昨夜、ロシアの経済状況と、ロシア企業と業務提携を希望する日本企業の現地での奮闘ぶりがテレビ番組で紹介されていました。
2002年、弊社が初めてロシア企業と提携した頃は、ロシアに対するネガティブイメージが渦巻く日本社会。
税理士も「間違いなく半年で終わる」。
それがここまで続いているのは、日本のクライアント様、お客様方、そしてロシアビジネスパートナー達、スタッフ達、友人達に恵まれてきたからであります。
2003年、当時の常宿シェラトンパレス宿泊中、ホテルが宿泊客を招待するパーティーがありました。
当時の宿泊客は、オフシーズンということもあり、欧米からのビジネスマンばかり。
当然、パーティーは欧米ビジネスマンたちとの会話で終始したわけですが、皆の共通言葉は
「とにかくロシアとのビジネスは大変だ。全くわからない。」
欧米人達も日本人と同じように思うのか、と驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
そして同じくロシアに進出した日本企業が撤退していく様子を、この目で見てきた私。
その一つの会社の日本でのプレゼンに参加した時は、ロシアがいかに酷いか、の過剰なプレゼンに唖然。
駄目押しに、アエロフロートの悪口まで飛び出してきた時には失笑してしまいました。
後日偶然、この日本企業と関わったロシアビジネスマンたちと出会うことになり、日本企業との経緯を聞いた私としては、、まあ、これならロシアじゃなくてもビジネスが上手くいくわけはない。。
さて昨夜も番組ででてきた「ロシアの壁」という言葉。
なぜか私はこの壁を感じることなく飛び越えてきていたようで、当初からダーチャ、バーニャでの裸の付き合いやら、邸宅招待宿泊など。。。
ですので、逆に、ロシア人が一般的日本人の何に違和感を覚えるか、どういうタイプの人間と仕事をしたいか、などなど、体感で分かるようになった気がします。
もしロシア企業との交渉や提携途上において、問題などありましたら弊社にご相談ください。
日本企業のロシア進出をお手伝いできたら幸いです。
MABユーリー 有限会社ユーリー 吉井裕理