◆ふえ・のおと◆フルーティストYoriko KASAI 葛西賀子 officialblog

~ヨーロッパ仕込みの音楽作り、研究を重ねたフルート基礎奏法・・最近は太極拳を通して体幹づくり研究も進んでいます!!

◆音が汚い原因は2つ

2010-08-20 22:03:57 | 【つぶやき】
レングリさん講習レポート・その2です(^-^)/


ホントに書ききれないので、
慌てず少しずつ…(^^;

今日は、

「音が汚い原因、大きく分けて2つ、
何だかわかりますか?」

に、ついて少し。


これには、

1.出る息が過多

2.息のフォーカス(焦点)がない

(以下、レングリさんの言葉に私自身の見解・解説を含めます)


1は、誤解しないでください!(^-^)b
息が、では、少なければいい、という話ではありません。

微妙なニュアンスですが、
お腹のStuetze(支え)、胸郭の空間(開き)により
体の中からくる、息の「ボリューム」はしっかり必要です。

ただ単に、フルートに入れられる息のキャパを超すほどの、
口の穴から多量に出過ぎ、吹きすぎは、
音が汚くなる原因となるということです。


2.は、口の穴の問題。
例えば、一番良くある例は、口の両端を引きすぎ。
水のホースの口をつぶすかのごとく、
息のフォーカスは散り、音は汚く薄くなりますよね。

それから、上唇の、下への圧力かけすぎ(響きは上に!)、
(↑この話はまたとても重要なので、
別にテーマで取り上げたいです!)

それからそれから、
下唇を楽器(リッププレート)で押し潰しすぎによる、
下唇のフォーカス喪失…。

下唇は特に、色々・様々な音の変化やニュアンスに、
非常にフレキシブル(柔軟)でなければならないため、
リッププレートで押し付けないように
特に注意せねばなりません(>_人気ブログランキングへ にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
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