国際原子力機関(IAEA)の原子炉専門担当者2名が福島第一原子力発電所を訪れて調査を行ない、その調査報告をフローリー事務次長が明らかにしました。
その発表内容は、「 以前非常に深刻な状態にあるが、回復を示す兆しがある 」 という内容だったようです。
( 4/8付け REUTERS より ・ 一部安定化の兆候、IAEA高官 )
【 昨夜の段階で、現場には 約400名の方が 】
昨夜(4/7 23:32)、宮城県沖で発生した地震は M7.1 と大変に強力で、福島第一原子力発電所の施設や そこで作業を続けている “彼ら”への影響が心配されました。
ただ、TVでの速報で確認する限りでは、施設はもとより、“彼ら” の中で負傷などをした人が居なかったとの事で、それが嬉しい限りです。
その速報の中で判明したのは、現在は夜間にも作業を行なっているという事と、現場では約 400名の方が作業に従事しているという事でした。
ただ、作業の途中で体調を崩す人は居るようです。
( 4/7付け 産経ニュースより・ 病院へ搬送 熱中症か )
こうしたニュースが発表される度に危惧するのは ご家族の心配です。
相変わらず、“彼ら” の氏名の公表を行なわないために、自宅や避難所で待ち続けているご家族にとって、「 病院に搬送されたのは ・・ ウチの人? 」 と 発表の度に不安で胸が締め付けられる思いをしなくてはならないのです。
電源が回復している現場ですから、ネット環境を利用してご家族の方々との対話を行なってその様子をTV放送したり、“彼ら”に声援を送りたい人々をスタジオに集めて同じように “彼ら” との対話を TV放送し、全世界へも配信するべきなのです。
そうすれば、ご家族の方は顔を見る事が出来て安心できるうえに、“彼ら”に対しての声援が 日本国内だけでなく全世界からも必ず集まるでしょう。
その結果、“彼ら”は 日々の作業に一層の励みを感じてもらえるでしょうし、放射性物質を漏えいしている状況に変化が無くても、世界は今とは異なる反応を示すでしょう。
【 放出汚染水に対して中国からも ・・ 】
昨日の韓国の発表(反応)に続き、本日(4/8)は 中国(外務省)から 意図的に放出された 低レベルの放射性物質によって汚染された水について懸念が示されました。
(4/8付け REUTERSより ・ 中国外務省 汚染水放出に懸念表明 )
より高い放射性物質を含む流出水の海洋への流出を止め、放射性物質放出の問題が一刻でも早く解決するために必要な処置だったとはいえ、国内の漁業関係者だけでなく世界から懸念を持たれてしまったのは事実です。
これは、単に広報や外交が良くないと非難しても、簡単には解決できる問題ではありません。
しかし、“彼ら” を 全世界へ TV配信 するだけで状況は改善できます。
現場の過酷な労働環境の中で日々 奮闘している “彼ら” の 姿や声、ご家族の方々との会話の様子を全世界に TV配信するだけで、随分とニュアンスの違う反応になった事は容易に推測できます。
日替わりの 東京電力の担当者の記者会見や、原子力安全・保安院の馴染みの方の会見発表、そして 枝野官房長官の記者会見を 100回放送するよりも、 “彼ら”が 作業環境の様子を語り ご家族の方と無事を確認しあったりする様子を放送する方が、 ずっと心に響くでしょうし 何億もの人の共感を得る事が出来るのです。
【 尖閣諸島沖衝突問題を繰り返す政府 】
2010年 9月、以前より領有権で問題となっていた尖閣諸島海域で、中国漁船と
海上保安庁の巡視船が衝突しました。 < 尖閣諸島沖中国漁船衝突事件 >
その衝突の状況をビデオに収め、その中国漁船の船長を逮捕して石垣島まで
連行して、那覇地方検察庁へ送検したのは、海上保安庁の方々の努力と正義心の結果でした。
しかし、政府は中国側の心情に配慮してと発表しつつ、実際の釈放は那覇地方検察庁の判断によって行なわれたと・・との態度を示しました。
そして、ビデオを公表して 日本国民だけでなく全世界の国々に正当は評価を
得た後で正々と交渉の場に就くという選択を拒み続けたのです。
今回の大震災と津波被害と、一見大きな違いがあるように見えますが ・・ 実は 大変に大きな共通点があるのです。
それは、事実は事実と正確に全世界へ公表し、その現場担当者の声明もTV
配信した後、諸外国に対しては 国の代表者自らが責任ある態度で折衝・交渉の場に就くという、基本的に当たり前な事を殆どやっていない事です。
尖閣諸島沖の時には 那覇地方検察庁 の判断で ・・ とされ、今回の原発事故の場合には 東京電力 が ・・ とされているだけです。
全世界へ TV配信すれば 理解や共感を得られるのに、それをひたすら選択しようとしていない姿勢も同じ。
国を代表し責任を持つ者が諸外国に対してメッセージを発信しようとしていない点も同じ。
尖閣諸島沖の場合と比較すれば、較べられない程の “国難”ですから、全世界から 理解や共感を集めて、その後の困難や 対外的な迷惑や負担の解決への協力を得るための努力をすべきです。
今からでも遅くありません。
細々とした専門委員会の設立に躍起になる以前に、日本を始めとした全世界からの理解と協力を得るために、“彼ら” を その働きにふさわしい 評価の場に出して TV配信を行なうべきなのです。
◇ 1995年、阪神・淡路大震災からの復興経験を 当時の知事が語りました。
( 4/8付け DIAMOND online より ・ 貝原 元兵庫県知事からの提言 )
◇ 韓国首相、「 日本が無能 」発言について、指導力が欠如と指摘
( 4/8付け 産経ニュースより 指導力欠如で事態深刻化 )
◇ 農水産物だけでなく、工業製品輸出にも 放射性物質汚染の影が ・・
( 4/7付け 産経ニュースより ・ 工業品も放射線・風評被害が )
その発表内容は、「 以前非常に深刻な状態にあるが、回復を示す兆しがある 」 という内容だったようです。
( 4/8付け REUTERS より ・ 一部安定化の兆候、IAEA高官 )
【 昨夜の段階で、現場には 約400名の方が 】
昨夜(4/7 23:32)、宮城県沖で発生した地震は M7.1 と大変に強力で、福島第一原子力発電所の施設や そこで作業を続けている “彼ら”への影響が心配されました。
ただ、TVでの速報で確認する限りでは、施設はもとより、“彼ら” の中で負傷などをした人が居なかったとの事で、それが嬉しい限りです。
その速報の中で判明したのは、現在は夜間にも作業を行なっているという事と、現場では約 400名の方が作業に従事しているという事でした。
ただ、作業の途中で体調を崩す人は居るようです。
( 4/7付け 産経ニュースより・ 病院へ搬送 熱中症か )
こうしたニュースが発表される度に危惧するのは ご家族の心配です。
相変わらず、“彼ら” の氏名の公表を行なわないために、自宅や避難所で待ち続けているご家族にとって、「 病院に搬送されたのは ・・ ウチの人? 」 と 発表の度に不安で胸が締め付けられる思いをしなくてはならないのです。
電源が回復している現場ですから、ネット環境を利用してご家族の方々との対話を行なってその様子をTV放送したり、“彼ら”に声援を送りたい人々をスタジオに集めて同じように “彼ら” との対話を TV放送し、全世界へも配信するべきなのです。
そうすれば、ご家族の方は顔を見る事が出来て安心できるうえに、“彼ら”に対しての声援が 日本国内だけでなく全世界からも必ず集まるでしょう。
その結果、“彼ら”は 日々の作業に一層の励みを感じてもらえるでしょうし、放射性物質を漏えいしている状況に変化が無くても、世界は今とは異なる反応を示すでしょう。
【 放出汚染水に対して中国からも ・・ 】
昨日の韓国の発表(反応)に続き、本日(4/8)は 中国(外務省)から 意図的に放出された 低レベルの放射性物質によって汚染された水について懸念が示されました。
(4/8付け REUTERSより ・ 中国外務省 汚染水放出に懸念表明 )
より高い放射性物質を含む流出水の海洋への流出を止め、放射性物質放出の問題が一刻でも早く解決するために必要な処置だったとはいえ、国内の漁業関係者だけでなく世界から懸念を持たれてしまったのは事実です。
これは、単に広報や外交が良くないと非難しても、簡単には解決できる問題ではありません。
しかし、“彼ら” を 全世界へ TV配信 するだけで状況は改善できます。
現場の過酷な労働環境の中で日々 奮闘している “彼ら” の 姿や声、ご家族の方々との会話の様子を全世界に TV配信するだけで、随分とニュアンスの違う反応になった事は容易に推測できます。
日替わりの 東京電力の担当者の記者会見や、原子力安全・保安院の馴染みの方の会見発表、そして 枝野官房長官の記者会見を 100回放送するよりも、 “彼ら”が 作業環境の様子を語り ご家族の方と無事を確認しあったりする様子を放送する方が、 ずっと心に響くでしょうし 何億もの人の共感を得る事が出来るのです。
【 尖閣諸島沖衝突問題を繰り返す政府 】
2010年 9月、以前より領有権で問題となっていた尖閣諸島海域で、中国漁船と
海上保安庁の巡視船が衝突しました。 < 尖閣諸島沖中国漁船衝突事件 >
その衝突の状況をビデオに収め、その中国漁船の船長を逮捕して石垣島まで
連行して、那覇地方検察庁へ送検したのは、海上保安庁の方々の努力と正義心の結果でした。
しかし、政府は中国側の心情に配慮してと発表しつつ、実際の釈放は那覇地方検察庁の判断によって行なわれたと・・との態度を示しました。
そして、ビデオを公表して 日本国民だけでなく全世界の国々に正当は評価を
得た後で正々と交渉の場に就くという選択を拒み続けたのです。
今回の大震災と津波被害と、一見大きな違いがあるように見えますが ・・ 実は 大変に大きな共通点があるのです。
それは、事実は事実と正確に全世界へ公表し、その現場担当者の声明もTV
配信した後、諸外国に対しては 国の代表者自らが責任ある態度で折衝・交渉の場に就くという、基本的に当たり前な事を殆どやっていない事です。
尖閣諸島沖の時には 那覇地方検察庁 の判断で ・・ とされ、今回の原発事故の場合には 東京電力 が ・・ とされているだけです。
全世界へ TV配信すれば 理解や共感を得られるのに、それをひたすら選択しようとしていない姿勢も同じ。
国を代表し責任を持つ者が諸外国に対してメッセージを発信しようとしていない点も同じ。
尖閣諸島沖の場合と比較すれば、較べられない程の “国難”ですから、全世界から 理解や共感を集めて、その後の困難や 対外的な迷惑や負担の解決への協力を得るための努力をすべきです。
今からでも遅くありません。
細々とした専門委員会の設立に躍起になる以前に、日本を始めとした全世界からの理解と協力を得るために、“彼ら” を その働きにふさわしい 評価の場に出して TV配信を行なうべきなのです。
◇ 1995年、阪神・淡路大震災からの復興経験を 当時の知事が語りました。
( 4/8付け DIAMOND online より ・ 貝原 元兵庫県知事からの提言 )
◇ 韓国首相、「 日本が無能 」発言について、指導力が欠如と指摘
( 4/8付け 産経ニュースより 指導力欠如で事態深刻化 )
◇ 農水産物だけでなく、工業製品輸出にも 放射性物質汚染の影が ・・
( 4/7付け 産経ニュースより ・ 工業品も放射線・風評被害が )
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