よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

議会改革特別委員会での議員定数問題について

2010年11月30日 | 議会だより
 北秋田市議会の議会特別委員会では、議員定数問題について定数削減の意見が多く出ています。
 日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が衆院政治倫理確立・公職選挙法改正特別委員会で問い質し、市町村の合併などで1999年からの10年間で全国の地方議員数が4割減り、3万6909人になっていたことが明らかになりました。
 全国の都道府県・市区町村議員総数は1999年(12月31日現在)に6万2496人いましたが2009年(同)には6割にまで減少しています。
 委員会で佐々木議員は「自治体の範囲は合併によって広がる。行政と住民が遠くなったという声も聞かれる。こんなに議員が減ると地方自治の役割、住民の声を十分に反映するという点で問題である」と指摘しました。
 片山善博総務大臣は「人口が減ったから定数が減ると言うことをこれで本当にいいのかと思ったこともある」とする一方、「数だけでものは言えない」とも答えました。
 佐々木議員は「一定の数があってはじめて多様な意見が議会に反映できる」と指摘しました。
 北秋田市議会においても、住民の声がより届くためにさらに検証する必要があります。