ふだん何気なく歩いている道端をよく見ると、ホトケノザとイヌノフグリが仲良く咲いていました。
いつもは急ぎ足で通り過ぎていましたが、今日は足を止めてデジカメでカシャン。地面にへばりつくようにあるので、何とも絵になりませんが、おぞましいニュースが続く世の中に、また今年も確実に春が来ている兆しをしっかと記録しました。
ついでに、名前の由来を再確認、ホトケノザはシソ科で別名サンガイグサ(三階草)、花を囲むように対生する葉の形が、仏の座のように見えることから。
春の七草に使われる同名のホトケノザは、別種でキク科コオニタビラコといい、名前はロゼット葉の形が同じように仏の座に似てるからだそうです。(この件は、初めて知りました!花の色もこちらは黄色です。)
イヌノフグリはオオバコ科、花後の果実が雄犬のフグリ(陰嚢)に似ていることから。ネットで確認したら、形は小さいけれど確かにそっくり、牧野富太郎先生もよくぞ命名したものです。青い小さな花は、よく見るととても可憐で、別名「星の瞳」のほうがよく似合いますが、本名(学名)にはかないません。
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