大館能代空港の利用促進を…利用しやすいダイヤに

　秋田内陸線だけでなく、大館能代空港も経営が大変なようである。
　全市的な利用運動をと呼び掛けているようであるが、ダイヤの関係で利用しにくいのが正直なところであろうか。
　羽田行きの朝の便は、9時15分出発、羽田着10時半、それから都内に出て11時半ごろ、これでは昼食を食べに行くようなもの、帰りは羽田発15時55分であるから、都内からは大体、14時30分には移動しなければならない。
　これでは、1日で用事を済ますことは大変なことである。
　秋田空港から羽田行きの便は、第1便が7時30分発、都内へは大体10時の会議に間に合う。帰りは最終便が羽田発20時であるから、1日で用事を済ませることが可能な時間である。
　このように比較してみると、大館能代空港を利用しなくてもよいのだから、利用者数の少ないことには大きな原因になっているものと考える。
　利用促進には、「全市的な利用運動の拡大を」と言っても前進はしないのではないだろうか。廃止とされた大阪便も同様であったと感じている。
　土曜、日曜の羽田行きの便は搭乗者が多いようであるが分かるような気がする。