家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

クリスマスの後コンクリート打ち

2008-12-27 18:53:34 | 家づくり


世の中クリスマスで盛り上がった後は
基礎配筋の修正箇所確認に続き
翌日ベースコンクリート打ちを行いました。



年内は30日に型枠をはずすところまで予定しています。
年明けまで型枠を置いておくと、はずしにくくなります。
養生期間も3日とれるので、このようにしました。

今年はこれで仕事納めですが、
もう一つ面倒で大変な仕事が残っています。

年賀状

クリスマスイブは基礎配筋検査

2008-12-24 19:23:30 | 家づくり


クリスマスイブの午後から配筋検査を行いました。
瑕疵保証の関係で、工務店手配による第三者の検査人も来ていました。

先ずは検査人の検査から。
第三者の検査では、これまで、大まかなところしかチェックしなかったのですが
今回の検査人は結構細かく見ていたようです。

しかし私が「設計者」
見るポイントは十分心得ているわけで、視点も少し違ってきます。
結局、いくつかの修正箇所、補強箇所が見つかりました。

あさっての朝、9時にコンクリート打ち開始の前に
朝8時にきてやります、という施工業者からの提案を却下。

手直しをあす25日に行うか、コンクリート打ちの時間をずらすよう
指示したところ、あす手直し工事をすることになりました。

そのため明日もう一度配筋検査となります。
しつこいようですが、構造上大事な工事であること、
コンクリートを打ってしまうとやり直しがきかないことの理由で
施工業者にも納得(?)してもらいました。

遣り方が始まりました

2008-12-16 20:41:44 | 家づくり


今日から本格的に工事の開始
基礎工事に先立って、建物の正確な位置と地面高さをきめる
ために遣り方からはじめます。

この敷地はJRの送電線が上空に架かっているため
建物の高さに制限があります。

と言っても、木造2階建て程度では全く問題はありません。
但し、工事にクレーン車を使うときに注意が必要です。

もちろん建築確認申請前には、JR該当部署と協議済み。
工事の前にも施工業者が打ち合わせ済み。

本日もJRの担当者が現場打ち合わせに来ました。
もしもクレーンが送電線に接触すると大変なことになります。
新幹線などの電車が動かなくなり・・・・・後はご想像通り。

建築家・篠原一男の作品に
「高圧線下の住宅」があって、学生時代に見たのを想い出しました。
高圧線による建築制限をそのまま建築形態に取り込んだ住宅です。
とても過激な形態で、衝撃を受けたのを覚えています。

この敷地ではもっと上空に架かっていることや
とてもそのような冒険は出来ないので、想い出だけにとどめておくことに。


ミックジャガーが表紙

2008-12-15 18:42:29 | 家づくり


本日発売の「50+」(フィフティプラス・プレジデント別冊)に
少しだけ登場しています。→プレジデント社

リフォームをするときの注意点について
P66~67に所々出ています。

もっといろいろ伝えたいことはあったのですが
編集の都合上でしょうか、これだけになりました。

発売前、昨日出版社より送ってもらい、表紙を見た瞬間驚きました
ミックジャガー
リフォームの特集号の表紙を、まさかこの人が飾っているとは!

それにしても存在感のある顔つきですね。
皺も深いし。参りました。


地盤改良工事に思うこと

2008-12-12 19:35:27 | 家づくり


あらかじめ予想していた通り、
地盤調査の結果、地盤改良工事を行うことになりました。

長さも想定通りにで3.0m+α。直径500φを28本。
合計の長さ約90mとなります。

工事の方法は、大きなドリルで地面に穴を開けて
セメント系固化材と水、土を撹拌し地中に柱を造る工法。

地盤の良くないところで2~3階木造住宅を建てる場合には
最もポピュラーです。



上端のレベルを設計通りであることを確認したあと、終了のマークを付けます。

考えてみれば、大地に穴をあけて柱を造る行為は、
エロチックであるのと同時に、とても神聖な行為ではないだろうか。

この工事の前には地鎮祭を済ませていますが
古代の人たちがこの光景を目にしたら、
必ず神様に祈るであろう。

人類がこの世から無くなれば環境問題は解決される、という考えがあるが
建築行為には、やらせて頂く、という謙虚な姿勢が大切ではないかと思うのです。


お酒は二十歳を過ぎてから

2008-12-11 19:21:44 | 生活
昨日は施主と打ち合わせの後、設計事務所の集まりの会議
その後、当然のように忘年会へという流れに身を任せてから
帰宅すると、娘の試験の答案結果がテーブルの上にありました。

保健の試験ですが、珍回答があったのでブログのネタに。
「未成年のあなたがお酒を勧められた時にどのように断るか」
という問いに対して
「あなたのお酒が飲めない訳では無いのですが、未成年のため
気持ちだけありがたくいただいておきます」という回答

主旨は良くわかるけれど・・・ウーン、やっぱりちょっとね
と親父は爆笑した次第です。
もちろん減点されていましたが。

そう言えばラジオで流れるビールやウイスキーなどのお酒のコマーシャルの終わりに、
成人でないとお酒を飲んではいけないことが流れます。
この表現に二通り有るのをご存知でしょうか。

「お酒は二十歳になってから」と「お酒は二十歳を過ぎてから」の2つ。

後の方では、21才にならないとお酒が飲めないということで、もしかしたら
間違いではないのか、と疑問に思っていました。

このこと妻に相談すると
二十歳を過ぎる というのは二十歳の誕生日を過ぎると言う意味で
どちらもほとんど同じ意味ではないか、という回答をもらい、納得。
ナルホドネ