クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

他人を信用するのは程々に

2011-02-21 11:36:25 | ふと感じること
わたしyozameは無信教ですが
教えていただくことは大好きです。


単に読書が好きなだけかも知れませんが

どんな教えもよく理解できてないのが事実ですが
なんとなく好きかな~って思えるのが


ユダヤ人がよくやっている
成功した人は寄付をする

ビルゲイツがアフリカの医療支援してるみたいなやつ


孫子の兵法



老子の教え
これって儒教でしたっけ?


それに
マーフィーの法則
成功するための方法ですね

こんなところが好きで
理解できなくとも本はよく読みます。



きっとこれまでの人生でも
なんとなくこれらの教えを実践して生きてきたと思います。

たとえば
事故現場ですが
バイパスのなかでそこだけ危険な場所だと理解していたので交通法規守って走ったのに
交通法規などという余計なものに身を預けてしまったための事故ですね

自分の身体は自ずから守らないでだれもなにもしてくれません。


だれもが
交通法規を守るなどということはあり得ないことだし
他人を信用してもよいけど命は預けられません。



他人を信用するのはほどほどに。




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yozame
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県立N総合病院5西其の3

2011-02-21 08:01:07 | 日記
事故から3か月ほど経過した頃の私の精神状態はどうであったのだろうか?

まずテレビですが普通の番組はうるさすぎて見ることできませんでした
もっぱらピアノのクラシックで癒し系とかうたってる音楽を聞いてることが多かったです。

そのうち
DVD準備して宇宙やら自然やら歴史番組を見るようになります。
ナショジオやヒストリー・ディスカバリーと言った類いですね。

しばらくして
友達のドカモンちゃんが色んなDVDをダヴィングして持ってきてくれるようになり非常に助かったしありがたかったことを覚えています
ただ違反ですが・・・あは


そのなかで印象的だったのが
「冬のソナタ」

年を取ったせいか
事故で怪我したせいか
やたら涙もろくなっている自分を発見

事故前は映画見て泣くことなんてほとんどなかったのに・・・


冬ソナの最終回にでてきた家
こんなところに住みたい!

強く思うようになりました


もともと
海辺の家ってのに興味があって

テレビ映画ギャラクシーにも
原爆が落ちるシーンに目の前湖か?

時間を越えて手紙をやり取りする映画の手紙受ける家も湖の上か?


とにかく目の前に海が広がる場所に住みたいと願うようになりました。



そんな頃
事故の加害者が見舞いに来たり
警察の調書取る以外は面会謝絶のままにしてありました。

自分のピアノの生徒なんかが見舞いに来てたらしいが
個人情報なんちゃらで病院にいるのかどうかもわからなかったらしいです。


この時期
ベッドのギャッチは30度前後までしかあげられなかったと思います
OTのひとと座位?
身体を起こす練習を盛んにやったと思います
とにかく車イスに乗られるようにと言うことだと思います


たとえ
起きられて車イスに座れるようになっても人工呼吸器が外れなかったら
自由がありませんので、人工呼吸器を外すにはどうしたらよいのかと
麻酔科の先生と相談指示していただいたのを覚えています。

機械はなにもしなければ勝手に肺に空気を送ってくれます
自分で呼吸するとそれに追従してくれたりします。

一分に18回を
一分に5回くらいまでさげることと

圧?も下げていったような
とにかく今までのどんな部活よりきついかも
等と思いつつやってた記憶があります


そんなときですね

おばちゃん看護士Nさん横目でさげすみながら
「どうせとれもしないのに」捨てぜりふでいなくなり

健康優良児Tさん
この子胸ポケットにやたらボールペンやら小物が垂れ下がってる子でしたね
赤ペンだけでも3本くらい差し込んでありましたね
そんなTさん

「どうせ明日疲れた言うんだから止めておいたら!」


足を引っ張られましたが
まだ序の口ですね

人工呼吸器外すために積極的に後押ししてくれたのは
親分Oさんと
物静かなIさん・・のちに名字は変わりますが
この二人の大胆な決断がわたしを後押ししてくれました。


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yozame
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県立N総合病院5西其の2

2011-02-21 07:45:29 | 日記
この病棟には婦長の他に生まれつき親分肌の
O看護士がいらっしゃいました。

口はほぼ命令口調
盛んに若い看護士を指導してます


Hちゃんが人工呼吸器を左上に設置してるときにも

O看護士「ERで左だったからって真似する必要ないわよ!ERの真似なんて気分悪い」

H「はぃ」


そんな感じですが

Oさん

決して間違いは言わないし
無駄な発言もしない
立派なオバチャンとおもったが
わたしより一つ若いらしいことが後で判明する


もう一人目立つ年より看護士がいましたが
婦長になり損ねたがプライドだけ高く若い看護士をバカにするのを生き甲斐にしてるようにみえました。
名前は忘れましたが看護主任?のNさんとしておきましょう

ある日食事介護にやってきました

主任Nさん「はい!あ~ん♪」

とスプーンでお粥を口に持ってくるときに
顔も近づけ一緒に口をあけるのである

yozame「おば~ちゃん! 気持ち悪いから口つぐんでちょうだい」

Nさん「は~ぃ・・・で・・あ~ん」

yozame「あ~んじゃね~!顔近づけるんじゃね~ごりゃ!」

(会話は全て心の叫びです)

その後も
わたしが何か口に運び込むときに一緒に口を開ける人の多いことにビックリ
美人や可愛い子なら許せますが


口開ける
おばあちゃんはあかん!


事故から2か月過ぎたそんな頃
一番酷かったのはタンが絡むことです
肺活量がないから人工呼吸器してるのでしょうが
本当に頻繁にタンが絡みました

吸タン処置ですが
カテーテルを鼻の穴から気管支にむけ吸引
最後に口にもカテーテル突っ込んで吸引

これを一日に何度やったでしょうか
数えきれないぐらいやったと思います


門前の小僧ではありませんが
天使のKさんも覚えてやってくれるようになりました
本当は家族でないと出来ないのですが・・・内緒かも

そのご門前小僧のKさんは次々と介護・看護・リハビリの仕事を覚えていきました
体位変換はOさんの指導のもとにばっちり出来るように
後々車イスとベッドの移動もOTのOさんの指導で一人ブレンバスターの様な方法で一人で移乗できるようになります。
人間のやることですから見てると出来るようになるようですね。


感想宜しくお願いします

yozame
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