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2018年の『 次の一歩 』 GRA活動問答集

2017-11-30 20:41:17 | GRA活動の目標達成
NPO法人GRAでは、2018年の活動についての意見を募集しています。
その参考資料として、現在の検討内容などについて以下の“問答集”にまとめました。
どうぞ、これまでの活動内容とあわせて、意見や指摘、提案をお寄せください。


問1 「 なぜ、2018年も活動を続けるのか? 」

【答】 一つ目の理由は、活動目標を十分に達成していないためです。
二つ目は、過去26年以上に亘り、 イベント当日に積極的に運営協力
した方の他に、平日にGRA運営の土台を献身的に支えてくれた方々、
そして全国各地でGRAの活動をサポートして下さっている方々の協力を
無駄にしたくないからです。


問2 「 活動を続けるとすれば、2018年の目標は? 」

【答】 現在掲げている最終的な目標「いつまでも、楽しく、安全なオート
バイライフ環境の創造」と「その環境を創る活動をする人の育成」に
変わりはありません。
その目標達成に向けて、2018年は“人の意識を変える”を年間目標に
したいと考えています。


問3 「 誰が活動の企画や運営をするのか? 」

【答】 現行の代表理事、二名の理事と監事の他、運営スタッフが継続
する事に変わりありません。
また、運営テーマ『 やりたい事はやりたい人が担当する 』をモットー
に、色々な形での運営参加を募っている事も変わりありません。


問4 「 Webサイトは継続するのか、その理由は?」

【答】 公式Webサイトや公式ブログサイト、公式SNSサイトを通じての
発信活動は継続します。
その理由は、GRAはオートバイライダーを含む全国の全ての方々を
対象にしているためです。


問5 「 Webサイト活動の長所と短所は? 」

【答】 Webサイト等を通じての発信活動の長所は、日時や場所、年齢、
性別等を選ばず、全国の方々に届けられる機会・チャンスがある事
です。
逆に短所は、単に知識や意見が消費されるだけに終わる可能性が
高い事だと考えます。


問6 「 イベント開催は必要なのか、その理由は? 」

【答】 イベント開催は必要だと考えています。
その理由は、発信する内容の実践的確認の他に、関連する知識や
情報の収集と共有を通じて、GRA運営そのものを活性化させられる
からです。
ただし、2017年と同様な企画や運営内容ではなく進歩させていく
必要があると考えています。


問7 「 ジムカーナをするのか? 」

【答】 競技としてのジムカーナを行なう事は考えていません。
いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の創造に繋がる
事を行ないます。


問8 「 イベント開催の長所と短所は? 」

【答】 イベント開催の長所は、GRA活動に関心や興味を持つ人と直接
交流できる点です。
逆に短所は、オートバイで走る事や上手くなる事に強い関心を持つ
人が集まりやすく、練習会イベントでは楽しむ事を、講習イベント
では上手になるライダーが育つに留まりやすく、活動目標の浸透や
適した人材の育成に繋がり難い点です。


問9 「 どんな人を歓迎するのか? 」

【答】 GRA活動の運営や開催イベントを問わず、広い視野と問題意識、
そして行動する意志のある人です。


問10 「 GRAにとって生きがいは? 」

【答】 イベントに参加する人やメールなどで意見・コメントを寄せて
くれる人の中で、掲げている活動目標に強い関心を持っている方に
出会う事や、目標や活動に意見や指摘、提案を受ける事です。


問11 「 最後に、いま考えている事は? 」

【答】 オートバイに限った事ではなく、生きている環境をより良く
する事は、その世界に属している全ての人の責任ですし、同時に
周りの人々に目を向けて働きかけていく事も必要とされる事だと
考えます。
2018年は、そんな考えをよりはっきり出して、ライダーを含む
多くの方々への発信に繋げていきたいと考えています。


* * * * * * * * *

以上の様な内容で、2018年の「次の一歩」を検討している最中です。
どうぞ、「Web発信するべき内容やテーマ」や「新しく取り組むべき
活動」、「開催が望ましいイベント」、「GRA活動に望むこと」など、
あなたの意見や提案、指摘をお寄せください。

お待ちしています。


【 公式Webサイト掲載ページ 】
http://gra-npo.org/policy/policy_data/2018_nextstep.html

【 送信先メールアドレス 】
information@gra-npo.org

質問 「GRAって、ジムカーナの・・・」 への回答

2017-11-15 19:09:17 | GRA活動の案内
『問い合わせへの回答』・・ 届いた質問への回答の転載です

【質問】

はじめまして、「 GRAでは 競技のジムカーナをしている団体 」と聞いたことがあります。
競技ではなくて、うまく乗れるようになりたいのですが、どうでしょうか。

大阪府 H


【 回 答 】

H 様

私共 NPO法人 GRA の活動と開催イベントに関心を持ってくださり、誠にありがとうございます。

お問い合わせの件 “ ジムカーナ ” ですが、ご指摘の通り、設立当初は ジムカーナ文化の創造を通じて、より良いオートバイライフ環境作りを目指していました。

しかし、“ ジムカーナ ” を活動の軸にしている限り、その目標に達するのが難しいと判断して、今は ジムカーナではなく、オートバイに関する詳しい知識や技術を、誰にもわかりやすい言葉とイラスト、映像などを使い、ネットを通じて全国に届ける活動に変更しています。

その活動の一環として 少人数制のイベントも開催しています。
どうぞ、機会があれば参加をご検討ください。

* * * * * * * *

■ ジムカーナに見切りをつけた文章は、【GRA、過去、そして現在の目標】 にも掲載しておりますので、その文章の一部を以下の通り案内いたします。

「しかし、公道仕様のオートバイで競技を楽しむ人達には、オートバイを操る楽しさ、同じ趣味を持つ仲間との楽しみに没頭し、練習と改造を重ね、大会などで良い成績を残す事を追い求める人が増えただけの様にも見えるのです。

それでは、社会的な観点からは、峠道を我が物顔で走りまわっている峠ライダーが市街地の一角でやや合法的に遊んでいるのと変わりありません。

直接社会と接する機会の多い環境の中で、公道仕様の車両を改造して、上手になる事や速く走る事だけに熱中し、社会全般からのオートバイやライダーに対する認識や評価を良くする努力をしないライダーは、オートバイでいつまでも楽しむ環境を作る責任を放棄しているだけでなく、オートバイの社会的な評価を高める活動をしている団体やその環境創りに協力している一般ライダーの人々にとっては迷惑な存在でしかありません。

この20年の間に、以前とは較べられない程に多く開催されるようになったジムカーナですが、この20年間の GRA の「ジムカーナ」がそういうライダーを育てた存在であるならば、GRA では「ジムカーナ」をこれまで通りに開催する事を止める決断をしたのです。」

NPO法人 GRA 広報担当