異常に寒くなっていますが、ちょうどパッシブソーラーハウスを
訪れる機会があり、温熱環境を確認してきました。
午後2時頃の外気温3°C、湿度35%。天気は晴れているが少し雲が出ている状況
1階リビングルームの室温約20°C 湿度20%弱
外気を取り込み加熱するパッシブソーラーでは湿度下がるのが解決すべきポイントです(エアコンも同じです)。
今のところは加湿器を使います。
また床下に加熱された空気が入るため、床面温度は室温よりも高くなります。
写真中央部分の床表面の温度が21.8°Cという表示です。
実際はこのような状況です。
これくらいの床面温度となると、まるで床暖房しているかのような感覚で
足裏が適度に温かいのはとても気持ちが良いものです。
パッシブソーラーは天気の良い昼間だけの運転のため、それ以外は補助暖房が必要です。
一般的には壁掛けエアコンなど暖房機。
しかしこの家では、床下にソーラー同様に温風を吹き出すファンコンベクター
を取り付けています。熱源はガスで屋外の給湯器からお湯が循環してきて
温風をつくる構造のため安全です。
他にはエアコンを床下に吹き出すよう取り付ける場合も多いのですが
特別な物で無く、普通の壁掛けエアコンです。
床以外は
日当たりの良くない東側外壁の室内側表面温度です
北側玄関ドアの表面温度
外壁やドア・サッシの断熱性能高めているのでこれくらい。
一般の家はもっと温度低くなります。
機会があればまた報告したいです。