今年やって良かった事

先日スタッフと打ち合わせに向かうのに電車に乗っていた時の話。
平日午後の車内は比較的空いていて私達の乗った車両では全員が座っていたのですが、向かいの席に座っている若い女性がおもむろに化粧を始めた！って・・誤解を生じるかもしれませんが私は女性の顔の変化を見るのが大好きなので興味深く見るとはなく見ていました。ファンデーションの後に丁寧なアイメイク。スタッフと私が無言で見つめる中、太いアイラインと何回も重ねたマスカラで、今流行のキャバクラ嬢フェイス完成！完成後も５分ほど鏡で念入りチェック。っと・・・突然前にかがんだ！「何事か！」と思った次の瞬間、上体を起こした彼女の目は見る見るうちに潤んで顔もゆがみ、必死に目の辺りを触ってる。「あ～コンタクトレンズと目の間に化粧の何かが入っちゃったかな？」と、経験者の私は思い当たる。彼女は何度も何度もレンズを外そうとするが何故か外れない。そのうち目はウルウル、赤く充血、彼女は激痛で上体を動かす。「どうしよう？助けてあげたいけどレンズは自分で外さないと・・」と思ってると、隣で見ていた男性スタッフは「あんな尖った爪でレンズを外そうとするのはおかしい」と真っ当なご意見。「眼鏡をかけたくないし爪も綺麗にしたいの！」というのが女心なのよ。
さて、その彼女の七転八倒は約１０分ほど続いた後、ようやくレンズが外れて彼女の顔に浮かんだ安堵の表情といったらありませんでした。私も「良かったね～」と声をかけたかったくらいホッ。

私も約半年前までコンタクトか眼鏡を使用、今はまるで近視で困ってた時がなかったかのようにレーシックの成果を享受しています。慣れというのは恐ろしいものですが、コンタクトのケアから装着作業等々面倒な事を約２０年もやっていたことを考えると、「レーシックを受けてよかった！」とつくづく感謝している最近です。裸眼でメイクができるしマスカラも何の支障もなく楽しめて、そして、肩凝りがかなり軽減しました！

というわけで少し気が早いのですが、「私が今年やって良かった事」。まず上記のレーシック、そして金の糸を目尻と手の甲に入れたこと。
「老化は目尻から」ということで目尻。
晩秋になると皺皺が目立つようになっていた手の甲も、金の糸を入れて今年は皺皺変化が出ていない！

皆さんも今年やって良かった事、教えてくださいね。

美と若さを追求する、欧米最高レベルのアンチエイジング美容外科手術＆金の糸　http://yourij.net/

やっぱり怖くなる美容医療

「怖いケースもあるけど美容整形は使い方でバラ色～」なんて思ってた矢先、昨日の報道特捜プロジェクトでまたしても「こんな病院があるなんて・・」と絶句。
問題のクリニックは菅○クリニック。今は改名して違う名前で営業しています。改名した理由は、菅○クリニック時代にテレビ番組等で取り上げられたかららしい。報道によると、改名した今も同様の手口で被害多発。番組では医師の実名公表、映像もぼかしも入れずに鮮明に放送している。確信した上での報道らしい。
犯罪が実証されず現在も営業している病院や医師に対して、この方法はどうなのか？と思い調べていくと、出るわ出るわ、多くの関係サイトが出てきます。そしてこの病院からの抗議文等も掲載されています。

しかし被害者達の言葉を信じるなら、やはりこのクリニックは問題があると思える。なぜ国等が管理できないのか？数年前から被害報告や訴えもされているのに、厚生労働省は動いていない、というか完全黙秘。
実はこの菅○医師は医療法人天道会理事長であり、元厚生労働省医療指導監査官。
言う言葉もありません。

法律的には国が取締りを入れるだけの根拠をうまくすり抜けていて、警察が犯罪捜査をしない限り立証は難しいと思います。

私は、日本の美容外科が悪い、医師が悪い、とは思っていません。法律や監督行政が抜けぬけになっているだけなのです。違法行為でなければ病院や医師に罪があるわけではないのです。（モラル面は除外）だから違法でない範囲で上手くやっていこうとする病院や医師がいるのはある意味で自然な流れかもしれません。

お金の不当請求や、事前の説明と施術内容が違う事も酷いと思いますが、私が一番気になったのは、カウンセリングにきたお客様を院長や看護師で囲んでサインさせ、すぐにオペ台へ乗せて麻酔処置。血液検査も麻酔専門医による麻酔処置も、あったものではありません！この点だけでロシアでは厳重処分の対象になります。厳しい国の、良いところです。

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美容整形はこうでなくては！

先週の「顔面崩壊美容整形」番組に対して、今週の「ビューティコロシアム」と昨夜のニューハーフの美容整形をテーマにした番組。まさに「美容整形はこうでなくっちゃ！」週間のようでした。ビューティコロシアムでははっきり言って別人に生まれ変わって満面に笑みを浮かべる出演者達。良かった良かった！

私は人を助けられる美容整形には大賛成です。悪循環に陥ると自分の力で良い方向へ変えるのは大変なもの。頑張っても頑張ってもどうにもできない時に少しでも助けになるなら、美容整形は素晴らしいものです。

昨夜のニューハーフの方達も美しかった！美しくなる事への貪欲さは恐らく一般的な女性より強い方たちでしょう。「海外でオペを受けてる」発言もあって、なかなか興味深いものでした。

なんだかんだ言っても・・美は力です・・・。

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先日テレビ番組の「顔面崩壊美容整形」

5日、無事10月度ツアーから帰国したスタッフから報告を受けました。今回も滞りなく完了。モスクワもかなり寒くなってきてるようです。

さて、その5日夜に放送された「顔面崩壊美容整形」。予告編で見た時から「ゲル関係の施術で起きた問題」と予想してました。案の定その通りで、ご覧になった方も多いと思いますが、事の始まりはシリコンゲル注入。番組の彼女が受けたのは日本にもぐりこんでいるアジア系のいわゆるヤブ医者ですが、シリコンゲル注入は5年位前まで日本の美容外科でも一般的に行われていたものです。問題が多いので今は殆どされてないと思いますが（と祈ってます）。

以前弊社にも「日本の美容外科でシリコンゲルを入れたら下に下がってブルドックみたいになった。金の糸でなんとかしてほしい」と問い合わせがありました。「金の糸では組織内に注入した異物の問題解決にはならない」旨を説明しました。
ゲル等の注入施術は日本人にとって一般的に抵抗が少なく、問題が皆無のように思われているのか、安易に受ける方が多いのですが、その見解は間違っています。
まず、ゲルは組織内に広く拡散するので失敗した場合に除去が難しいものです。また、同量のゲルを注入するにしても入れ方に技術力が問われます。

さて、その番組の被害者の彼女は韓国人。エラが気になってヤブ医者に相談し、本来ならエラ削りをすればいいものを、「周りを丸くしてエラを目立たなくさせる」と言ってシリコンゲルを注入。最初の1回でやめておけばいいものを中毒症状のようになって打ち続けて顔が巨大化。ちゃんとした医者なら止めさせるはずだが、そのヤブ医者は求められるだけ注射し、遂に彼女は勤め先をクビになり韓国へ帰国。
両親は識別できないほど変わってしまった娘を病院へ連れて行くが、顔の修正以前に精神科での治療を勧告され、その治療費を払えずに娘を連れて戻るが娘は家をでて、シリコンゲルを打ってくれる医者を探す。あまりの酷い顔にどの医者も断わるが、一人の医者がシリコンゲルと注射器を渡してしまう。自分でシリコンゲルを打ち、無くなると食用油などを入れていったらしい。

顔が普通の2倍以上に膨れ上がった彼女を韓国メディアが取り上げて、「顔の修正手術費用に」と全国から集まったお金でようやく修正手術を10回以上受けて、大きさは普通に戻るが、顔は・・。というのが現在の時点での話。
元はとても美しかっただけに悲しい実話でした。

お金をかけてもやり直せないのが美容医療や美容整形です。安いから、と言う理由でヤブ医者から受けるのは言語道断。○○中毒は数々あれど美容整形中毒も危険です。「綺麗になれば幸せになれる」という短絡思考も危険。綺麗な人が全員幸せなら、ありえない話がたくさん転がっています。

このテレビ番組では他に「現在韓国で行われている整形」の数々が紹介されていました。一つは、ふくらはぎの神経を切る事でふくらはぎを細くするもの。「韓国でも危険性がうたわれている」というテロップがあるように、これは将来的にリスキーな施術だと思います。でも施術する医者は嬉々として話すし、受ける客も多いらしい。二つ目は、手相を変えるもの。手相占いで言われたように手相の線をレーザー等で刻み込んでいくものです。線がその通りになったから人生もそうなる、のでしょうか？？これはデータを見たいですね。
そして最後に、英語の発音が良くなるように舌を整形するもの。番組には子供の英語発音をよくするために母親が8歳くらいの子供を連れてきて施術。当然麻酔はしてると思うのですが、子供は激痛からか体が動き続ける。ちょっと見ていられない映像でした。でも、これで英語の発音が良くなるわけではない、と警鐘も鳴らされていて、それなのに子供を連れてくる親が後を絶たないというのは？？

考えさせられるものが多かった番組でした。

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