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11歳の娘のことを語る:親のホンネ

2010-06-02 14:13:11 | アメリカ小学校事情
最近、娘は友達の影響なのか、マニュキアに随分凝り始めて、しかも意外と上手なんですねぇ。私は、ネールサロンに行ったこともないくらいなので、娘にこれから頼んでみようかななんて思っているくらいです。

さらに、ポニーテールをああでもない、こうでもないって朝、鏡の前で30分くらいゴムで結んだりほどいたりしているのは、お洒落に関心がでてきた証拠なんですよねぇ。

そのせいで、毎朝、いつも遅刻寸前で、走って学校に行くものだから、かわいそうに思って時々友達のお母さんが車でピックアップしてくれるそうなんですが、なんとかならないものなんでしょうか?

さらに毎朝日課としてシェークスピアを朝7時から散歩に連れて行くのが仕事なんですが、起こしてから玄関をシェークスピアを連れて出るまで、時間がかかって本当にしょうがない。部屋で椅子に座ってぼーってしていたり、音楽を聴いていたりして、エンジンがかからないんです。一体誰に似たんでしょうねぇ。

毎朝、娘をせかして、叱ってばかりいる母親の私なんですが、放っておくと朝食を食べなかったり、コンタクトをいれずに学校に行ってしまうので、やはり介入せざるを得ないですよね。そしていつも白熱した口げんかになってしまって、後で後悔する私です。息子があまりにも身支度を素早くやって、言う事を素直に聞くものだから、知らずしらずに二人を比較してしまう私にも問題はありそうです。

おまけに宿題を忘れたり、提出物を出していなかったりすることもある娘なので、特に自分が教師という仕事がら、爆弾を落としている毎日なんですが、もう少し真剣にやってくれないものでしょうか。どこか抜けているのか、のんびりしているのやら。。。

ところがこんな調子の娘でも、外ではとても「模倣生」らしく、よく先生や周りのお母さんたちから「礼儀正しい」「しっかりしている」とほめられることがあるんですが、内と外をうまく使い分けられるというのは、考えようによっては世渡りできるという強みですよね。

しかも、成績にも非常にムラがあるんですが、今回の小学校最後の全国標準試験では算数も国語も99パーセンタイルだったらしいので(ホメてあげましたが)、知能面では私たち夫婦には似なかったみたいです。私はどちらかというと、平凡な知能+努力でどうにか道を開くタイプでしたし、ダンナは、平凡な知能+努力しない(学校時代は)タイプだったみたいです(しかし大器晩成型です)。「ガリ勉」」とは相当離れた生活・性格の娘を見ていると、ますますどう育てていったら良いのか悩んでしまいますねぇ。

まったく宇宙人のようなつかみどころのない娘です。
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