成長が止まり葉も黄色くしな垂れてきた、夏の名残りのゴーヤとオカワカメです。
※オカワカメの正式和名はアカザカズラです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/73/e8200ffa89d4cc65e6357f983c928b51.jpg)
※葉先が分かれてるのがゴーヤ。
初夏にDIYで苗を購入して植えたものです。
台所へ差し込む強い西日を遮る目的でプランターに植えました。
このゴーヤはツルが伸びるのが遅く葉も小さく疎ら、そして10個程度生った実も長さ10cm程度のものでした。
※せっかく生った小さな実。カヅちゃんが炒めてくれ、美味しく頂きました。
オカワカメはその名が示すように、葉は食用になり栄養豊富だそうです。
しかし、料理の材料にできるほどには茂らなかったので、一枚も食べてやることができませんでした。
どちらも期待にあまり応えてくれませんでしたが、天候不順の中を精一杯頑張ってくれたのだと思います。
ご苦労様でした。
夏の名残りといえば、昨春までの7年間を過ごした湘南の海を思い出します。
その頃は藤沢市辻堂西海岸に住んでいました。
サーファーが集まる辻堂海岸が近く、江ノ島まで4km余りのところだったので、よくジョギングで江ノ島方面まで往復したものです。
砂浜沿いの遊歩道を他のランナーと時々すれ違いながら走るのですが、往路は海に浮かぶ江ノ島を右に見ながら、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d4/8a8e6a60deebe93debbfc9d5b8725c15.jpg)
復路は浮世絵のような富士山を正面に眺めながらとなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f9/97d94b5645d852de28ffc666d86d027e.jpg)
※夏の写真ではありません。
コースの折り返し地点近くが海水浴で有名な片瀬西海岸になります。
夏には、その季節だけ設営される海の家が色鮮やかなペインティングの化粧をして砂浜に軒を連ね、褐色の肌に蛍光色パンツが似合う若者たちで大変賑わいます。
私が思い出す「夏の名残り」とは、その海の家の名残りです。
眩しい太陽の下の喧騒に包まれた店ではなく、役目を終えて解体途中の、錆びた鉄柱と傷だらけの床板だけになった海の家のことです。
沈む夕日をバックに、黒いシルエットとなってひっそりと佇んでいた姿を思い出します。
波の音だけが静かに聞こえていました。
もうすぐ跡形も無くなってしまうという「夏の名残り」は、夕闇せまるなか何を考えていたのでしょう。
柱を蹴った若造のこと?
シャワーで涙を洗っていたヤンキー娘のこと?
自分も一度は食べてみたかった特製バーガー?
もしかしたら翌年のための悪だくみ?
砂に滲んだ汗やビール、ましてや数滴の涙は、波に洗われて 名残りとなることはありません ・・・
※オカワカメの正式和名はアカザカズラです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/73/e8200ffa89d4cc65e6357f983c928b51.jpg)
※葉先が分かれてるのがゴーヤ。
初夏にDIYで苗を購入して植えたものです。
台所へ差し込む強い西日を遮る目的でプランターに植えました。
このゴーヤはツルが伸びるのが遅く葉も小さく疎ら、そして10個程度生った実も長さ10cm程度のものでした。
※せっかく生った小さな実。カヅちゃんが炒めてくれ、美味しく頂きました。
オカワカメはその名が示すように、葉は食用になり栄養豊富だそうです。
しかし、料理の材料にできるほどには茂らなかったので、一枚も食べてやることができませんでした。
どちらも期待にあまり応えてくれませんでしたが、天候不順の中を精一杯頑張ってくれたのだと思います。
ご苦労様でした。
夏の名残りといえば、昨春までの7年間を過ごした湘南の海を思い出します。
その頃は藤沢市辻堂西海岸に住んでいました。
サーファーが集まる辻堂海岸が近く、江ノ島まで4km余りのところだったので、よくジョギングで江ノ島方面まで往復したものです。
砂浜沿いの遊歩道を他のランナーと時々すれ違いながら走るのですが、往路は海に浮かぶ江ノ島を右に見ながら、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d4/8a8e6a60deebe93debbfc9d5b8725c15.jpg)
復路は浮世絵のような富士山を正面に眺めながらとなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f9/97d94b5645d852de28ffc666d86d027e.jpg)
※夏の写真ではありません。
コースの折り返し地点近くが海水浴で有名な片瀬西海岸になります。
夏には、その季節だけ設営される海の家が色鮮やかなペインティングの化粧をして砂浜に軒を連ね、褐色の肌に蛍光色パンツが似合う若者たちで大変賑わいます。
私が思い出す「夏の名残り」とは、その海の家の名残りです。
眩しい太陽の下の喧騒に包まれた店ではなく、役目を終えて解体途中の、錆びた鉄柱と傷だらけの床板だけになった海の家のことです。
沈む夕日をバックに、黒いシルエットとなってひっそりと佇んでいた姿を思い出します。
波の音だけが静かに聞こえていました。
もうすぐ跡形も無くなってしまうという「夏の名残り」は、夕闇せまるなか何を考えていたのでしょう。
柱を蹴った若造のこと?
シャワーで涙を洗っていたヤンキー娘のこと?
自分も一度は食べてみたかった特製バーガー?
もしかしたら翌年のための悪だくみ?
砂に滲んだ汗やビール、ましてや数滴の涙は、波に洗われて 名残りとなることはありません ・・・