わがかつて作りしというオノマトペ「するするさぽん」と「ぺぱ」のお話し
港湾のテトラポットに波よせて波ひくときの「するするさぽん」
お風呂場のかねのたらいに水道の水が一滴おちるとき「ぺぱ」
父母の記憶のなかに生きていた「するするさぽん」と「ぺぱ」のふたつは
わがかつて作りしというオノマトペわれふたつとも覚えておらず
四十年のときをへだてて今ここに「するするさぽん」と「ぺぱ」は帰り来
港湾のテトラポットに波よせて波ひくときの「するするさぽん」
お風呂場のかねのたらいに水道の水が一滴おちるとき「ぺぱ」
父母の記憶のなかに生きていた「するするさぽん」と「ぺぱ」のふたつは
わがかつて作りしというオノマトペわれふたつとも覚えておらず
四十年のときをへだてて今ここに「するするさぽん」と「ぺぱ」は帰り来