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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

M-1グランプリの審査員。

2018-12-04 17:38:44 | Free

そういえば先日。

漫才のコンテスト。M-1グランプリがあった。


優勝は。霜降り明星。


総評としては。勢いに乗ってた霜降り明星で。

もう既にベテラン漫才師クラスの出来の和牛が何故あのネタで

獲れなかったのか??ってコトがイチバン想うところだった。


まあジャルジャルがファイナルステージまで進出したのも。

ジャルジャルらしい世界観の勢いをそのままにだったし。

その展開の妙みたいなものもあったのかなーとも想う。


そして今回は。まあインスタライブで。終了後に。

前年王者のとろサーモン久保田さんと。スーパーマラドーナ武智さんが

酔った勢いで。審査員のひとり上沼恵美子さんを名指しで批判。

まあ結果動画も削除して。謝罪したけど。こんなの後の祭りだし。

動画で文句いって。面と向かって文句言えないのはダサすぎるし。

関西で仕事で世話になったりしてるハズの相手に。

失礼極まりないわなと。まあ主戦場の関西で仕事減らすかもしれないのに。

アホすぎるわーと。。。(笑)


そしてまあこの話とは別に。上沼さんも審査員もうやらないとおっしゃってるようで。


(´ヘ`;) う~ん。辞めなくてもいいのになぁとも。


こういうクリエイティブなモノで。

表現のものを審査や採点・評価しようってのはなんらか物議は醸すもので。

価値観やらモノの視点・評価はその各自に委ねられるモノも多く。

その評価する側の人生経験など踏まえたモノも多く出てしまうだけに。

『 好き・キライ 』は出てしまうのも当然だろうと想う。


また専門性ある分野になればなるほど。

テクニカルアプローチで技術云々って話になってくるワケで。

ソコの難しさってのはよりわかりにくい要素も含むのも事実かなと。


まあかつて東京オリンピックの公式ロゴの盗用の一件の時に。

なんであれが??って評価された部分があったでしょうに。

あれも専門家は評価を一定していたり。

かといって説明ないとわかりにくぅーって世界だったり。

そして世間一般と乖離してるってのも典型例であったと想うが。。(笑)


それと同じようなモノで。

M-1の審査員を改めて想い直すと。

今回は。上沼さん。ダウンタウン松本さん。サンドイッチマン・富沢さん。

立川志らくさん。ナイツ・塙さん。中川家・礼二さん。オール巨人師匠。


・・・なんで巨人さんだけ師匠やねんーって小ボケ挟みましたが。(笑)


今回はまあ全部見ていて。至極妥当な祭典も実際多くて。

今までのM-1の中の審査の中でもいいと想えたのが率直な感想。


その中でも個人的な好き嫌いや思い入れがあったのも事実で。


上沼さん・・・ 好き嫌いハッキリ。関西のおばちゃん代表的な庶民的な見方。

ダウンタウン・松本さん・・・ 自分の構築してきた笑いの世界での評価。

サンド・富沢さん・・・ ネタの構成や展開の妙。ネタを作り込んだ評価ある方の見方。

立川志らくさん・・・ 落語家としてのベースメントに。個人的な評価。

ナイツ・塙さん・・・ 伊達さんらに近いが。審査員としてひと笑い作ってやろう感あった。(笑)

中川家・礼二さん・・・ きばりすぎてオモロイコト言えず真面目すぎた感あった。(笑)

オール巨人師匠・・・ 舞台で培った経験と舞台で見てきた感覚を混ぜた評価。好きな評価もあり。


こんな感じだったんじゃないかなと。


まだなんか今年は。ラストイヤーだとか。舞台とか苦労見てきたとか

義理人情でって感覚での採点がなかったし。

今年はなんで??出てきたん??ってのは少なく。

ネタの質もハイレベルで。それこそ去年の王者のクダ巻いてた方。

出てたら温情評価なくて。きっと切られてたでしょうし。残ってないくらいのレベル。(笑)


まあ漫才も。

いろんなスタイルがあって。

そしてしゃべくり倒すのか。スカシ通すのか。展開の妙を混ぜ込むのか。

その演者の個性や特徴など生かしつつ。どうそれをネタに反映するのか?

間だったり。テンポだったり。掛け合いだったり。

言葉の選び方。ネタの切り口になる何をテーマに進めるのか?

掴みをドコにもってきて。オチまでの流れをM-1の舞台ならたった4分でまとめるワケだ。


その評価とかどういうポイントか?ってのは

今回の審査員たちはそれを示していたし。

その中で個人的にどうこうっていう好き・嫌いの好みは出てしまうのは仕方ない。


それだけ難しい表現の世界の評価を審査員はしていて。

点数の高い・低いだけであーだ。こーだ。言われて

それもなんか難儀なコトだなぁと。。。(笑)


それに今回のメンバーでイロイロ言われてたら。

言ってしまえば。今回の審査員全員。成功者なワケで。

実力あるからこそ残って。評価もされ。実績もあり。

各自の地位が盤石とも言えるくらいのメンバーといっても過言でない人たち。


逆に。誰が審査員やったらええの??って聞きたい。(笑)


一般視聴者の投票で選ぶとなれば。

人気投票の要素になりかねないし。

ホントに笑いのレベルがあがるとか。技術的に高まる要素を

本来こういうコンテストは高める目的があってこその意義であって。

そういうのを損なう危険性もあるだけに一般視聴者だけの意見は

敗者復活などに採用されているとも想う。


上沼さんだって関西で第一線張りづけて。自分はおもろい切り替えしや

展開生み出す人やなーって好意的だけども。アクがあるのも事実。(笑)


おしゃべりクッキングで取り忘れたんかいな・・アクってくらいエグイとも。(笑)


ダウンタウンはもう言わずもがな。松本さんは笑いにストイックすぎるとも言うし。


サンドの富沢さんのネタの質はもう絶妙だし。売れてもライブはやり続けてるし。


志らくさんは談志師匠が後継者にも指名する程の腕もあれば。実力もある落語家。

そして個人的な切り口が談志師匠に似てるような毒をもったところで

昨今ワイドショーで独自の見方で注目されてるが。

前から実力のある素晴らしい落語家さんだってことは忘れてはいけないし。

事実。チケット取りにくいひとりでもあろうよ。

まあ立川流は志の輔さんや談春さんらも取りにくいでしょうケド。


ナイツ・塙さんも浅草を代表する程舞台での経験値はあり。

年齢層も幅広くカバーできるって点なども含めて

一線張ってずっとやってきてる実力者であるのは間違いがない。

ただM-1などの大きな大会での受賞経験が・・ってこともあろうが。

こういうタイトルなくても売れるって実力の評価はあろうと。


中川家礼二さんは。第一回のM-1の優勝者であり。

またネタは実の兄との掛け合いだけで。オモロイネタになってるし。

ただのフリートークが漫才っぽくなるくらいオモロイ切り替えしできるし。

器用だし。いろんなコト考えつつ真面目やなーって。


オール巨人師匠はもうずっと一線張ってきて。

お弟子さん持ってもまだ舞台には立ってらっしゃるし。

厳しい意見もいいつつ。あたたかくイイ部分や伸びシロとか

見てらっしゃる方だなって自分は想う。


あくまで個人的見解ですが。(笑)


この方たちで難癖つけられ。やり玉にされるならば。

じゃあ他の方は審査員なんて受けたくなくなるんじゃないの??とも。(笑)


それこそテクニカルやら実績な部分で。

こやつに評価されたくないわー言われたり。

好みや関係性での評価に触れてしまいガチにならんかね??と。


まあ審査員はこういう憎まれもあえて買わないといけないだけに。

ホントしんどいやろうなぁと想う。


自分なら出来ないし。やりたくもない。。(笑)


まあ今回の審査員の意見。自分はいろんな見え方が

各自の切り口で出してくれて。またひとりひとり言ってくれてただけに。

見てて面白いなとも想うし。納得できた部分もあろう。


ただ点数が1点とか数点のばらつきが出てしまうのも

採点の難しさだろうし。

演技順。ネタの完成度。会場の空気・雰囲気。

いろんなモノが複合的に絡むだけに難しいだろうなと。


最初の番手になれば試金石のようにされソコをベースにされる可能性高いし。

展開次第で。今回の和牛のトリのように。

え??ホンマこのネタの展開で大丈夫??ってハラハラさせられることもあろうし。


ソコも大会の妙なのだとは想うが。


そして今回の審査員の発言を見ていて。

こう想う視聴者もいるだろうなとか。いろんな『 意見 』として

今後の芸事の一助にすればいいだけの話で。

一部の支持者の意見だけ耳を傾けたり。

自分考えが正しくて理解できない方がオカシイってのは

エゴだぞーと。だから売れなくなっていくんだぞーと。(笑)


ネタが。キャラが生きていけば。

そのニーズが生まれるであろうし。

売れれば売れる程。見る側も目が肥えていて辛辣になる。

身構えてみるようになる。


それは今回の和牛がまさにそのジレンマにハマってだろうし。

そういう意味ではシビアな展開になってしまったなぁとも。


それくらい和牛のネタは秀逸だったし。

和牛は過去の大会でいろんなネタを2本ずつ見せてしまっていて。

もうパターンを読まれたくないってのもあろう。


過去に見せたモノで見たなーって想わせたら。

やる気ないとか。売れて作れなくなったとか言われかねないし。

同じような感覚のままやってると。

今回のミキ(敗者復活)のように。

またお兄ちゃんブチ切れて。弟すかすパターンって飽きられかねない。


それを払拭できるほど。またネタの展開の妙や間。

キャラの活かし方。展開の絶妙な裏切りがあって

ホント今回のゾンビのネタと。オレオレ詐欺のネタよかった。


自分の中では和牛が優勝なのだけどね。(笑)


でも霜降り明星も勢いあってよかったけど。

あのまませいやが勢いでやってたら飽きられるのも早いぞーと。(笑)


まあM-1を獲ってもその後売れなくなったとか失速したのも多いし。

逆に取れなくてもキャラとかで実力で売れている人もいる。


こういうコンテストなどは知ってもらう・見てもらういい機会であり。

ソコをキッカケに今後どうあるのか??ってのが大事になるワケだ。


まあM-1途中にあったトレエンのネタみてると。

まだ斎藤さんにすがってるのね・・って想ったし。(笑)


クダ巻いてたとろサーモンなんてネタすら見なくなったしなと。。(笑)


まあ審査で評価はひとつの評価。

コンテストの受賞もひとつの評価でハクが付くかどうかのレベル。


実際はどう一般の人に受け入れられ続けれるか?

ってネタからどう派生させていけるか??って

その後のそのコンビや個人の人間力なんじゃないかなとも。