キキ便り

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はじめての裁判所

2012-02-14 09:07:36 | アメリカ便り

 

昨日は、オットと初めて裁判所に出かける。

今から1年前、車を駐車した場所が、消火栓に近いということでパーキング違反チケットを切られる。

この町The Woodlandsは、景観をなるべく美しく保とうとしているのか、消火栓も緑色に塗られ、駐車禁止のラインも緑色。ということで、違反したことに全く気づかなかった私たちは大ショック。

しかも、近くに巡回の警官3人が和やかに立ち話して、こっちを見ていたのに、何も言ってくれなかったというのは、どういうことか?

250ドルも違反チケットで請求されたので、納得できないということで上告。

指定された日時に裁判所に行くと、法廷の中には100人あまりの人が待っている。

私たちと同じような交通違反関係でチケットを切られた人たちが多いような雰囲気。

私の隣の人も、身体障害者用のステッカーを車に貼るのを忘れて、身体障害者用パーキングに駐車したらチケットを切られたらしい。これも250ドル。

オットの隣の人は、娘が産気づいて急いで病院に行く時にスピードオーバーして、チケットを切られたらしい。 

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こんなにたくさんの人の裁判をどうやって行うのだろうかと不思議に思っていると、警察官のような人が前に立ち、順番にクイズ(テキサスの旗は何色か?)や苗字がアルファベットのZで始まる人?の質問をし、呼ばれた人たちが20人くらいが、まず前の席に座ることができる。質問の最後が、「50歳以上の人?」だったので、幸いにオットと私は前に進むことができる。それ以外の人たちは、数時間待たなければならない様子。

この20人の人たちが、二人いる裁判員のところに順番に呼ばれ、和解案を言い渡され、それに不服ならば裁判官に上告というシステムらしい。

私たちの場合、何も申し立てする間もなく、取り消しにしてもらえたが、裁判にかかった費用総額として100ドル支払うことに~!

こういう心理的苦痛や時間のロスを避けるために、交通違反の罰金をすぐ支払う人たちも多いのだろうと推測する。

隣の人がちらりと、こうやって地方や州の財源を増やしているとこぼしていたが、本当にそうだと実感。

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