キキ便り

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テキサスメディカルセンターでの一日

2012-03-21 18:12:06 | 研究者生活

今日は、一日テキサスメディカルセンターへ。

ヒューストンにあるこのテキサスメディカルセンターは、50の医療機関の集まった世界最大級の医療研究機関の集積地。

ベイラー医科大学, テキサス大学医学部やセントルーク医科大学などの医科大学やさまざま病院が集まっているが、今回訪れたのは、ベイラー医科大学。

私のボスがベイラー医科大学の研究者と長年共同研究を行っているので、何か将来の仕事につながりそうなことはないかと、アポを取る。

彼女は、Children's Nutrition Research Center 〔子ども栄養研究センター)の研究者。子どもの肥満がますます増加していることに対処して創設された研究所で、ベイラー医科大学、テキサス子ども病院、州政府のコラボで、様々な分野の研究者が集まっているらしい。

ベイラー医科大学は、全米のトップ10に入ることもある医科大学で有名だが、私がアポをとった研究者は非常にフレンドリーで気さくな人。助成金申請と論文執筆に終われ、非常にお忙しそうだったが、いつか共同研究あるいは、研究の助手として何か仕事ができたらと願う。

私が住んでいる地域から、このテキサスメディカルセンターまでは、片道、通勤に1時間半くらいかかる。ラッシュのストレスを避けるために、今日始めてPark and Rideを利用。

近所のPark and Rideに車を駐車し、そこから1時間半〔帰りは1時間15分)、通勤バスに乗る。バスの運賃は片道5ドル。高騰しているガソリンの値段を考えると、この方が安い。

朝7時10分のバスに乗るために、6時45分に家を出る。1日留守にすることから、犬の世話、子どもの朝食などを準備するために朝起きたのは5時。そして家についたのは6時。それから夕食の用意、犬の世話をし、youth Groupに参加する娘を教会に送り迎えし、息子の宿題を手伝い、明日の皆のランチを作り、夜はばたばた過ぎる。これが毎日続くと、きっと体がもたないだろうな。

メディカルセンターは迷路のようでややこしかったが、白衣を着ている医療関係者や研究者が颯爽と歩く環境は新鮮だった。

在宅の仕事ばかりしているので、ひさしぶりに外に出て仕事をする緊張感に疲れてしまったが、仕事力をアップさせるにはこういう環境に意図的に自分を置くのが大切なのだろうなと思う。

将来何かいい話があるといいんだけど。。

コメント (2)
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