『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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オリーブの時の中に。今日の出来心2013年4月23日(火)

2013年04月23日 10時20分39秒 | Weblog

写真は、20日の「えとうた」終演後、伊藤銀次さん(中央)、小峰倫明さん(右)と。

後ろにある絵は、このイベントのために僕が作った歌「オリーブの時の中に」を聞いて、

小峰さんが描いたもの。

「オリーブ」で、なんで、こんな絵になるのか不思議ですが、そのあたりも、イベントでは話題になりました。

歌の歌詞に、千年前よりも美しい~とか、千年先よりもここで会えて~とか出てくるんですが、

その千年という言葉で、小峰さんは、古代遺跡、みたいなものをイメージされたそう。

土や砂を思わせるような色合いの絵は、まず、元に描かれたものの上に、漆喰のように白っぽい絵の具を塗り、

さらに、それを削っていって、この絵を完成させたんだそうです。

そのあたりは、技術的なことで秘密な部分もあるのかもしれませんが、一番新しい作品なのに、

なにか、年月を経たような、渋い仕上がりになってます。

小峰さんは、一つの作品を描くのに、少なくとも二週間ぐらいはかける、と。

そこには、絵の具が乾くのを待つ時間もあるし、どう描こうか考える時間もある。

実際に、作業をする時間より、じっとしてる時間のほうが長い、というようなこともおっしゃってました。

話を聞けば聞くほど、この絵への興味が深くなります。

会場の「現代ハイツ」では、30日まで、小峰さんの展覧会は、続いています。

是非、じっくり絵を見に、行ってみてください。

ギャラリーカフェの「現代ハイツ」、食べ物や飲み物も美味しいです。

今回、「オリーブ」ということで、僕は、メニューにあった、オリーブのマリネだったか、

とにかくオリーブの実を、オリーブ・オイルに漬けたようなものを食べたんですが、

これが、とっても美味しかったです。

この絵を見ながら、オリーブ、食べてみてください。

今日は、少しあたたかくなるのかな。

素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司