上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

戦場のマリア

2015年02月16日 | 趣味

自衛隊員の制服を着た、日本生まれの少女が、シリアの戦地に立っていた。

「またJSDFの奴らだよ。」

「懲りないね。」

「ISISの的になってくれて、奴らの弾薬消費が早まるのは良い事さ。」

ISIS兵士の中国製カラシニコフが放った7.62mm弾が、少女の額に命中した。

しかし、そのライフル弾は、少女の額部分の塗装と共に明後日の方向に飛び去り、
命中箇所を、ほんの少し凹ませただけだった。

『戦闘行為をやめてください。

 銃器の発砲をしないでください。』

その少女型の人形は、愛らしい甲高い声のイスラム語と英語で、戦場の只中、銃弾を受けながら叫び続けていた。

「こんな事、何の役に立つんだ。」

「大変だな日本人も。」

「しかし、日本のロボット工学は流石だな。」

これは極東の島国に住む或る男が考案した、兵器を使わずに平和を実現する壮大な計画の物語である。

 

 

 

彼女と話していたら、こんな話を考えてみた。谷口あたりが映像化しないかなぁ。


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