『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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2010年11月9日(火)

2010年11月09日 00時00分01秒 | Weblog
ラフマニノフや、
スクリャービンを、よく、聞いていたことがあって、
今朝も、ふいに、スクリャービンを聞きたくなって、
かけているところ。

僕の妹が子供のころ、少しピアノを習っていたので、
家にピアノがあったのであった。

中学生のころ、
ビートルズの映画を見れば、
ポール・マッカートニーが、簡単そうにピアノを弾いていて、
やはり、真似をして、少し弾いてみたら、
なんとなく、弾けたような気がしたのであった。
「レット・イット・ビー」、
「ヘイ・ジュード」は、まぁ、弾けるとしても、
「レディー・マドンナ」
「マーサ・マイ・ディア」
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」
「イン・マイ・ライフ」の間奏のところ、なんか、
意外と弾けたのであった。

高校生の時、The東南西北というバンドをつくり、
最初の1年ぐらいは、
ビートルズのコピーバンドであったから、
リッケンバッカーのコピーモデルを弾いていた僕は、
ギターのときは、ジョンで、ピアノのときは、ポールみたいな、
やりすぎな、ポジションであった。

妹が習ってた曲の楽譜を、見ながら、
少しずつ弾いてみたりして、
1年ぐらい、近所のピアノ教室に通わせてもらったのであった。

ちっちゃい子供たちに、混ざって、
黄色いバイエル。
楽しかった。

今は、ライブでピアノ、っていうことが、
ほとんどなくなった。

弾けば、聞いてくださる皆さんが、
余計に緊張するようなことで。

先日、見に行った、大西洋平さんのライブ、
弾き語りで、ギターも上手いし、ピアノも上手かった。
でも、曲によっては、ピアニストの方が出てこられて、
その方が弾けば、そこはやっぱり、全然違うわけである。

客席で、聞いていれば、ご本人の弾くピアノも嬉しいし、
ピアニストの方が弾くピアノも、素晴しい。

そういうの、いいなぁ、と。

機会があれば、そうしてみたいと思っているのであった。

洋司