よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

合川地区のことしを展望すると

2012年01月03日 | 北秋田市
 町村合併して7年目、合川地区のことしはどうなっていくのか。町をにぎやかにする方法を見出したいものです。

 これの7年間は、合併による犠牲があまりにもひどかったように感じています。

 各集落の空き家が目立ち、集落を行き交う人も極端に少なく沈滞してしまっています。

 小売店もなくなった集落も多くなり、移動販売車を頼りに生活をしています。

 合川地区のバイパス道路は残すところ杉山田周辺だけとなりましたが、バイパス道路が整備されるたびに集落に行き交う人は少なくなり、休日ともなれば若い人たちは買い物などで外へ出ていくのだろうと考えられます。

 道路整備は地域にとってもよかったのでしょうが集落のためにはどうであったのでしょうか。

 過疎からの脱却は、行政の力が絶対必要です。

 いまでは、大型商店を招致したことにより、かつての商店街は壊滅状態。これをもとに戻すことは至難な業です。

 合川地区はその犠牲になっています。これを行政の力で「賑わいのある街」に戻していかなければなりません。

 昨年は、合川高校の廃校、まとび学園の閉校で、そこで働いていた人は仕事を失いました。ユーマートも閉店しクビ。

 他の地区で言えば米内沢病院職員は大量に、クビになり新天地を求めて仕事探しをしましたが、地域外へ多く就職しました。

 合川地区から言えば、まず「雇用確保」です。

 津谷市長は、昨年末新規雇用50人確保を強調していましたが、合川にはどの程度効果があったのかわかりませんがほとんどなかったのではないでしょうか。

 目に見える雇用確保、これは行政の力が必要です。

 津谷市長のトップセールスは、合川にとっても必要です。

 合川地区は、「社会福祉の街」を宣言をしていたことからも介護福祉士の雇用、山に囲まれた合川地区は、森林整備の雇用も必要です。農業の振興は当然として、

 まず、雇用政策をきちんと確立してほしいものと考えます。合川地区も発展させなければならないと痛感します。