よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

北秋田市長選「公開討論会」開催断念・・・市民の期待になぜ応えないのか

2013年03月03日 | 北秋田市
 間もなく、北秋田市長選が行われます((3月31日告示)。市民のみなさんは、「無投票にならなく、投票できることになり市民が審判を下すことができる」と歓迎している市民は多くいます。

 ところが、3日付の秋北新聞に目を通したら、鷹巣阿仁青年会議所(JC、澤田吉宏理事長)が計画していた「公開討論会」の開催を断念することを明らかにしています。なぜ、こうなったのか非常に残念です。「公開討論会」は有権者の要望、関心が強いからこそ企画したものと考えられますが、立候補予定者からすれば、その市民の要望にこたえるために「何がなんでも」都合に合わせることが使命ではないでしょうか。仮に、日程が合わなかったら調整するなどして主催者の努力にこたえるのが市民のための対応と考えます。

 しかし、新聞報道によると、再選を目指す現職の津谷永光市長の後援会から「市民的争点不在。貴意に沿うことができない」と欠席の返答があったとのことですが理解に苦しみます。「市民的争点不在」などと言うのは有権者が決めること、立候補予定者は政策を披歴して市民の判断を仰ぐのが「常識」。後援会のみなさんが、また立候補予定者がそれを考えていないとしたら選挙の意味をどのように考えているのか理解に苦しむところです。

 「市民的争点不在」とのべているようですが、本当にそうでしょうか、現市長の4年間の市政に不安感を感じる有権者は多くいます。少子高齢化、過疎化、雇用不安定と低賃金、市民病院問題を中心とする医療、介護保険、年金などの社会保障問題、教育と子育て問題、基幹産業である農林業問題、秋田内陸線、観光問題、北秋田市の財政等々数多くありできる限り長い時間をかけて北秋田市の将来展望が見えてくる「公開討論会」を願っている市民が多いのではないでしょうか。

 今回の津谷永光後援会の返答は市民の期待にこたえようとするものでなく理解できません。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-03-04 23:45:28
共産党支持者ではありませんが、その通りだと思います。
返信する

コメントを投稿