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日ごとの思いを書きとめたいのです

日本酒で飲み会 (^o^)/

2013-02-07 13:33:36 | 日記
いや~、昨日は雪が積もらなっくてよかった~
前日は、どうなるかと心配だった。
大事な飲み会の日だからネ

しかし、この日のメンバー、誰も日にちを変更しようとは言わない。
というか・・タミちゃんは「私は仕事だから、終わったら早めに行けます」とメールしてくるし、
私は、前日に「電車が動いていたら、行きます」と返事するし・・
もう一人のMさんは、予約した店のすぐ近くに店を構えている。

電車が遅れるかもしれないと思って、早めに家を出た。
着いたら、メールどおりタミちゃんが早々来ていた。

予約してあったお店は根津のうどん屋さん「釜竹」。
うどん屋さんといっても、粋なお店です。

メニューのお酒のページには「麺前酒」と銘うって、こだわりの日本酒がずらっと並んでいる。
日本酒の好きなタミちゃん、ものすご~く迷う。
「この迷っている時間が楽しいのよネ」と横から言った。
私は、迷わず金沢のお酒「黒帯」。
石川のお酒が好きだから。

二人の頼んだお酒と、とりあえずの肴「ねぎかつお」がとどいたころ、店を閉めたMさんがやってきた。
この近くで「婦人服と雑貨」の店をたった一人で切り盛りしている。


お酒は、それぞれの注文したお酒の一升瓶を持ってきて、こんなグラスに注いでくれる。
オオ、この輝き!
横の小鉢は「ねぎかつお」

「ねぎかつお」は、まさにそのまま。
ネギとかつお節。

混ぜると、下からきれいな緑色のネギがあらわれます。
お醤油と、時々舌に感じるピリッと粉山椒の味。
日本酒には、こういう肴が合います。
「これだけで、いいよネ」と3人ともしょっぱなから満足顔。
「これ、家で作れるよネ」とタミちゃん。
「ただのネギじゃ、こうはいかない。これは九条ネギでしょ?!」と食通のMさん。
Mさんは、これを食べながら、「池波正太郎の世界だネ」とうれしそう。

それから、あわてて注文したのは「ごま豆腐」
これは、個数限定。1日10個しかありません。
来ると必ず注文するものの、いつもゲットできません。
注文を受けた店の人が、残っているかどうか確認してきますというのに、
「3個無かったら有るだけでいいですから」と追いすがるように言う私ら。
ラッキー!悪天候が幸いしたか、最後の3個の「ごま豆腐」が手に入ったのです。



「ごま豆腐」
絶品です。
上品な味わい深い味です。
とろっと、と、もちっと、の間の食感。
「今日来てよかった~!」と感激の3人。

それから、たのんだ品は「季節の野菜の天ぷら」

スナップエンドウ、プチタマネギ、茄子、ゴボウ、ブロッコリー。
「これ何だろう」と言いながら食べたグリーンの天ぷらは、ブロッコリーの茎の部分を茹でて天ぷらにした物でした。
これは、家でも出来そう。こんどやってみよう。

冷や酒のあとで燗酒

銘柄は「燗酒に向いたお酒を」と、お店の方にお任せしたら、
広島の「竹鶴」でした。
このお酒は、他の店に行くといつも常温で飲んでいる好きなお酒だったので、うれしくなった。

この酒燗器、手前の徳利が、後側のお湯をはった容器にすっぽり入るのです。
熱いお湯を入れて、湯煎でお燗をする容器です。
お店の人が「さめたら、また入れて下さい」と言って置いていかれた。
3人とも、いい調子で飲んで、冷める間なし。

ぬる燗のお供は、「めざし」と「漬け物」

「めざし」
小ぶりで脂がのって、レモンをかけて頭からカリカリッと食べました。
なまぐささは、まったくありません。


「漬け物」
蕪、白菜、キュウリ、人参の浅漬け。
食べだしたら、箸がとまらない。
さっぱりして、サラダを食べてるみたい。
お代わりしたいくらいだった。

さ~て、〆はもちろん「うどん」です。
3人とも「釜揚げうどん」を注文。

先に運ばれてきた薬味です。

生姜と天かす、茶色の蓋物には七味唐辛子が入っています。
右隅に写っているのは一人づつに付いてきた小鉢に入ったネギです。たっぷり入っています。

麺が茹であがりました。
5合徳利くらいの大きさの徳利に入った、アツアツの麺つゆ。

お店の人が注いでくれます。


スモークのように湯気を上げている、茹でたてのおうどん!
もっちもっちの、あっつあつ!
はふ、はふ、美味しい!
食べてるうちに汗ばんできました。

この後、外に出て、ちっとも寒くなかった。
おそるべし、うどんパワー!
&.酒パワーかな?!

(この店は人気が高いので、もし行こうと思った方は予約した方がいいです。)