上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

門外漢袋叩き

2010年09月30日 | 趣味
昨日の池田信夫さんのブログ「ハリウッド化するIT産業」のコメント欄がご本人も言い訳コメントで予想した通りの有様になっている。
そもそもソフトウェアを組む産業の全てをIT産業と一括りにして論じようとした時点でOUT。
 携帯通信端末、コンシューマ向けゲームから、組み込み系ソフト、業務用大規模アプリ、そして各種NETソリューションと、既にIT産業なる言葉で表せられない程その分野が広がっているのに、まるで材料や道具に鉄を使う産業は全て鉄工業とカテゴライズしたようなものだ。
 同氏の出身産業母体の映像放送業界が、映画、TV、CM、Webコンテンツ、企業PV、パッケージDVDの狭いカテゴリーの産業故だろうが、文筆家としてNETで持論を展開するなら、もう少し下調べをしてからの方が良かったのではないだろうか。
 (実はこの生産性をテーマに、上海オフショア開発フォーラムでは企業系列の壁を越えて散々論議していたりする。元同業者としては、同氏の思い込みも判らないではないけれど、実業を経験していないマスコミに見えているのは、やはり表層的な問題や事象だけですよ。構造的な課題は当事者として、将来的な事業計画に挑んだ時、初めて見えてきます。)

 門外漢が手を出すと袋叩きにされる典型かな。

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