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グレート・ピアニストからラザール・ベルマン

2014-09-12 07:20:13 | クラシック音楽
グレート・ピアニストより

【ラザール・ベルマン 1989】
・スクリャービン:幻想曲ロ短調 op.28
・シューベルト / リスト編:アヴェ・マリア、糸をつむぐグレートヒェン、若い尼僧、辻音楽師、魔王
・ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
・リスト:詩的で宗教的な調べ~第7曲『葬送曲』
 録音時期:1989年11月28日
 録音場所:ルガーノ、スイス・イタリア語放送オーディトリアム

久しぶりにベルマンのピアノソロ作品を聴きましたが
彼ってヴァルティオーゾと言うだけではなく
大変ロマンティストな演奏家だと思います

シューベルトのアリア聞けばすぐ理解できると思いますが
これだけ歌い切る人も少ないのでは無いかと思います
テクニックは申し分なく
アゴーギクにも変なことせずに普通についていける解釈など

ただ惜しいのは
音色がやはり少ないのです
これだけ弾けるのですから音色をもっと増やせば
幻のピアニストとしてもっと騒がれたかもしれません

ラフマニノフの楽興の時Op-16は学生の時取り上げましたね
派手な割りにむつかしくなく聴き映えのする曲として
演奏家コースの友達に勧められました

このライブを聴いて
ベルマンがさらに好きになったかも

他のアルバムも探してみよっと!

Kakishima