「いや〜っ、メチャクチャ美味しかったですよ」そう、昨日の続きですが普段は釣れてもあまり嬉しくない小鯛(キダイ)。今回は特に沢山釣れてしまい、その扱いをどうするかと苦慮していたのですが・・・・。半分を干物に、そして半分を笹漬けにしてみました。干物にするにはちょっと小さいかな?と思うのですが背開きすると見た目は2倍になるので(当たり前ですよね)かなりのボリューム感と存在感が増しました。カラッと焼き上げお皿に盛ると美味しそうな干物以外何ものにも見えません(これも当たり前)。そして口に運ぶと「美味〜い!」のです。小さいながらちゃんと鯛の味がするのですよ。お皿の脇にご愛敬で作った更に小振りなノドグロの干物も載せてみました。そして今回の大発見料理が小鯛の笹漬けでした。鱗を取って3枚に降ろし骨をそぎ取った小鯛を、塩にまぶして1時間近く置いておきます。その後水洗いし、水分をとった後、砂糖とミリン、昆布を足した酢液に一晩漬け置きしました。出来上がったのが一番下の写真ですが、以前北陸・金沢で食べた本家・小鯛の笹漬け並の美味しさなのです。上品なその味は口の中で更に広がり、これぞ至福の時を迎えます。今までは、釣ってもあまり嬉しくなくて、カモメにお裾分けしていた小鯛ですが、これからは全部持ち帰るのだ・・・と決心した時でもありました。
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