湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇薄黄色の曼珠沙華(マンジュシャカ)

2014年09月14日 22時41分28秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
今年も彼岸が近づき、曼珠沙華が咲き始めました。
昔は赤い花が咲いていたような気がしますが、
記憶力が衰えてきたので勘違いかもしれません。




下は、花径が伸びてきて、もう少しで咲こうとしているところです。
花径の後ろの太い幹は、50年以上前に小便小僧の私が木登りをしていた樫の木です。



曼珠沙華は不思議なライフサイクルの植物です。
9月頃に土の中から花径だけが伸びてきて花が咲き、
冬前に艶々(*)した葉が茂って冬を越し、
そして春になると葉が枯れてしまい地上には何も残らなくなります。


  *:”艶”という字は ふと思い浮かんでくる大好きな漢字です。
    その度に、今でも面映い気持ちが懐かしく蘇ってきます。
    大好きな字なのに、うまく書けたためしがありませんでしたが・・・

◇姫梔子(ヒメクチナシ)の葉を食べるオオスカシバの幼虫

2014年09月14日 22時06分25秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
オオスカシバ(ハチドリに似てホバリングする蛾)の幼虫が
ヒメクチナシの葉を食べていました。
クチナシが大好物で、みるみるうちに裸にしてしまいます。

梅雨の花が咲く時期にも数匹出現しました。
そのときは白い花の蕾も、多くが食べられてしまいました。
蕾から先に食べるようですから、葉よりもおいしいのでしょう。


私は基本的に除草剤や樹木用防虫剤を使いませんので
狭い庭にも色んな虫たちが跋扈しています。
 ※虫は苦手なのですが

この鮮やかな緑のイモムシも
明日まで食べさせたあと
家の近くの草むらへ強制移住させるつもりです。
そのあと生き延びることができるかどうか、気にはなりますが。


・ムシャムシャ食っているところ 【画像拡大注意】イモムシ類が苦手な方


・イモムシの大きさ 【画像拡大注意】イモムシ類が苦手な方

 ※ライターは大きさ比較のために置いたもの。私が未だ禁煙できていないことがバレますが。


<追記 9/15_10:30>

朝起きてからイモムシを探しましたが見当たりません。
葉も半分程度は残っています。
強制移住は免除してこのまま蛹になるまで放任することにしました。
ヒメクチナシが虫害に耐えてくれますように・・・