顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

偕楽園…♫ 今日も雨~だった ♪…

2020年07月17日 | 季節の花

さすがにこれだけ雨が続くと、自然がいっぱいの偕楽園のあちこちにキノコが顔を出しています。
日本のキノコで名前の分かるのは約2500種、しかしその倍以上の未知種があるとされます。食用にされるのは約300種、毒キノコは約200種、中毒禍が毎年報じられるほど見分け方は難しく図鑑などでの判別も困難です。

オレンジ色の強いこのキノコは多分ヒイロダケ?腐朽菌の一種なので枯れ木などに取り付きます。

これも腐朽菌のサルノコシカケの一種?このキノコが付いたら木の中はすでに腐っているといわれます。

多分イグチ科の仲間、食用になるキノコですが、わからないものには手を出すのはよしましょう。

ベニタケです。毒ではないようですが、この色では誰も食べないでしょう。

白いドームのような形、まるでスイーツみたいな可愛らしさです。

きれいに開いた傘は自然の造形です。

隣接の茨城県歴史館の蓮池周辺では、季節の花が人影まばらな庭園を彩っていました。

マスクをかけていても、その匂いは遠くから気付きました。林の中のヤマユリ(山百合)がちょうど見頃です。

ハス(蓮)の花はそろそろ終盤、いつもは池全面を覆っていましたが、今年は何故か半分くらいに減っていました。

日本古来のギボウシ(擬宝珠)は、シーボルトがヨーロッパに紹介し多くの品種が育成されました。これは斑入りです。春の山では若芽をウルッパと呼び、美味しい山菜になります。

弁当を広げる小高い丘がクローバーの白い花で覆われてしまいました。本名はシロツメクサ(白詰草)、江戸末期にオランダから献上されたガラス製品のクッション材に「詰められた」のが名の由来です。

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