一茶
涼風(すずかぜ)の曲がりくねつて来たりけり
半紙
●
江戸に住んでいた頃の句。
前書きに「うら長居のつきあたりに住みて」とある。
せっかくの「涼風」なのに、「曲がりくねって」やってくるなんて
いかにも一茶らしい皮肉というか、自嘲というか。
結局、一茶は「いざいなん江戸は涼みもむつかしき」ということになって
故郷へ帰っていくことになるのです。
「暑い!」「涼しくない!」っていうのは
なんか、決定的かもしれませんね。
「寒い!」も嫌ですけど。
一茶
涼風(すずかぜ)の曲がりくねつて来たりけり
半紙
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江戸に住んでいた頃の句。
前書きに「うら長居のつきあたりに住みて」とある。
せっかくの「涼風」なのに、「曲がりくねって」やってくるなんて
いかにも一茶らしい皮肉というか、自嘲というか。
結局、一茶は「いざいなん江戸は涼みもむつかしき」ということになって
故郷へ帰っていくことになるのです。
「暑い!」「涼しくない!」っていうのは
なんか、決定的かもしれませんね。
「寒い!」も嫌ですけど。