キキ便り

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リストラのその後

2011-06-27 20:49:28 | リストラから教えられる人生
オットが解雇になって1年経つ。

今でもその傷は深く残っている様子だが、新しい職場で責任の重い仕事をどんどん任され、リストラがプラスに働いた例だと思う。

先週、直属の上司による勤務6ヶ月目のレビュー(評価)ミーティングがあり、仕事ぶりをプラスに評価してもらい5%給与アップしてもらえることになった。去年どん底まで落ち込んだオットにとっては、昇給が幾倍にも嬉しく感じた様子。

オットを解雇したP女史はその後、他のディレクターも解雇したり降格させ、皆が言葉をなくしてしまうような改革ぶりらしい。

こういう具合だ。

A部局 ディレクターを今年になってコーディネーターに降格。

B部局 オットがディレクターだったが、去年6月に解雇し、A部局のディレクターに兼務させる。ところが今年になってA部局のディレクターをその職から外す。

C部局 ディレクターを今年になって解雇する。

D部局 ディレクターがP女史に我慢できず、自分の方からやめる。

E部局 ディレクターが海外に行っている間、P女史がその研究プロジェクトに口をはさみ、その相手国との研究コラボにトラブルが発生したため、かんかんに怒って大学をやめると上部に通告。このディレクターは莫大な国からの研究資金をもらっているので、大学側としてはやめてもらったら困るということで、所属替えをし落ち着く。

G部局 ディレクターはいまだに勤務しているものの、強引にP女史の建物へとオフィスを移され、監視下にあり。


こういうことで、6人のディレクターのうち、1人だけが1年後に残るという強引な人事。しかもその人事に根拠はなく、やりかたは独裁的。

このような事態になっても、上部は何も勧告しないのがもっと信じられない。いったいどうなっているのだろう。

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2 コメント

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Unknown (キキ)
2011-07-01 03:09:03
etsuyoさん、コメントありがとう~

大学が力を入れたい分野の専門家ということで、彼女を連れてきたみたいです。管理職の経験が殆どない人だったので、採用委員会で意見が分かれたみたいですが、最後にA部局のディレクターが政治的判断をして彼女に1票を入れたことで、A女史が採用されたという話を聞いています。

いまだにオットは怒りが治まらず、大学に抗議の手紙を書くなんて言ってますが・・・
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Unknown (etsuyo)
2011-06-30 18:53:31
すごいですね~。詳しいいきさつを知らないのですが、そもそもなぜP女史がそのような権力絶大な地位についたのか不思議です。ものすごい経歴や業績がある方なのでしょうか?振り回される人たちはたまったものではありませんね。
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