上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

通貨流通量

2010年03月15日 | 趣味
私は趣味の定点観測の一つとして、貨幣を貯金箱に貯めて、定期的に製造年別枚数を集計しているのですが、(自分で書いていて貧乏ったらしい嫌な趣味だな~と思いますので、気分を悪くした方はごめんなさい。)この所2010年発効の真新しい1元硬貨の流通量が急増してきました。
しかし、相変わらず五星の紋章付きの汚くなった旧貨幣も減っていません。
これは先日の小谷氏の講演にあった、中国政府の内陸地区向けお金ばら撒き内需拡大策による影響の一つかもしれませんね。
人民元切り上げに強く反対した温首相の自信の裏には、拡大余力の大きな国内通貨需要がきっとありますから。
相変わらずボロボロのお札や偽札も多い(そういえば、昨年から偽札追放キャンペーンを意図的に打ち出していましたね)中国の通貨流通には包み隠しの無い、生の中国の景気が反映されている気がしてなりません。

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3 コメント

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私の場合は通貨ではなく切手ですが… (更紗)
2010-03-16 10:24:18
私は、小学生の頃、切手集めに凝っていた時期があり、中国の切手も何枚か持っています。
その中国の切手は、親戚の叔父さんから貰ったものなのですが、その叔父さんも「親戚の誰かから形見分けとして貰った物だ」と言っていたので、元々誰が購入した物だったのかは不明です。

その「貰い物」の中国の切手は、なぜか1966年に発行されたものがやたらに多いのですが、これは、中国政府の経済的・政治的な政策の一環か何かなのでしょうか?
たまたま、元の持ち主が、その時期に切手の収集に凝っていただけ、という可能性もあるのですが、1966年といえば、ちょうど文革が始まった時期なので、何か関係があるのかなぁ…と思いまして…

通貨の方も、1966年発行の物は、何か特徴はあるのでしょうか?
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文革ですか (yoroyoro)
2010-03-16 12:25:29
私は中国の切手には詳しくないのですが、1966年と言うと私が1歳の時ですね(笑)
お金の話で言うと、1966年当時の通貨は現在中国で流通していません。

新中国(人民共和国)設立後の人民元は何度か切り替わっています。
過去(1955)にはデノミも行なわれ、1万元が1元になった事もありました。
他にも、兌換券が使用されていた時期もあり、「最も国民に信用されていない通貨」という有り難くない呼び方をされていた事もあったと思います。
私が確認した貨幣では、最も古い物でも1991年の物でした。

ちなみに私の趣味は古銭を収集しているのでは無く、現在の市場に流れている貨幣の鋳造年代を定期的に計量しているので、計量後の貨幣は定期的に使ってしまっています。
私の蓄財など微々たるものですが、現行貨幣の収集は自由な貨幣流通の阻害になると思いますので。
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お返事ありがとうございました (更紗)
2010-03-16 14:59:17
なるほど…人民元が何度か切り替わっているということは、切手のデザインも何度も変わっている可能性があるかもしれませんね。

手元にある中国の切手はほとんどが使用済みの物なので、元の持ち主は一体どういういきさつで入手したのか、すごく気になっています。
(中国に住んでいる方と文通でもしていたのでしょうか…?)

それにしても、デノミで「1万元」が「1元」とは…
凄いですね(@_@;)
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