GRA 公式ブログ・サイト

NPO法人GRAの活動や考えを伝えます

Google Analytics による確認

2018-11-29 20:23:05 | GRA活動の案内
NPO法人GRAでは、各Webサイト毎にサイト閲覧者の動向やページ別の閲覧動向を確認できるように、Google Analytics というシステムを導入して行なっています。

対象Webサイトは、この Facebook ページ(NPO法人GRA および 妖怪のつぶやき )と Twitter を除く全サイト、公式Webサイト、Gooブログ 2サイト、はてなブロブ 3サイト、Nifty ブログ 6サイトになっています。

十分に習熟して活用できているとは云えませんが、主に 公式Webサイトを重点に、伝えたいメッセージ(ページ)が 効果的に閲覧されているか、ブログと公式Webサイト間での リンク貼りが有効に生きているか、そして 当然ですが 閲覧者を増やす為の SEO 対策が効果を出したかの確認をしています。

この中で、新しい傾向が出ていますので、ここに報告します。 それは、閲覧者の住んでいる地域の Analitics 確認です。

従来、閲覧者の地域は 100%近く が日本だったのですが、掲載の図表の通り、最近は 日本以外からの閲覧が 20%近くになっていて、閲覧者総数も伸びています。



その変化の始まりは 約一か月前で、原因は確定できていませんが、1992年の ジムカーナパーティ の Youtube動画をアップした頃からですから、Youtube 動画登録の際の 英文での登録(外国語選択が一つ)後だったので、その関連かも知れません。
( 因みに、最近まで ジャマイカ からの閲覧が 高%でした)

どちらにしても、2年以内、将来的には海外への発信強化を視野に入れており、GRAなりの流儀や考え方、文化などは 日本以外でも評価される事を期待しています。

また、報告や意見募集の際には、各サイトを通じて発信をしますので、どうぞ今後の活動にご期待ください。




名実と共に、新・GRA 活動が始まる

2018-11-29 02:07:12 | GRA活動の案内
本日(11/28)、兵庫県庁のNPO担当部署より電話あり、前回申請していた 法人定款の変更申請 が承認されたとの事でした。

これで、1991年の設立の時に掲げた目標 “ ジムカーナ文化の創造 ” に区切りをつけ、法人定款(法人としての根本原則)の 「名称」、「目的」の両方から ジムカーナ の文字が消え、第3期脱皮計画で発表している通り、新・GRA活動が名実と共に始まります。

後日、承認関連の書類が届き次第、改めてこの場で資料を添えて報告します。


【 第3期 脱皮計画 】
http://gra-npo.org/policy/policy_data/dappi3.html



ライディング講習会へ、見学・勉強に

2018-11-28 22:57:40 | GRA活動の目標達成
先日(11/27)は、大津市にある 月の輪自動車教習所 さん開催の ライディング講習会へ、見学・勉強に行ってきました。


1995年から2009年までの長い期間、GRA開催のイベント用に会場としてお借りしてのですが、10年ぶりにお会いする 指導員の方々に快く迎えられ、気持ちよく勉強させて戴く事ができました。

30台余りの参加者の受ける講習を拝見しながら、GRAの現在の活動に活かせるヒントがたくさんあり、必ず今後の発信に繋がる日となりました。



リアスプリング、フローティング化 (その7)

2018-11-25 02:46:14 | アーカイブ映像の案内

『 600 LBS/ inch から 575 LBS/ inch へ換装 』

リアサスペンションユニット、実際に車両に装着して走ってみると、スプリングレートが若干高い事が判明。
そこで、600 LBS/inch から 575 LBS/inch のレートのスプリングへの換装が完了した。


さあ、車両に装着して確認しなくては。
今日は、前回の試乗で問題を確認したので、フロントサスペンションのセットも修正する予定だ。
明日は、イベント、『 自由練習会 』 の開催が待っている。



『 笑いの試乗 』

報告!
装着して、一般道を走り始めた時からスプリング変更以前とは違っていた。
600 LBS/ inch のスプリングの時はリアの声が大きく身体に響いていたのが、575 LBS/ inch のスプリングに換装した後は フロントとリアが鮮やかなデュエットで歌い出したんだ。

そう!チューンが合ったというか波長が合ったんだと思う。前と後ろのバランスが揃った感じで、直線を走っているだけで嬉しいといったらもう! 停止線に停まっただけで笑いたくなった、いや笑った! 程でした。
そして、換装前はターン開始時にちょっと前と後ろの間で不協和音が流れて、意志疎通が出来ていない感じで、嫌な気持ちが溢れていたけど、今回は スムーズに前後が無理を言い合わず違う感覚がビンビン。

あぁ、でもフロントのストローク感がちょっと舌足らずなので、2㏄か3 cc フォークオイルを抜いていこう。
1G‘ 時(乗車時)の車高には大きな問題はなさそうだ。



『 フロントの調整 』

試乗の結果、フロントサスペンションのストローク感を出すために フォークオイル抜くことを決め、思い切って 3cc 抜く事にする。


何事にも、バランスが出てきている時には、その調整量には十分に気をつけなくてはならない。 バランスが反転するポイントだからだ。
フォーク内部のカラーは、フォークオイル調整に備えて、スリット加工済み。
フォークオイルを抜く為のシリンジにつくパイプも、フォーク内部、アウターチューブとカートリッジとの狭い隙間でも挿入出来るように加工済みだ。

カラー(スペーサー / スプリングガイド)に開けたスリットから、カートリッジ延長用の自作アダプターが顔を出す。
また、カラーの下座面には、スプリングのストレスフリー化のため、組み込んだスラストベアリングセットの横顔が見える。


フロント周りを触った時は、各部のストレス(応力)を取り去るために、必ず行なうのがフロントフォークの整列作業だ。


必ず直立状態にした状態で、最初に各部品を結びつけているピンチボルトを軽く緩めてストレスを発散させてやる。
そして大切な部位から順に決めた締め付けトルクで締めていくが、その締め付けトルクは、下ヨーク( 通称 三又 ) が メーカー指定の 20 Nm から 16 Nm へ、上ヨーク ( トップブリッジ) が指定の 26 Nm から 22 Nmへ、 アクスルシャフト 固定用は 22 Nm を 20 Nm に変更して、いつも同じ値になるようにする。
小さな事だけど、締め付けトルク値 や 締め付け順を変えてしまうと 車両が別の表情になってしまので 要注意だ。

さあ、これで一段落だ。
明日のイベント・自由練習会で使用する機材をパッキングして帰宅だ。
いつもの会場、いつもの路面でどんな顔を見せてくれるか、楽しみだ!



『 番外編・フロントデータ記録 』

前回の仕様での試乗で リアとフロントがマッチしていない事が判明し、気持ち良い働きを見せるようになったリアを元に戻す事は考えず、フロントをリアに合わせて仕様変更を検討する事になった。
そして、その仕様変更を行なう為には、以前からのフロントのデータを参照するのが最善の策だ。



そのデータの中で最も重視するのは、0G 時 と 1G'時 のフロントの車高と 残ストロークの値。そして、その際の 使用タイヤ銘柄と試乗インプレッションだ。
フロントの基本的な性格は その 0G時(伸びきった時の)車高と 1G' 時(乗車時)車高、そして縮みきった時の車高・残ストローク で決まると言ってよく、それは 使用するスプリングとオイル量、セット位置で決まる。

* * 以下、完全に番外編 * *

スプリングの性格(仕様)によって、負荷の大小による 1G’ 時の位置からの変化量、変化速度が変わり、それがオートバイの旋回時の性格と特性を決めしてしまう。
つまり、サスペンションはスプリングによって性格がほぼ決まり、オイル量やセット位置によって扱いやすい領域に合わせていくのが基本なのだ。

誤解してはいけないのが、イニシャル荷重(プリロード)とダンパー調整だ。
フロントサスペンションのイニシャル荷重は、車両とライダーが決まればほぼ一定の値が決まるので、スプリングのレートに合わせて組み付け時に縮ませておく量を決めれば “ 基本セット ” 出しは済み、それから大きく変更する事は無い。
因みに、トラ君と僕の場合の基本イニシャル荷重は 9.5 Kgf だ。

また、ダンパー(ダンピング調整)はサスペンションにとって大切な要素だが、スプリングが肉料理の “ 肉 ” だとすれば “ 塩 ” だ。 必要だけど それだけでは食べられない。

* * 更に 話は横道に * *

社外製の高額のサスペンションユニットに交換すると “ 良くなる! ” と思っている人は多いが、それはちょっと違う。
でも、サスペンションの基本は スプリング だから、本当は 高品質のスプリングへ交換を考えるべきなのだ。
けれど、ダンパーとスプリングがセットで販売されているユニットでは、どうしても “ 塩 ” 役のダンパーに目が行き、調整段数が多い事が高性能の証しだと信じている人は多いだろう。僕もそうだった。
調整段数(クリック数)のトリックや 社外製ユニットの事情については、また近い内に。

参考までに、トラ君のフロントデータ(抜粋)の一覧を掲載している。
細かい文字なので、肝心な個所を大きく表示した表も掲載するが、フロントサスペンションのセッティング方法も含めて、いづれ解説してみたい。



人の為に、自分を生きる

2018-11-18 15:10:56 | 日記
今日、以前は足繁く通ったサーキット内の講習施設へ行ってきました。
そして現地では、以前に活動を熱心に支えてくれた方と合流して、一日中、施設での講習風景を見学してきました。

10数年ぶりお会いした人達、当日初めてお会いした人達とあいさつを交わし、快く見学を許可して戴いた講習の様子を拝見しながら、改めて “ 僕自身が出来る事 ” 、“ 僕自身が貢献できる可能性 ” を見つめ直すとても良い機会になりました。

そして、帰路に就いて心に浮かんだ言葉は 「 人の為に、自分を生きる 」でした。



『 人の為に、自分を生きる 』

自分の持つ知識や見識、体験や考え、そして夢や希望が活きる世界が必ずある! と改めて確信したので、その信じた “ 自分 ” を真正面から生きていく決意です。

「 “ 人 ” は人で生まれるのではなく、“ 人 ” の中で “ 人 ” になる 」

かつて慣れ親しんだ場所とは云え、以前とは違う今の自己を表現して、その自分自身の存在が出会った人に映り、それが自分自身の生きる力になる確信でした。



『 たった一人の人の為にでも 』

信じ、溢れる情熱を傾け、表現と啓発を発信し続けても、世の中は変わらないかも知れません。
しかし、その作業や活動を通じて、僕自身は確実に一段登れると確信しています。

自分自身を更に研ぎ澄ませつつ、一歩一歩前進させる事で、他の人達に新しい何かが映るでしょうし、それば更に僕の生きる力になるでしょう。

この世の中のライダーすべてに届くとは思っていません。
でも、この世に生きる多くの人々に届けたいと願っています。
そして、たった一人の人の生きる喜びや希望、力になれたら大きな喜びでしょう。

これが、確信に変わった、今の心です。