上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

夏の夜、風姿花伝を読んでみた

2008年08月06日 | 生活
昨日は豚児たちと熱帯風暴(もの凄い水量の真水と電力を使って運営されている大型温水娯楽施設)に行ってきました。
今日は日焼けで鼻の頭とお尻がひりひり痛いです。
最初に行ったのは4年前ですが、この施設を維持している上海って、顧客の購買力や水資源・エネルギー供給等の色々な意味で凄い。

さて、昨夜は20年振りに風姿花伝を読みました。
世阿弥の手になる、この日本最古の芸術書には、
私の今の仕事の原点が多く含まれています。

最後には、こう書かれています。

・・・不器量の者には伝うべからず。『家、家にあらず。継ぐをもて家とす。人、人にあらず。知るをもて人とす。』と言えり。これ万徳了達の妙花を極むる所なるべし。」

豚児と遊び、社員の顔を思い浮かべて想ったのは、「如何に多く、上海の若者に私の持つ技を伝承できるだろうか。」と言う事でした。