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英空港に置き去り 仙台の男性、旅行会社を提訴

2013年06月06日 12時52分19秒 | 海外

驚くニュースがありました。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130605t13008.htm

英空港に置き去り 仙台の男性、旅行会社を提訴

 添乗員付きの欧州ツアー旅行で英国のヒースロー空港に置き去りにされ、精神的苦痛を受けたとして、仙台市若林区の50代男性が4日までに、ツアーを計画した大手旅行会社阪急交通社(大阪市)に慰謝料など計40万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 男性の代理人によると、同様の訴訟は珍しい。男性は「会社は責任を認め、過失のない旅行客の立場に配慮した対応をしてほしい」と強調する。
 訴えによると、ツアーには男性ら26人が参加。ことし1月、スペインやポルトガルを訪れ、ヒースロー空港で帰国手続きを取った。テロ警戒で手荷物検査が厳しく、男性と女性添乗員、女性客の計3人が無作為で選ばれ、再検査を受けた。
 添乗員と女性客は先に再検査を終え、搭乗ゲートに移動。添乗員は男性が遅れる旨をゲートの係員に知らせた後、係員の指示で成田空港行きの航空機に移った。男性も再検査を済ませてゲートに駆け付けたが、出発に間に合わなかった。
 添乗員は携帯電話で男性に「飛び立つので(男性は)もう乗れない。頑張って帰ってきてください」と伝えたという。
 男性は現地の旅行代理店を通じてホテルを予約。英語があまり話せないため道案内などのガイドを依頼し、ホテルに1泊し、別の航空機で帰国した。宿泊費やガイド代は自分で負担したという。
 被害の弁償などをめぐり、男性は旅行会社側と何度かやりとりしたが、帰国後、会社側から「会社に過失はなく、金銭の補償はしない」といった連絡があったという。
 男性側は「安全に旅行できると思って添乗員付きのツアーを選んだ。添乗員は空港に残って男性の安全確保に力を尽くすべきだった」と主張。阪急交通社の担当者は「裁判になったことは誠に残念。法廷で見解を述べる」と話している。

 

ポイントはいくつかあると思うのですが、まずは添乗員が男性の再検査終了まで待って、一緒に搭乗ゲートへ行くべきでした。いくらゲートの係員に知らせても その係員が男性の再検査終了まで場所を動かない保証は無いし、他の係にちゃんとバトンタッチする保証も無い。ましてこの男性は英語を話せないのだから「係に伝えたんだから何とかなる。自分の役目は終わった」などと添乗員が考えたとしたら、問題外と思います。

私はモスクワ等での出入国審査に際しては必ずお客様に先に行ってもらい、問題がなく終わった事を確認してから自分が審査を受ける。そして搭乗ゲートまで必ず一緒に行動していただいてます。検査途中のお客様を置いて先に行くなんて事はとてもとても出来ない。

そして添乗員が携帯電話で言った「もう乗れない。頑張って帰ってきてください」という言葉は。。ゲート前で呆然としている時にこんな言葉を言われた男性の不安な心中を思うと気の毒で仕方ありません。

添乗員は駄目元でも乗務員に説明して何とかしてもらうよう努力をするべきだったと思います。それを「もう乗れない。頑張って帰ってきてください」という言葉で終わらせたのは添乗員としてだけでなく人間としても冷たさを感じてしまうのは私だけでしょうか?

乗れなかった男性はガイドやホテルを別発注で頼み、それを阪急交通社に弁償を求めたが「会社に過失はなく、金銭の補償はしない」という対応も不思議です。

会社に過失と言える過失はなかった、と言えるかもしれませんが、添乗員の対応に不備は無かったか?トラブル回避の為に添乗員が出来たはずの努力を怠ってはいないか?それらの事をよく考えて対応するべきではなかったのか?

男性は損害実費(ガイド+ホテル等)を含めた40万円の賠償を求めての裁判らしいが、阪急交通社にとって裁判の勝ち負けに関わらずイメージダウンに繋がったと思います。

私は業務を終えて帰国便の席に座ると「今回も無事に終わった~」と安堵のため息を漏らしてしまいますが、同じ飛行機に乗って来る旅行会社のツアーを引率している添乗員の方々は顔を見れば「添乗員さんだ」と分かります。皆様大体 憔悴しきってる。

ツアー同行業務は過酷なものです。幸い弊社のお客様達で問題が発生した事はなく、これについては本当にお客様達に感謝すべきもの。

でも人数が多いツアーなどでは集合時間から始まり、色々な方がいます。偶然帰国便で隣に座られた添乗員さんから「こんな事があって大変だった」話を聞いて大変驚きました。添乗員さんは大変だ。私は弊社のお客様達に感謝しなくては!

さて今回の事件に戻りますが、では、この男性は自分の勝手な行動で乗り遅れる事になったのか?違います。

空港での荷物再検査に引っかかって、それが添乗員が受けた再検査より時間が長引き、添乗員が待っていなかった為に英語が話せない男性は搭乗ゲートまで時間がかかってしまった。

つまりこの男性にも故意の過失は無かった訳です。

これから本格的海外旅行シーズン、こんな不安な思いで終わるような旅行はしたくないものです。

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