先月のロシアビジネス・サポートアテンドで、シェレメチボ空港システムが変わってから初の、モスクワでの国内乗り継ぎ（モスクワ～サンクトペテルブルグ）を体験しました。
フライトを依頼した代理店は最初はモスクワ乗り継ぎにかなり余裕をもった行程でフライトを手配してくれたのですが、これではサンクト到着がかなり遅くなる・・・お客様たちにお聞きしたところ、できるだけ早く到着したい、というお話でしたので代理店に確認すると 「２時間弱の乗り継ぎ便もあるが、モスクワ到着が遅れると乗り遅れてるお客様たちが少なくないので余裕を持たせましたが・・万が一遅れた場合ご自身で変更等の手数が構わなければ２時間弱の乗り継ぎ便に変更します」。
お客様たちに相談すると、そこは英語ペラペラ、世界をまたにかけるビジネスマンの方たち・・・「変更くらい僕たちとヨシイさんで簡単にできるでしょう」
１０月２２日に成田をほぼ予定時刻で離陸、モスクワでの入国・スーツケースピックアップも順調に終わり、「同じターミナルでの乗り継ぎだからもう安心」なんて少しゆっくりし始めた私に 「そんなゆっくりしてるほどの余裕はありませんよ」。 スーツケースの上にPCソフトケースを載せて引きずっている私の前に歩いて率先して進んでいくビジネスマン。。「こうやって日本のビジネスマンたちは世界を飛び回ってるのね」なんて感慨に浸る間もなく乗り継ぎチェックイン、そこからまたゲートへ行くまでに少し時間が掛かり、、ゲートについた頃には既に搭乗が始まっていました。
これでは一般的日本女性が初めてご自身で乗り継ぎをしようと思ったら、遅れる可能性大。代理店がもう１本遅い乗り継ぎ便を推薦、手配していたことに納得しました。
しかし、昔の乗り継ぎに比べたら雲泥の差。前は違うターミナルへ移動しての乗り継ぎ、それもターミナル間移動について詳細な案内がないので、よく「入国したはいいけど私たちはこれからどうやってサンクトへ向かえばいいの？？」という日本女性グループをお見受けしました。日本の旅行代理店から詳細な情報を入手しない限り、まず順調な乗り継ぎは不可能。
お客様をお連れしていない時は案内させていただきましたが、私もお客様をお連れしている時は無理。。後ろ髪を引かれながら「無事に乗り継ぎができますように」と祈ってました。
なので今の同ターミナルでの乗り換えは画期的変更なのです、本当に便利になりました。
以前モスクワーサンクト便に乗ったときは左右各２列の小さな機体。NY-DC間のジェットコースター並みの恐怖のフライトを思い出し思わず足がすくみましたが、あっけないほど安心快適なフライト。
今回は５年ぶりのモスクワーサンクト便、左右各３列の少し大きめ機体、席も満席。同型機体でモスクワからベルリンへ飛んだことを思い出し、そしてモスクワーサンクト便が毎日数便の往復があるにもかかわらず満席であることを思うと、一般ロシア人たちがいかに余裕を持つようになったか。。。
これだけの変化に感慨に浸っていた私にとって、サンクトの空港だけは昔のままでした。。
サンクトでのことは後日書く事にして、これから国内乗り継ぎでサンクトの空港を利用される方へ。
サンクト滞在終了、午前中にサンクトーモスクワ便に乗ろうとチェックイン後、驚くほど長い通路が待っています。チェックイン後 安心して出発ロビーでたむろってたら乗り遅れる可能性あり。
ゲートにたどり着くと、そこには８個ほどトイレがある・・・のに全て使用禁止！「トイレに行きたかったから早めにゲートに来たのに」・・・・少し遅れてこられたお客様たちに言うと、お客様のお一人もトイレへ行きたい・・・搭乗開始後すぐに私たちも搭乗、トイレへ飛び込みました。
サンクトの空港では出発ロビーであらかじめトイレへ行かれることをお薦めします。
今回の１１日間の滞在、これから報告していきますね。
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