めちゃくちゃ肉が食べたいと言う衝動に駆られた。それならばシュラスコ料理（鉄串に牛、ブタ、鳥肉を刺し岩塩ををふって炭火でじっくり焼いたブラジルの肉料理）でしょ。「それも今でしょ」と昨日は東京駅新丸ビルのシュラスコレストランに直行した。時間は11時30分とちょっと早い入店でしたが「予約でございますか？今日は予約で一杯で３時ならばご対応出来ます」と予想もしなかった返事が返ってきた。20年以上も前にシュラスコ料理が流行したが、流行は長くは続かずあっという間にシュラスコレストランがなくなってしまった事を覚えている。それが今また再度注目されているとの情報はあったが、まさか予約が必要な程とは思ってもいなかった。仕方なく他の肉料理を探すと鉄板焼きレストランを発見し入店。生憎と鉄板のカウンター席が空いておらずに窓側の席に通される。窓の外には新装なった東京駅舎を見下ろし「まあ、いいか？」とランチコースを注文。ズワイガニのサラダ、焼きウニ、フォアグラの鉄板焼き、サーロインステーキ、ご飯・お椀、デザートと運ばれてきたが、念願のシュラスコ料理に比べると何か物足りない。また来客、注文、料理が出る度にスタッフの大きな声での確認連呼が何せやかましく感じられる。まるで若者の行く居酒屋さんの雰囲気でもある。この居酒屋風因習は悪い事ではないと思うのですがゆっくり料理を食べようと思う人にとってはどうも・・・。まっそんな訳でシュラスコの念願叶わず新丸ビルを後にしましたが、今度は予約してシュラスコを食べるぞ。
