クリスマスシーズン！
業界最安値でビザ申請代行をいたします。
ホテル予約がまだ、もしくは他の宿泊方法の方もご相談ください。
ロシア観光シングル ビザ申請代行5,000円 ＊２名様以上でお申し込みの場合、お二人で9,000円
（バウチャー手配料金・送料込み。書類弊社到着日から受領希望日までの期間３０日）
| 料金 | 大使館申請期間 | 書類弊社到着日から受領希望日までの期間 |
| 5,000円 | ３０日 | |
| 8,000円 | ２週間 | 約３週間 |
| 14,000円 | １週間 | 約２週間 |
| 21,000円 | ３営業日 | 約１週間 |
| 料金 | 大使館申請期間 | 書類弊社到着日から受領希望日までの期間 |
| 6,000円 | ３０日 | |
| 9,000円 | ２週間 | 約３週間 |
| 15,000円 | １週間 | 約２週間 |
| 22000円 | ３営業日 | 約１週間 |
査証申請代行手数料＊必要書類が完備された状態で、弊社が申請代行のみの場合
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通常申請代行手数料 申請代行2日前までにお申し込み・書類受領完了 |
￥4,000 |
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緊急申請代行手数料 申請代行日前日までにお申し込み・書類受領完了 |
￥7,000 |
弊社はロシアビザ申請代行業務も行っております。
先月から、十数社の経営者グループがロシアへ向かう視察旅行サポートをさせていただいてます。
グループ代表者は航空券、ホテルを大手旅行代理店へ発注。
弊社はビザサポート部分のオーダーを頂き、手配しておりますが、とても興味深い問題が発生しました。
大手旅行代理店が予約済みとしたロシアのホテルにビザサポートレターについて照会するも、
「予約が入ってない。日本の代理店に確認してくれ。」
結局、予約済みとしていたホテルは、予約発注を受けた際に「部屋数不足」を伝え、その二日後に日本サイドからキャンセルを受けたそう。
（日本の大手旅行代理店がロシア部門を任せている某会社が業務を受け持っている。）
その事実を大手旅行代理店が把握せず、グループ代表者も 予約済みと聞いたホテルの近くで宴会等を予約。
弊社が直接ホテルとやりとりして把握した事実である。
某会社はキャンセル事実を通知せず、他のホテルに打診。
結局ホテルが確定するまで２週間要した。
大手旅行代理店担当者もさすがに困惑。
確定直後から弊社はビザサポートレター取得に動いたため、何とか期日に間に合ったが、はっきり言って大手旅行代理店がお客様から頂く高額な旅行代金としてのサービスとしてはお粗末。
いえ、今回は大手旅行代理店担当者に非があるわけではなく、その下請けの某会社。
そしてその下にも一つ別会社があり、その会社がホテルとやりとりをしていて、その内容が大手旅行代理店担当者に伝わっていなかったことが要因。
弊社は直接ロシアに連絡、交渉業務を行っております。
なので、迅速、格安でお受けすることができます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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楽しい夏季休暇や白夜シーズンをロシアで過ごす方！
お手続きが早ければお手軽にロシアビザ取得が可能です。
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ロシア観光シングル ビザ申請代行7,500円
（バウチャー手配料金・送料込み。書類弊社到着日から受領希望日までの期間３０日）
いよいよ連休！
連休にロシアへ行かれるなら、今のうちにビザ手続きを始めれば格安に済ませる事が可能です。
ご用命は https://sites.google.com/site/russiavisaservice/roshia-biza/kankou-biza
昨夜、ロシアの経済状況と、ロシア企業と業務提携を希望する日本企業の現地での奮闘ぶりがテレビ番組で紹介されていました。
２００２年、弊社が初めてロシア企業と提携した頃は、ロシアに対するネガティブイメージが渦巻く日本社会。
税理士も「間違いなく半年で終わる」。
それがここまで続いているのは、日本のクライアント様、お客様方、そしてロシアビジネスパートナー達、スタッフ達、友人達に恵まれてきたからであります。
２００３年、当時の常宿シェラトンパレス宿泊中、ホテルが宿泊客を招待するパーティーがありました。
当時の宿泊客は、オフシーズンということもあり、欧米からのビジネスマンばかり。
当然、パーティーは欧米ビジネスマンたちとの会話で終始したわけですが、皆の共通言葉は
「とにかくロシアとのビジネスは大変だ。全くわからない。」
欧米人達も日本人と同じように思うのか、と驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
そして同じくロシアに進出した日本企業が撤退していく様子を、この目で見てきた私。
その一つの会社の日本でのプレゼンに参加した時は、ロシアがいかに酷いか、の過剰なプレゼンに唖然。
駄目押しに、アエロフロートの悪口まで飛び出してきた時には失笑してしまいました。
後日偶然、この日本企業と関わったロシアビジネスマンたちと出会うことになり、日本企業との経緯を聞いた私としては、、まあ、これならロシアじゃなくてもビジネスが上手くいくわけはない。。
さて昨夜も番組ででてきた「ロシアの壁」という言葉。
なぜか私はこの壁を感じることなく飛び越えてきていたようで、当初からダーチャ、バーニャでの裸の付き合いやら、邸宅招待宿泊など。。。
ですので、逆に、ロシア人が一般的日本人の何に違和感を覚えるか、どういうタイプの人間と仕事をしたいか、などなど、体感で分かるようになった気がします。
もしロシア企業との交渉や提携途上において、問題などありましたら弊社にご相談ください。
日本企業のロシア進出をお手伝いできたら幸いです。
MABユーリー 有限会社ユーリー 吉井裕理
現在進行形の事件について、すでに起きてしまった悲劇、犠牲者の方、ご遺族の方々にお悔やみ申し上げます。
そして、現在渦中にある方の一刻も早い解放を祈るばかりです。
今回の最初の犠牲者の方がISILに捕まる経緯についてはコメントはしませんが、後藤氏のシリア入国について、入国後にガイドが後藤氏を売った、もしくは最初からISILメンバーがガイドに扮していた疑惑があります。
このような紛争地域に入るには信頼出来るガイドはマスト。
それは紛争地域に限らず、どの国でも同様と考えております。
私がモスクワへ初めて行ったのは２００２年。
１９９８年の経済崩壊の影響か、まだシェレメチボ空港も暗く、何かと驚く事多し。
シェレメチボ空港からタクシーに乗って身ぐるみ剥がされ白樺林に捨てられてる屍体が少なくない、ロシア人、もしくはロシアとコネがあると言っていた日本人に騙された、、、等々、まだまだ安全ではないイメージが残念ながらありました。
当時から私が日本人一人、現地で仕事を成立させてきたのは、ひとえに、ロシア提携企業、友人達、そして現地スタッフ達に恵まれてきたからであります。
弊社は美容医療ツアーから始まり、自身の経験を踏まえた上で多くの対ロシアビジネスをサポートさせていただいております。
ロシアビジネスサポートというと、高額な金額を提示される企業も多いのですが、その中で弊社は少数精鋭、必要なコネクションを網羅した上で良心的価格で提供させていただいております。
私の経験上、現地スタッフはロシア人ばかりですが、男性陣は大柄で頼もしく、女性陣は真面目で細やかな気がきく、全員2002年から、一番新しいスタッフでも既に約１０年、一緒に働いてきたベテラン勢。
どうぞ安心して弊社におまかせください。
ビジネスはもちろん、旅行も現地スタッフにかかっております。
より皆様にお気軽にロシアを楽しんで頂けますよう、ロシアビザ申請代行内容を変更致しました。
ロシア観光シングル ビザ申請代行7,000円
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ロシア旅行が決まったら、まずはビザ申請！です。
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多くの感動を与えてくれたソチオリンピックが終わってしまいました。
実はスポーツに縁がなく「運動音痴」を自他共に認める私は、今までのオリンピックはいつも総集編を見るのみ。
こんなにlive時間に一生懸命見ていたのは このソチオリンピックが初めて。恐らく最初で最後かもしれない。
半年前に実際に訪れた土地、友人達が住んでいる土地、なのでテレビでカフカスの山々や黒海、街の景色など見る度に懐かしさでウルウルするわ、選手達の活躍や感動物語にウルウル。ロシアの歴史を紐解いて見せた開会式にWow!!
結局昨夜、というか今日未明の閉会式もliveで見てしまいました。
ロシア文化の素晴らしさ、アート、音楽、文学、バレエ、サーカスetc その素晴らしさを伝える巧妙な演出にもWow!!
このソチオリンピックで一番良かったかな、と思えるのは、情報が比較的少ないロシアやロシアの人々を全世界がオリンピックの様々な映像などによって知った事ではないでしょうか？
美人度の高さにもため息がでます。
ソチオリンピックは終わりましたが、まだパラリンピックがあります。
まだまだ多くの感動を与えてくれるでしょう！
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「どうせ編集された無駄の無いものが明日以降放送されるんだから」と、ベッドに横になったものの眠れない！見たい！
というわけで朝４時までテレビにかじりついて見てしまいました。
http://roshianow.jp/arts/sport/2014/02/07/47025.html
美しかったですね～、面白かったですね～。
冒頭にロシアの音楽家等の有名な方々、場所、などなど紹介があった時に既に胸キュンで涙。恋心のような切ない気持ち。
帝政時代の優雅なダンスシーンなどで「ロシアは貴族文化」を多くの人々にアピール出来たと思いますが、私個人的には、大好きなロシアアヴァンギャルドが印象的で面白かったです。
それにしても２００２年にロシアに飛び込んだ当時は、周りの人間、ほとんど全員に反対されたり「なぜロシア？」と質問攻めにあったものです。
確かにハード面やサービスなどは一般的日本人から見たら違和感を感じるであろう状態であったことは否定出来ません。
しかしプロフェッショナルな人々が持つ最高の技術力等々に惚れ込み、何とか日本の方々にこれらの技術、音楽教育を受けていただきたい、と、日本とロシアの架け橋になって参りました。
そのロシアが、私が知るわずか１２年でこのような素晴らしいオリンピック開会式を開けるまでになり、サービスなども運不運はありますが、かなり向上し、昨夜の私は１２年間を思いながら「こんな素晴らしいロシアと縁があった事」に感謝、感動していました。
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先ほどの報道番組でプーチン大統領の「私がソチ選んだ」という発言が報道されました。
「２００１～２００２年にソチを訪れた時に『ここから始めよう』と思った」そうです。
私が初めてモスクワ入りしたのは２００２年１２月。
当時はまだ１９９８年の経済破綻からの回復途上。
真夜中でも不夜城となった現在のモスクワからは想像もできないほど「とにかく暗い」というのが印象の当時のモスクワ。
片やソチ。私も昨年７月にソチ滞在。
私が滞在した時はまだあちらこちら建設途中の現場が多かったものの、既に「ロシアの保養地」として開発されていたソチは恐らく２００２年も美しく明るく温暖で快適な環境であったはず。
なのでプーチンのこれらの言葉はとても理解できるものです。
唯一の懸念はやはりテロ。。。
滞在時にソチ山間部をドライブで案内してくれた純粋ロシア人の友人はそれぞれの山の名前や地名を教えてくれた後に「殆どがカフカスの地名である」。時が経つほど、友人の言葉の意味が重く響いてきます。
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残念ながら、昨年後半からソチ周辺で事件が起きております。
それに対する警備強化報道を見ていて「ここまで厳しくチェックしていれば大丈夫か」と思っておりました。。
さて、弊社スタッフの一人は日本のメジャー民放クルーにアテンド業務で、ソチへ今月下旬から入ります。
彼から年始挨拶の電話が来た折りに現在のソチの状況を聞きました。
そして昨日、モスクワの友人とオリンピック等々について話しました。
彼らと話して感じたのは、やはり日本での報道との温度差。
ソチ オリンピックの為に多忙な日々の友人、ソチに住んでいる素晴らしい友人達、ソチで働くスタッフ、そして世界から集まる選手達と観光客、、ソチオリンピックが成功に終わりますように。
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昨日、弊社がお世話になっているJIC主催のロシアセミナー
『プーチン政権とロシアの行方』講師：佐藤 親賢（さとう ちかまさ）氏（共同通信社外信部・前モスクワ支局長）
に参加しました。
現在 私は現地では日本人のお客様、日本法人クライアントの他には、ロシア人スタッフ、ロシア人友人に囲まれており、現地在住日本人からの情報に接する事はありませんが、今回の講師の方の見聞や捉え方は、私が現地で体感しているものとほぼ同じものだったような気がします。
これは私にとっては嬉しい事でありました。
かなり欧米基準に近づいてきているロシアではありますが、でもまだまだユニークな点があります。
その国の歴史から培われてきた国民性など、外国と接する時は決して無視出来ないもの。
そして最近の私はロシアに接する度にどれほど親近感を感じているか再認識するばかり。
日本政府には対ロシア対策を誤ってほしくない、と願うばかりです。
先月９日に飛び立ってからまだ１ヶ月とは思えないほど、いつにも増して多くの出来事、影響を与えてくれた今回のロシア滞在。
ところで、モスクワ音楽院との打ち合わせに行くと、その前に、こんな綺麗なレンタル自転車が並んでました。
モスクワで自転車ブームが始まっている事は知っていたのですが、このシステムは素晴らしい！
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先週２５日、予定通り帰国いたしました。
今回のロシアはモスクワでの打ち合わせ数件の他に、私史上初のソチ。
現在のタイムスケジュールでは成田を１２時に離陸、モスクワ１７：１０着、１８：４０モスクワ発、ソチ２１：０５到着（アエロフロート利用）、という、乗り継ぎ時間が短い楽な移動です。
成田でスーツケースを預ける時に「モスクワの空港で荷物をピックアップして国内便チェックイン時に再度預けるか？ソチまで預けるか？乗り継ぎ時間が短いとうまく荷物が乗り継ぎ出来ず翌日以降の到着になる可能性がある」という何とも不安な説明。
万が一を考えて一瞬 前者を検討するも、短い乗り継ぎ時間で自分でピックアップして、、、というのは余り現実的に考えられず、後者に賭けました。
私はアエロフロートでモスクワ乗り込みはもう４０回ほどになりますが、幸いな事に荷物のトラブルは経験してないので（他のエアーラインでも同様）、自分の海外での運の強さに賭けました。
さて成田で機内に搭乗すると、私の席の窓側の手前、通路側には既に日本人男性が着席。こういう場合かなりの確率で不愉快な思いをする事が多いのですが、この日本人男性はさりげない親切さで対応してくださり早速「この旅は幸先いいぞ～」の予感。
離陸して落ち着くとこの男性がロシアのガイドブックを見始めたので、珍しく私の方から「モスクワは初めてですか？」と聞いて、それからモスクワ到着まで充実した会話を楽しませていただきました。実はこの男性、２月のロシアイベントでとても面白い講演をしたロシア資本会社の日本人社長の会社の社員さんでした。元々興味をもっていた会社の社員の印象がいいと、更にポイントは上がるわけです。カスペルスキー、応援しますわ。
モスクワでの乗り換えも順調に済み、ソチでの視察滞在も思ってた以上に充実、楽しく過ごしました。
唯一、ソチ最後の夜遅くまで送別会、次の目的地への移動の為、翌午前３時半起床（睡眠２時間！）、４時半出発、５時ソチ空港到着、６時離陸、、、という行程が辛かったのみ。
ソチは現在急ピッチでオリンピック開催に関連した工事があちらこちらで進められています。２４時間年中無休。
黒海と山を楽しめる、ロシア保養地第一位というのが納得出来る、素晴らしい場所です。植物などから受ける印象も南国のようでした。
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驚くニュースがありました。
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130605t13008.htm
添乗員付きの欧州ツアー旅行で英国のヒースロー空港に置き去りにされ、精神的苦痛を受けたとして、仙台市若林区の５０代男性が４日までに、ツアーを計画した大手旅行会社阪急交通社（大阪市）に慰謝料など計４０万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
男性の代理人によると、同様の訴訟は珍しい。男性は「会社は責任を認め、過失のない旅行客の立場に配慮した対応をしてほしい」と強調する。
訴えによると、ツアーには男性ら２６人が参加。ことし１月、スペインやポルトガルを訪れ、ヒースロー空港で帰国手続きを取った。テロ警戒で手荷物検査が厳しく、男性と女性添乗員、女性客の計３人が無作為で選ばれ、再検査を受けた。
添乗員と女性客は先に再検査を終え、搭乗ゲートに移動。添乗員は男性が遅れる旨をゲートの係員に知らせた後、係員の指示で成田空港行きの航空機に移った。男性も再検査を済ませてゲートに駆け付けたが、出発に間に合わなかった。
添乗員は携帯電話で男性に「飛び立つので（男性は）もう乗れない。頑張って帰ってきてください」と伝えたという。
男性は現地の旅行代理店を通じてホテルを予約。英語があまり話せないため道案内などのガイドを依頼し、ホテルに１泊し、別の航空機で帰国した。宿泊費やガイド代は自分で負担したという。
被害の弁償などをめぐり、男性は旅行会社側と何度かやりとりしたが、帰国後、会社側から「会社に過失はなく、金銭の補償はしない」といった連絡があったという。
男性側は「安全に旅行できると思って添乗員付きのツアーを選んだ。添乗員は空港に残って男性の安全確保に力を尽くすべきだった」と主張。阪急交通社の担当者は「裁判になったことは誠に残念。法廷で見解を述べる」と話している。
ポイントはいくつかあると思うのですが、まずは添乗員が男性の再検査終了まで待って、一緒に搭乗ゲートへ行くべきでした。いくらゲートの係員に知らせても その係員が男性の再検査終了まで場所を動かない保証は無いし、他の係にちゃんとバトンタッチする保証も無い。ましてこの男性は英語を話せないのだから「係に伝えたんだから何とかなる。自分の役目は終わった」などと添乗員が考えたとしたら、問題外と思います。
私はモスクワ等での出入国審査に際しては必ずお客様に先に行ってもらい、問題がなく終わった事を確認してから自分が審査を受ける。そして搭乗ゲートまで必ず一緒に行動していただいてます。検査途中のお客様を置いて先に行くなんて事はとてもとても出来ない。
そして添乗員が携帯電話で言った「もう乗れない。頑張って帰ってきてください」という言葉は。。ゲート前で呆然としている時にこんな言葉を言われた男性の不安な心中を思うと気の毒で仕方ありません。
添乗員は駄目元でも乗務員に説明して何とかしてもらうよう努力をするべきだったと思います。それを「もう乗れない。頑張って帰ってきてください」という言葉で終わらせたのは添乗員としてだけでなく人間としても冷たさを感じてしまうのは私だけでしょうか？
乗れなかった男性はガイドやホテルを別発注で頼み、それを阪急交通社に弁償を求めたが「会社に過失はなく、金銭の補償はしない」という対応も不思議です。
会社に過失と言える過失はなかった、と言えるかもしれませんが、添乗員の対応に不備は無かったか？トラブル回避の為に添乗員が出来たはずの努力を怠ってはいないか？それらの事をよく考えて対応するべきではなかったのか？
男性は損害実費（ガイド＋ホテル等）を含めた４０万円の賠償を求めての裁判らしいが、阪急交通社にとって裁判の勝ち負けに関わらずイメージダウンに繋がったと思います。
私は業務を終えて帰国便の席に座ると「今回も無事に終わった～」と安堵のため息を漏らしてしまいますが、同じ飛行機に乗って来る旅行会社のツアーを引率している添乗員の方々は顔を見れば「添乗員さんだ」と分かります。皆様大体 憔悴しきってる。
ツアー同行業務は過酷なものです。幸い弊社のお客様達で問題が発生した事はなく、これについては本当にお客様達に感謝すべきもの。
でも人数が多いツアーなどでは集合時間から始まり、色々な方がいます。偶然帰国便で隣に座られた添乗員さんから「こんな事があって大変だった」話を聞いて大変驚きました。添乗員さんは大変だ。私は弊社のお客様達に感謝しなくては！
さて今回の事件に戻りますが、では、この男性は自分の勝手な行動で乗り遅れる事になったのか？違います。
空港での荷物再検査に引っかかって、それが添乗員が受けた再検査より時間が長引き、添乗員が待っていなかった為に英語が話せない男性は搭乗ゲートまで時間がかかってしまった。
つまりこの男性にも故意の過失は無かった訳です。
これから本格的海外旅行シーズン、こんな不安な思いで終わるような旅行はしたくないものです。
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