Yoz Art Space

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一日一書 1313・霜始降(七二候)

2017-10-24 19:28:24 | 一日一書

 

霜始降

 

甲骨文字

 

ハガキ

 

 

二十四節季というのは、知っていましたが

七十二候というのは、

先日伺った、中谷正先生の書画展で、初めて知りました。

 

例えば、今年の場合、10月23日は

「霜降」でした。

この「霜降」の節気をさらに3分割すると

「霜始降(しもはじめてふる)」10/23〜10/27ごろ

「霎時施(こさめときどきふる)」10/28〜11/1ごろ

「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」11/2〜11/6ごろ

となるそうです。

 

中谷先生は、この72候を全部ハガキに絵とともに書いていらして

それはもう圧巻でした。

で、それをまねたいと思ったのですが、

似たものでは、申し訳ない、というか情けないので

自分なりの表現にしてみました。

 

できれば、ハガキサイズで、72枚書きたいと思います。

できるかな?

 

 

 

 


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一日一書 1312・霜降

2017-10-23 23:12:13 | 一日一書

 

霜降

 

半紙

 

 

 

そういえば、今日は二十四節気で、「霜降」でした。

秋もそろそろ終わりかかっています。

 

 

 

 

 


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一日一書 1311・秋風引

2017-10-22 14:10:43 | 一日一書

 

秋風引(劉禹錫)


 

何處秋風至

蕭蕭送雁群

朝来入庭樹

孤客最先聞

 

 

45×35cm

 

 

 

 

 


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一日一書 1310・秋風引より

2017-10-21 19:07:54 | 一日一書

 

「秋風引」(劉禹錫)より

 

半紙

 

何處秋風至

蕭蕭送雁群

 

何(いず)れの処(ところ)よりか秋風至る

蕭蕭(しょうしょう)として雁群を送る

 

【口語訳】

どこから秋風が吹いてくるのか。

蕭蕭として、雁の群れを南に吹き送る。

 

「蕭蕭」とは、秋風がざわざわと吹き渡る音。

 

 

この後は次のように続きます。

 

朝来入庭樹

孤客最先聞

 

朝来(ちょうらい)庭樹に入って

孤客(こかく)最も先ず聞く。

 

【口語訳】

 

今朝がた庭の樹々の間に吹き入ったのを

ひとりわびしい旅の身は、誰よりも先に聞きつけたのだ。

 

 

シンプルで

いい絶句です。

 

 

 

 

 


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一日一書 1309・千字文より

2017-10-20 17:11:44 | 一日一書

 

千字文より

 

 

果珍李奈

菜重芥薑

 

金文

 

 

【意味】

果物で珍重するのは李(すもも)と奈(からなし)

野菜でたっとぶのは、芥(からし)と薑(はじかみ)である。

 

今風にいうと、果物と野菜では、何がおいしいかってことかな。

 

 

 

 


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