顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

金木犀の二度咲き?…秋もたけなわに

2022年10月24日 | 季節の花

初めて気が付きました。庭のキンモクセイ(金木犀)が9月末に今年の花を終わらせたと思っていたら、10月中旬過ぎにまた咲き始めました。調べてみると気温の状況などで2度咲くこともあり、それほど珍しくないと出ていました。


そういえば数年前に三嶋大社(静岡県)で毎年2回開花するという金木犀を撮った写真がありました。ウスギモクセイ(薄黃木犀)という品種だそうで、確かに薄い黄色でした。


野菊の群生…この辺の野菊といえばほとんどこのカントウヨメナ(関東嫁菜)です。

カントウヨメナは、個体差によって紺色の花もあります。


秋の花といえば、なんといってもホトトギス(杜鵑草)が個人的には好みです。


シュウメイギク(秋明菊)も好きな花ですが、あまりにも立ち繁らないで数輪で咲いてる方がいいですね。


カラスウリ(烏瓜)が色付いてきました。まだ紅くならないものはイノシシの子供のようなので、「うり坊」とも呼ばれていますが、ちょっと変わった形でした。


農家の敷地の隅に咲いていたカタバミ科のオキザリス、園芸品種です。


こちらはイモカタバミ(芋片喰)、南米から観賞用に持ち込まれたものが野性化しました。芋(イモ)の様な塊茎をもつ事から名前が付きました。


これがいわゆるカタバミ(片喰)です。夜になるとクローバーに似た葉を閉じる習性があり、片方が欠けたように見えることから名づけられたといわれています。


この威勢よく立ち上がっているのは、オッタチカタバミ(おっ立ち片喰)、最近どんどん増えてきた北米原産の外来種、戦後駐留軍の荷物について進入してきたとされます。


野性化といえばヤナギハナガサ(柳花笠)も多く見かけます。柳のような葉で花笠のような花序が名前の由来のクマツヅラ科の多年草、バーベナの仲間です。


黄色い花は嫌われモンが多いとブログに書いたことがありましたが、この花わかりますか?
悪名高きセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)です。この近辺でも菜の花のような群生をあちこちで目にします。


散歩道にダリアとコスモスの咲いている空き地がありました。少し離れた家の方が植えているようですが、いいですねぇ、どうぞ見てやってくださいというお気持ちが…