パッシブソーラーのダクトを棟に設置しました。
屋根のガルバリウム裏を通った空気が熱せられて
このダクトまで引きあげられる仕組み。
90~100度程度になることもあり
その温度に対応したネオマフォームという断熱材と
鉄板でつくられています。
一列に並んだダクトの一部に穴が空いていて
建物内部に空気が送られます。
黒色ガルバリウム鋼板は空気温度を上げる効果は大とはいえ
上がる温度に限界があるため、以前は屋根の上に強化ガラスを敷き
屋根ガルバとガラスの間の空気を閉じこめて、
ガルバ下を通る空気温度を強制的に上げましたが
強化ガラスを取り付ける手間と、メンテナンスを考慮して
最近は、空気が通る隙間に写真の「採熱板」を取り付けます。
これは空気の流れ道を迷路のようにして
流れが遅くするための装置です。
空気がジグザグに流れて居る間に、温度が高くなる という仕組み。
仕事が上手くいかずイライラしていると、頭の温度が高くなって行く
のとよく似ているわけです。
このアイデアはもしかしたら、そのような状況から生まれたのかもしれませんね。
分離発注では工事毎に発注する業者さんと施主が契約します。
今回も15社分の契約書を作成しました。
前日の夕方から準備しましたが
スタッフと二人がかりで、終了したのが11時前。
契約書なので、中身に間違いないか
添付する図面も準備して、綴じて
各二部、合計30部作成すると時間がかかりました。
おまけに、瑕疵担保保険の準備も重なり
1件の住宅といえども、工事契約してもらうのも一苦労です。
別の機会に書きますが、分離発注ではこの保険の準備が大変。
もう少し簡略化出来ないものかと思います。
とにかく書類だらけ!いい加減にしろ、と叫びたくなるのは
私だけではない筈。
文句はこれくらいにして・・・
分離発注で多くの業者と契約書を取り交わして
これから、いよいよ工事が始まります。
昨日は契約会を行い、関係者一同(一部欠席)顔をあわせました。
メンバー(業者さん)の顔ぶれも徐々に変わってきましたが
皆さん、これから数ヶ月よろしくお願いします。