは自慢の娘です」
て書いてありました。
2人にバレないようにめっちゃ泣きました。
会社の事を内緒にしてるのもあり、なんとも言えない気持ちでした。
そして無事手術は終わり、まだ歩行訓練などの課題はあるにせよ、
元気になった途端鳴り止まない父からの用事の電話とメール・・・・
そして元気になった途端、心から鬱陶しいと思う現金な不良娘・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shm01.gif)
あの涙は、一体(笑)
わずらわしいけど、元気で居てくれないと困る存在。ですね。
そして大阪に帰ってからも何かと忙しく、
自分が失業者という自覚を持つヒマも無いというか。
でも、精神的には時々ものすごい恐怖に襲われる時が有り。
このまま社会から疎外されたまま年を取るのか・・・
社会復帰出来る日がちゃんと来るだろうか・・・
自分は社会にも誰にも必要とされてないのかも・・・
とものすごくネガティブな不安の波がたまにやってきます。
なんだかんだいいながらも毎日楽しかった職場を急に失って
ものすごく悲しかったし動揺もしたけど、大好きな先輩や尊敬出来る上司と、
会社の最後の時を同時に迎えられてよかったなって思いもありますが。
今日、母と出かけた地元のデパートの地下食料品売り場で、
14年前ぐらいに働いてた診療所の元従業員のNさんと遭遇しました。
さきちゃんと一緒に働いてた診療所で、
結構大変な職場だったけど、ここでも人との出会いは私の財産になったし、
Nさんもその一人だったので・・・ビックリしたのと懐かしいのとで、
何故か号泣してしまいました。デパ地下やのに(笑)
優しくて頼りがいがあるNさんの温かさに、ついつい身の上話をしてしまい・・
まだ独りもので親にも迷惑掛けてるコトを嘆いたら、
「精神的に親孝行してるから今はそれでいいのよ」
「(今日)涙流したからきっといい事あるよ」
と言ってくださり、また号泣(笑)
Nさんもお母さんを乗せた車椅子を押していて、介護を在宅で頑張っておられる
様子でした。なのに、私は自分の話ばかりしてしかもメソメソして・・・
13年前、私が診療所を辞めるコトになった時もNさんに何度も泣き顔見られたなぁ・・・
「声を掛けてくれて嬉しい!!たまにはブラブラしてみるもんやね!!」
て言って下さって、嬉しかったです。
こうやって、昔からの知り合いにバッタリ会ったり、
ずっと疎遠だった人が「今日駅ですれ違ったよなぁ?」とメールをくれたり(それは
紛れもなく人違いでしたけど
)
年賀状だけのやり取りになってる友達から急にお誘いが有ったり・・・
虫の知らせというやつでしょうか、こうやって気にかけてくれる人が居たり
何年も気になりつつも会えなかった人に偶然会えたり、
もちろん常に私なんかのことを心配してくれる人達が居て、
幸せもんやなーて思います。
そして、何人かの方々が言ってくれた・・
「会社が倒産したのは親のお世話がゆっくり出来るチャンスを神様がくれたんやで」
という、有り難いお言葉。
人生、何事も経験と勉強ですよね。
倒産も、親の入院も、一つの経験で、社会勉強かな。
いましばらく混沌とした日々が続きそうですが、
落ち着いたらまたアホな会話に付き合って下さい。
よろしくお願いします![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
同じ日に私の会社が倒産してしまいました。
父は東京の病院へ入院していたので(今も入院中ですが)
知る由もなく、手術が終わる日までショックは与えたくなかったので
黙っておきました。
開胸はしてないけど心臓の血管の手術だったので、
万が一のコトもなんとなくは覚悟していたけど、
何を言ってあげればいいか、何をやってあげればいいのか分からないまま、
あっという間に手術日を迎え・・・前日に渡す手紙を一通したためるのが精一杯でした。
ドラマみたいに「お父さん大好き」「生きて返ってきてね」
なんて、たとえ手紙でも言えませんでした。
「まだ出来てない親孝行をさせて下さい」
と書くのが、やっと。
母と姉と一緒に泊まった病院近くのホテルで、手紙を読んだ父からメールが。
「心配かけてごめん。今さら親孝行なんて必要ないよ。
今健康で暮らしてくれてることだけで
親孝行をモロに感じてる日々なのですから。ゆかは自慢の娘です」
て書いてありました。
2人にバレないようにめっちゃ泣きました。
会社の事を内緒にしてるのもあり、なんとも言えない気持ちでした。
そして無事手術は終わり、まだ歩行訓練などの課題はあるにせよ、
元気になった途端鳴り止まない父からの用事の電話とメール・・・・
そして元気になった途端、心から鬱陶しいと思う現金な不良娘・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shm01.gif)
あの涙は、一体(笑)
わずらわしいけど、元気で居てくれないと困る存在。ですね。
そして大阪に帰ってからも何かと忙しく、
自分が失業者という自覚を持つヒマも無いというか。
でも、精神的には時々ものすごい恐怖に襲われる時が有り。
このまま社会から疎外されたまま年を取るのか・・・
社会復帰出来る日がちゃんと来るだろうか・・・
自分は社会にも誰にも必要とされてないのかも・・・
とものすごくネガティブな不安の波がたまにやってきます。
なんだかんだいいながらも毎日楽しかった職場を急に失って
ものすごく悲しかったし動揺もしたけど、大好きな先輩や尊敬出来る上司と、
会社の最後の時を同時に迎えられてよかったなって思いもありますが。
今日、母と出かけた地元のデパートの地下食料品売り場で、
14年前ぐらいに働いてた診療所の元従業員のNさんと遭遇しました。
さきちゃんと一緒に働いてた診療所で、
結構大変な職場だったけど、ここでも人との出会いは私の財産になったし、
Nさんもその一人だったので・・・ビックリしたのと懐かしいのとで、
何故か号泣してしまいました。デパ地下やのに(笑)
優しくて頼りがいがあるNさんの温かさに、ついつい身の上話をしてしまい・・
まだ独りもので親にも迷惑掛けてるコトを嘆いたら、
「精神的に親孝行してるから今はそれでいいのよ」
「(今日)涙流したからきっといい事あるよ」
と言ってくださり、また号泣(笑)
Nさんもお母さんを乗せた車椅子を押していて、介護を在宅で頑張っておられる
様子でした。なのに、私は自分の話ばかりしてしかもメソメソして・・・
13年前、私が診療所を辞めるコトになった時もNさんに何度も泣き顔見られたなぁ・・・
「声を掛けてくれて嬉しい!!たまにはブラブラしてみるもんやね!!」
て言って下さって、嬉しかったです。
こうやって、昔からの知り合いにバッタリ会ったり、
ずっと疎遠だった人が「今日駅ですれ違ったよなぁ?」とメールをくれたり(それは
紛れもなく人違いでしたけど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shm20.gif)
年賀状だけのやり取りになってる友達から急にお誘いが有ったり・・・
虫の知らせというやつでしょうか、こうやって気にかけてくれる人が居たり
何年も気になりつつも会えなかった人に偶然会えたり、
もちろん常に私なんかのことを心配してくれる人達が居て、
幸せもんやなーて思います。
そして、何人かの方々が言ってくれた・・
「会社が倒産したのは親のお世話がゆっくり出来るチャンスを神様がくれたんやで」
という、有り難いお言葉。
人生、何事も経験と勉強ですよね。
倒産も、親の入院も、一つの経験で、社会勉強かな。
いましばらく混沌とした日々が続きそうですが、
落ち着いたらまたアホな会話に付き合って下さい。
よろしくお願いします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
お父様のこと、東京という遠い場所だけに不安もより大きかったことでしょう。
「ネガティブな不安の波がやってくる」 ゆかさんの心の奥を見た気がします。その波は緩やかになっていき、その向こうに水平線の見える日が必ずやってきます。
あせらず時間に身をゆだねてください。
親孝行、お父様のメールの返事に泣きそうになりました。
美味しいご飯を家族でワイワイいいながら食べる。これが僕の思う親孝行だと思います。
是非参考にして下さい。
ゆかさん、この貴重な経験は必ず、これからの人生や仕事で役立ちます。自信をもって!次に攻めてみましょう!
当の私が呑気だから、こんな事態を招くん
です
もうこうなったら、観念して受け入れるしか
ないですしね
一家団欒・・・
親と食卓囲むのもあと何百回、何千回・・有るか分からないし・・・
慈しまないとダメですね
温かいエール、ありがとうございます