家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

龍馬伝最終回良かったですね

2010-11-29 16:31:15 | 家づくり


龍馬伝最終回なかなか見応えありました。
演出やカメラワークがすごく良かった。

今井信郎を含む見廻り組と実直な新撰組との対比や
彼らがもつ異様な不気味さが良く表現されていたし、
暗殺される時間をあまり長びかせず、あっさりと表現している
ところに演出の上手さを感じたわけです。

今井家の家伝では、急襲したのでなく
龍馬がどちらであるかを確かめるために挨拶をしたようですが
TVではいきなりでした。

最終回であったことや、これらの理由で
地上波だけでなく、BSでも続けて見てしまいました。

ちょうど一年前京都で、坂本龍馬と中岡慎太郎の墓に
お参りしてきました。
そのときは年末であまり人がいませんでしたが
今年は混み合うのでしょうか。

グラスウールが無い!

2010-11-25 21:22:09 | 家づくり
グラスウールがない!
近頃建築業界で問題になっています。

住宅エコポイントの影響か
メーカーが在庫調整しているためか
大手パワービルダーやハウスメーカーが買い占めしているのか
等々、憶測が飛び交っています。

真実はわかりませんが・・・

グラスウールにもいろいろな商品があるのに
どれも出回っていないのは、なぜでしょう。

この現状は新聞紙上やTVでも採り上げられないのは
社会にあまり影響が無いからなのか
業界が押さえているためなのか、
日本経済はそれどころではないからなのか、
いろいろ考えてしまいます。

新築工事ではグラスウールを使うことはほとんどありませんが
リフォームでは使います。

今日もロックウールやスタイロフォームに切り替えるか
協議しましたが、どうなんでしょうね。

今年の早慶ラグビー

2010-11-23 19:50:15 | 家づくり


昨日からの雨もあがって
昼前から晴れ間がのぞくようになりました。

3年ぶりにラグビー早慶戦を観に
秩父宮ラグビー場に行ってきました。

この日だけはなんだか学生に戻った気分になるので
本当にうきうきします。

スコアーは10-8で慶応の勝ち。
逆転できる場面が何度もあったのですが
ミスが出て、久しぶりに負けてしまいました。

試合の前とハーフタイムに行われるチアリーダー
の演技も、慶応の勝ちと言わざるを得ない結果でした。

無題

2010-11-19 20:31:22 | 家づくり


台風が来る前に張っていたブルーシートを外し
その代わり密着型の養生シート(透明)を張りました。

そのときの状況がこれ。

ちょっとシュールな(?)ものになったので
マン・レイ風に「無題」としました。

この後台風がやってきた訳です。

対策虚しく

2010-11-16 20:11:10 | 家づくり


ソーラーの為の勾配屋根を除いては
陸屋根になっています。

メンテナンスやエアコン室外機置き場のために
フラットな屋根に。

勾配屋根は防水紙を敷くと簡単に防水できますが
フラットな屋根は防水工事を行わねばなりません。

FRP防水を予定していましたが
下地が乾いていることが条件のため
2~3日のうちに雨が降るとなかなか進みません。

当時は晴天が続かず、1~2日おきに雨が降りました。
おまけに台風まで近づく始末。

雨が降る度屋内に水が溜まり
頭の痛い日々が続きました。

雨漏りがひどかったので、このような応急処置をしましたが
台風が近づいてきたため
1日だけあった曇天の日にブルーシートを撤去して
その代わり床に幅広の養生シート(巾1Mで接着面あり)
を敷いて台風を待つことに。

1時間毎に台風進路をチェックしながら
コースがなるべく外れる事を祈りました。

ソーラーダクトはこのように

2010-11-13 19:12:58 | 家づくり


先日お知らせしたソーラーのダクトは
つながるとこのように。

一番左側に排気ファンが付いたダクトが見えます。
南側屋根沿いに登ってきた空気がそれぞれのダクトに集まり
そこからファンの付いた所まで吸いよせられます。

夏はダクトに付いたファンで屋外に吐き出され
冬は別のファンで1階床下まで送られます。

手前の勾配屋根は北側ですが、この屋根にも通気層があります。
これは壁から立ち上がってくる一般の通気の通り道で、
ファンに関係なく空気がゆっくり流れる仕組み。

採熱板の効果は

2010-11-11 19:46:37 | 家づくり


パッシブソーラーの主役である空気はどのように暖められる(熱せられる)のか。
写真は熱を取るための「採熱板」と呼ばれる部品です。

鉄板を曲げただけの物ですが
屋根であるガルバリウム鋼板下に流れる空気は
この採熱板によって流れが上下左右に蛇行します。
そうすると熱くなったガルバリウム鋼板に接触する容積が増え
結果的に空気温度が上がるという仕組みです。

以前はガルバリウム鋼板の上に強化ガラスを設置して
ガルバリウム鋼板自体をかなり熱くして
空気温度も上げるようにしてきましたが
メンテナンスや施工性を考慮するとこのアイデアに行き着いた
とメーカーより説明を受けました。

棟まで登ってきた温度は、外気温+35度以上とれれば合格です。
外気温度が10度の時も、床下に送り込まれる空気は
45度以上となるわけです。

屋根ダクト

2010-11-10 22:22:46 | 家づくり


写真では説明が難しいのですが
屋根の棟にダクトを並べます。

ここを通る空気は夏には100度前後になることもあるため
熱に強い断熱材(ネオマフォーム)で作られています。

右側の屋根面を空気が登ってきて、棟ダクトに集められ
冬は1階床下に、
夏は屋内に取り込まれることなく
左側から吐き出される仕組み。

昔のソーラーはこのダクトが屋内にあったため
夏の小屋裏暑さが問題になっていましたが
現在は外に出されることで解決しています。

ソーラー空気取り込み口

2010-11-06 20:15:09 | 家づくり


いよいよソーラーの工事が始まりました。
先ずは、屋根の先端で野地板に6cmX10cmの開口を開けます。
そこに防鳥網(1cmメッシュのステンレス)をとりつけ
空気の取り込み口が完成。

空気はここから入り、屋根と屋根板金の間を通る内に
暖められ、棟のダクトに入り(暖房用に)床下へと運ばれます。
(夏はもちろんすぐにはき出されます。)

とても仕組みは単純(ローテク)なため、理解が容易。
故障はほとんどがファンの部分なので、修理も簡単です。

フラットルーフにした理由

2010-11-01 20:58:37 | 家づくり


勾配屋根はパッシブソーラーのために必要ですが
その他の部分をフラットルーフにしました。

木造でフラットルーフ
抵抗がある方もいるかもしれませんが
平面的な床剛性と防水工事、そして断熱をきちんとすれば
問題ないと考えています。

防水工事については、勾配を木下地でなく
勾配のついた断熱材を敷くことで一石二鳥。

合板を二重に敷いて、FRP防水を施します。
水勾配と断熱。

さらに内側に断熱工事を施せば
きちんと工事が出来るわけです。