119番に電話しながらも、対応した職員の判断で救急車が手配されず、その男性は数日後に遺体で発見されました。
お気の毒な話です。
テレビで数回、その119番に電話した時の会話が再生されてましたが、始めから会話が噛み合ず、明らかに朦朧とした症状が窺えるにもかかわらず、職員の「自分でタクシー呼んで行ける?」という質問に「行けると思います」と答えたばかりに職員は救急車手配は不要と判断したそうです。
しかし、私も5月の日曜夜に腹痛で救急車を呼んだ経験で分かるのですが、独り暮らしの場合、緊急の痛みなどで電話をすると職員の質問には自分で答えなければいけません。私の場合は腹痛で泣いている状態でも、名前や住所、痛み等の症状を詳細に聞かれたのですが、とても冷静に答えられる状態ではない!1度は頑張って答えても、何度も確認されてその度に同じ事を繰り返し答えるのは本当に辛かったです。
そして救急車が到着して車内に搬送、自宅前に停車したまま救急隊員たちが近くの病院へ受け入れ可否照会をしていましたが、日曜夜でなかなか見つからず、
「もし病院が見つからなかったら痛み止めの薬を渡すから、それ飲んで自分の所で寝て!」
涙を流すほどの痛みなのに、簡単なお腹の痛みだと思ってる。。。。
しばらくすると病院が見つかり救急処置を受けて即入院が決定。
簡単なお腹痛い、ではなかった訳です。
今回亡くなられた男性も本当に救急車出動が必要だったし、救急隊員が軽く見た私の症状も緊急入院するレベルのものだったのです。
救急車を必要とする人に行き届かなければ、救急制度は意味がありません。
日本の救急がこのような傾向にあるのは、救急車をタクシー代わりに使う等の不適切な使い方をする人が多い事が理由のように報道されていますが、それならそういう使い方をされない方法を考えていただきいたいのです。
救急車をタクシー代わりに使う人の理由は「救急車ならタダだから」というのが1番と思います。
では有料にしてください。3000円とか5000円などの有料になれば、そういう問題は起きにくくなると思います。
事故や急病で呼ぶ時はお金を持ち合わせているとは限りませんから、搬送された病院で救急車手数料を退院時に請求したらいいのではないでしょうか?
有料だったとしても先日の私なら救急車を呼びますし、亡くなった男性も同様のはずです。
日本の医療制度を正しく保持する為に、是非、「救急車手配有料化」を検討していただきたいものです。
追伸:有料化は歓迎ですが、安易に救急隊員が症状を判断して薬を渡して帰す、ということはしないでくださいね。
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