キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

リストラから教えられる人生 その11

2010-07-01 19:47:47 | リストラから教えられる人生
ダンナは有給と貯めていた病欠などを使い、今週の金曜日で仕事を終えることにした。

一昨日は職場の人にお別れランチ会をしていただいたそうだが、皆お互いになんと言葉をかけたら良いのか気まずく過ごしたらしい。

ダンナを解雇したP女史は、その後も引き続きチェスのコマを動かすように、人事異動を行っているらしいが、6月に赴任したばかりなのに、この人はこの仕事に向かないなど決めてかかるところが信じられない。

大学総長より、この件はJ氏と相談してくれ(大学総長の片腕の人)というメールをもらったので、その人に連絡をとった。もう決定は変わらないだろうが、どうしてそのような理不尽な人事を行ったのか、説明をしてもらわないと将来に向かって前に進めないというダンナの思いがあったらしい。明日、J氏と電話で話す予定だが、どのような話が聞けるのだろう。

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暗い思いの中で、今日は一つ嬉しい出来事があった。ダンナが来週面接するアイビーリーグの大学から連絡をもらった。その大学でつい最近までディレクターをつとめていたR女史が明日よりジョージア大学に赴任することになり、ダンナに「なんでも質問があったらぜひ聞いて欲しい」というメールでの連絡があったらしい。

公募の最中に、前任者から連絡があることは非常に珍しい。このR女史は、採用委員会の長より連絡をもらい、ダンナのことを知っているかと尋ねられたらしい。ダンナの活躍ぶりを知っていた彼女は、じゃあ私から連絡してみましょうかということで、メールを受け取ったらしいが、オフィスの内情などを結構詳しく教えてもらったので、今のところダンナは有力候補ということなのだろうか。

ダンナも今の大学に赴任する3年前にジョージア大学の最終面接段階までこぎつけたが、今の大学からのオファーが先にあったので、ジョージアに行くことはなかったが、そういういきさつもあり、R女史とはいろいろ話が弾んだらしい。

来週には少し将来の方向性が見えそうだが、どうなるのだろう。
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