『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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29日はモーメント春セッション。今日の出来心2013年4月18日(木)

2013年04月18日 09時44分42秒 | Weblog

コメントありがとうございます。

naoさん、「思い」「重い」のとらえ方は、面白いところですね。相手からの強過ぎる思いを「重い」と感じることも、あると思いますが、自分で勝手に抱いた、片思いみたいなものもやはり「重い」ですね。

昨日までは、なかったきゅっと締め付けられるような感覚が、体の中にあるなぁ、というのを、「重い」ものがあると感じる、みたいな。

けっして、良くないものだけが「重い」のではなくて、例えばですが、胸の中に一つ、ケーキが、ある、と思うと、そのケーキの重さは、いやな重さというより、なにか、素敵な重さですよね。

それから、万葉の頃の心の場所ですが、今と、少し違うような感じがあるんですよ。

今、ものを考えるのは脳だとわかるし、心、といえば、なにか、ハートマークを連想したり、胸の中に、あるもののような気がしたりしますが、万葉時代は、心は、体の中にあったり、少しはなれたところに、移動したり、する感覚が、あったようです。

「心ここにあらず」などといいますが、そういうのは、その頃の感覚のなごりなんですね。

それから、naoさんの書いてくださった「目から鱗」、これは、聖書に出てくるお話が元になってるのは、ご存知ですか?

イエスの十字架のあと、キリスト教徒を迫害していたパウロが、ある日、天からの光とともに、声を聞きます。

「サウロ(パウロのヘブライ語名)、なぜわたしを迫害するのか」

パウロが「あなたは、誰ですか」と問えば、声は、

「あなたが迫害しているイエスである」と。

その直後、パウロは目が見えなくなります。

3日目に、アナニアというキリスト教徒がパウロを訪ねてきて、創主がパウロを伝道師に選んだことを告げます。

アナニアがパウロに手を置いて祈ると、パウロの目からウロコのようなものが落ちて、再び見えるように。

パウロは、目からウロコが落ちて、イエスが神であることを知った、と。

ちょっと長くなりましたが、万葉集やら、聖書やら、僕が趣味で好きなお話ができて、楽しいですよ。

ありがとう。

さ、今日は、29日のモーメント・スプリング・セッションのリハーサルにこれから出かけるところ。

29日、僕は、もちろん、何曲か歌いますが、司会みたいなこともやりますので、是非、応援においでください。

お待ちしてます。

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■2013年4月29日(月・祝)
「Moment SPRING SESSION 2013 ~ モーメント・ストリングス 春のセッションライブ!」
オープン3年目に突入した東京・二子玉川「KIWA」で、ノンジャンルの弦楽アンサンブル<Moment Strings>がスプリング・ライブを行ないます。クラシックからオリジナル~映画音楽、ポップスまで、初めての方にも楽しめるプログラム。出演は、弦楽四重奏<モーメント・ストリングカルテット>、ヴォーカル&ヴァイオリン&ピアノのユニット<コルーチェ>。そして!スペシャルゲストに<久保田洋司(The東南西北)>が登場!春の休日のひとときを弦の調べでお楽しみ下さい。

日時:2013年4月29日(月・祝) 17:30開場/18:00開演
出演:モーメント・ストリングカルテット(小野瀬はるか 松岡聡子 飯田香 郷田祐美子)、 
    コルーチェ(小野瀬はるか 栗田裕子 重松華子)
ゲスト:久保田洋司(The東南西北)
会場:東京・二子玉川「KIWA」世田谷区玉川3-20-11-B1F (二子玉川駅 徒歩3分)
料金:予約3,000円/当日3,500円(共に1ドリンク代別)
   ペアチケット予約(男女問わず2名様)5,500円(ドリンク代別)
ご予約&お問合せ:「KIWA」HP予約(http://oasis-kiwa.com/)、「KIWA」電話予約(03-6805-7948/12:30-14:30)
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今日も素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司